音声合成機能を使用するには

音声合成機能は、入力したテキストを読み上げて、選択した音声で示します。入力している言語に適した音声を選択します。たとえば、スペイン語を入力する場合は、言語としてスペイン語を選択してから、スペイン語圏の音声を選択します。

1. メッセージの入力に使用する言語を選択します。この選択により、どの音声を使用してメッセージを伝えるかを決定します。

2. メッセージを読み上げる音声を選択します。

3. [メッセージ タイプ（Message Type）] を [メッセージを読み上げる（Say Message）] に設定します。

4. メッセージを入力します。

オーディオ ファイルをアップロードするには

要件

• ファイルタイプ: WAV ファイル

• サイズ: 5MB 以下

• サウンド形式: 8kHz、8bit u-law、8kHz、8bit a-law、8kHz、8bit pcm、8khz、16bit pcm、または MS-GSM

手順

1. 音声ファイルで使用されている言語を選択します。ユーザが自分のファイルをアップロードしている場合でも、この選択によって、システムエラーのメッセージに使用可能な音声を決定することができます。

2. システムエラーのメッセージを読み上げる音声を選択します。

3. ファイルをアップロードするメッセージタイプを設定します。

4. WAV ファイルを [インポート（Import）] ボックスにドラッグするか、またはファイルを参照するためのボタンをクリックします。

別のサーバ上の音声ファイルを使用するには

要件

• 音声ファイルは .wav または .mp4 形式である必要があります。

• ホストされている音声ファイルにアクセスするために https を使用している場合は、次の証明書要件を確認してください。

  • 証明書は、認証局によって署名されている必要があります。自己署名付き証明書は機能しません。

  • 現在のところ、サーバ名表示（SNI）をサポートしていません。証明書には専用の IP アドレスが必要です。

  • サーバは、TLS だけでなく SSL を使用して設定する必要があります。

  • SSL 証明書は jdk 1.8 u74 に用意されているデフォルトの Java キーストアに含まれている必要があります。

  • ストレージの場所をユーザ名とパスワードで保護し、HTTPS 暗号化を使用することを推奨します。

手順

1. 音声ファイルで使用されている言語を選択します。ユーザが自分のファイルを使用している場合でも、この選択によって、システムエラーのメッセージに使用可能な音声を決定することができます。

2. システムエラーのメッセージを読み上げる音声を選択します。

3. [メッセージ タイプ（Message Type）] を [メッセージを読み上げる（Say Message）] に設定します。

4. 再生する URL ファイルを入力します。いくつかの例を紹介しましょう。

   • 2 つのファイルを順番に再生する

     この例では、2 つのファイルが順番に再生されています。https://userID@password:server/myFiles/Welcome.mps and https://userID@password:server/myFiles/Specials.mp3

   • 音声ファイル付きのテキストの挿入

     今週の選択は次のとおりです。https://userID@password:server/myFiles/specials.mp3

     営業担当者につなぐには、1 を押します。

メッセージを聞く

設定を保存した後、自動アテンダントの電話番号をダイヤルして、メッセージを聞きます。

さまざまなタイプの入力（アカウント番号など）のプロンプトを発信者に提示し、その入力を変数に割り当てることができます。変数は、コール全体で利用可能であり、決定の要因となります。

入力された数字をテキストに変換することもできます。たとえば、発信者に対して、郵便番号を入力するように求めるのではなく、いくつかの都市を自動アテンダントで読み取り、発信者がその地域に適用するオプションを選択するようにすることができます。

発信者の入力情報を保存した後、決定のルーティングを設定するときに、セッション変数のリストからその名前を選択することができます。このように、特定の郵便番号から着信コールを転送する場合に、別の方法で転送することができます。

変数名は英数字、3～16 文字の長さで、大文字と小文字が区別されます。

発信者の名前やアカウント番号などの動的テキストを追加するオプションもあります。静的テキストに追加された動的テキストにより、自動アテンダントをカスタマイズし、発信者が信頼できるようになります。動的テキストは、日付、数字、または単語として読み取ることができます。

決定手順

発信者 ID の詳細に基づいてコールを自動的にルーティングする、決定の手順を含めることができます。たとえば、重要な人物を特定の宛先にルーティングしたり、発信者の市外局番に基づいて適切なオフィスにコールをルーティングしたり、発信者にその国コードに基づいた正しい言語を提示したりすることができます。

以下の点に注意してください。

• 発信者属性を選択すると、その条件に対して複数の値を入力できます。各値をコンマで区切ります。

• 番号には国コードを含め、E.164 形式に従う必要があります。たとえば、+12065551212 のようにします。

• 市外局番は、国コードと同じ意味を指します。

• 発信者名の属性は、内部の発信者だけに使用し、その名前を発信者 ID と同様に表示されるように入力することを推奨します。

内線番号によるダイヤル

発信者が誰かの内線番号を知っていれば、その番号にダイヤルできます。

「ここで内線番号をダイヤルしてください」などのメッセージを入力したり、自分の音声ファイルをアップロードしたりできます。

電話メニュー

電話メニューを使用して、発信者に情報を提供したり、発信者、ハントグループ、その他の自動応答にルーティングしたりすることができます。

発信者の名前やアカウント番号などの動的テキストを追加するオプションもあります。静的テキストに追加された動的テキストにより、自動アテンダントをカスタマイズし、発信者が信頼できるようになります。動的テキストは、日付、数字、または単語として読み取ることができます。

コールのルーティング

通話が他の送り先にルーティングされます。

例: 当社の自動アテンダントには、発信者が無効な入力を提供したときに次のステップに進む電話メニューが含まれています。通話を切断するのではなく、発信者に追加のサポートを提供したいのです。最初に、「問題が発生したようです。担当者におつなぎしています。」」というメッセージを追加しました。次に、コールをハントグループにルーティングするステップを追加しました。

さまざまなルーティングオプションについては以下で説明します。

• 自動アテンダントへのルーティング - 通話は別の自動アテンダントに転送され、発信者に他のオプションを提供します。

• ハントグループへのルーティング - 通話はハントグループにルーティングされ、ハントグループの設定に応じて、誰かが通話に応答します。ハントグループへ通話をルーティングするときは、グループ内のすべてのユーザが多数の同時通話をサポートできることを確認してください。そうしないと、通話が通らない可能性があります。

• 電話番号へのルーティング - 通話は外部番号に転送されます。たとえば、「オフィスは営業時間外です。明日電話してください。緊急のご用件の場合は、応答サービスを待機してください。」というアナウンスを行った後の自動応答を設定します。

• ユーザへのルーティング - 通話は、受付またはサポートエージェントなどの個人に転送されます。ユーザにコールをルーティングするときは、それらのユーザが多数の同時通話をサポートできることを確認してください。そうしないと、通話が通らない可能性があります。

• ボイスメールへのルーティング: 通話は他のユーザのボイスメールに転送され、発信者はメッセージを残すことができます。

[メッセージを残す（Say Message）]

発信者は、企業に関する情報や自動アテンダントオプションなどのメッセージを聞くことができます。メッセージの作成には、音声合成機能を使用する方法と、自分の音声ファイルをアップロードする方法があります。

発信者の名前やアカウント番号などの動的テキストを追加するオプションもあります。静的テキストに追加された動的テキストにより、自動アテンダントをカスタマイズし、発信者が信頼できるようになります。動的テキストは、日付、数字、または単語として読み取ることができます。