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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco® Catalyst Center(旧 Cisco DNA Center™)は、ネットワークの管理、シスコへの投資の最適化、IT 支出の削減などを実現する強力なネットワークコントローラであり、管理ダッシュボードでもあります。Catalyst® Center は、ネットワークの実行を簡素化するために、すべての基本的な管理タスクに対して単一のダッシュボードを提供します。このプラットフォームにより、IT 部門は変化や課題に迅速かつよりインテリジェントに対応できます。
● 設計:直感的なワークフローを使用し、ネットワークデバイスの展開場所からネットワークの設計を開始します。
● ポリシー:ビジネスニーズに基づいて高度にセキュアなアクセスとネットワークのセグメント化を促進する、ユーザーとデバイスのプロファイルを定義します。アプリケーションポリシーを使用すると、ビジネスクリティカルなアプリケーションは、ネットワークの輻輳に関係なく、一貫したパフォーマンスを提供できます。
● プロビジョニング:ポリシーベースの自動化を使用して、ビジネスの優先順位に基づいてネットワークにサービスを配信し、デバイスの導入を簡素化します。ゼロタッチ デバイス プロビジョニングおよびソフトウェアイメージ管理機能により、デバイスのインストールまたはアップグレード時間が数時間から数分に短縮され、市販のシスコ製デバイスのプラグアンドプレイ機能を使用して、新しいリモートオフィスを容易にオンライン化できます。さらに、Cisco Secure Network Analytics(旧 Cisco Stealthwatch®)サービスは、NetFlow および暗号化トラフィック分析(ETA)を分析サービスに送信するため、ネットワーク要素をプロビジョニングします。
● アシュアランス:ネットワーク上のすべてのポイントをセンサーに変え、アプリケーション パフォーマンスやユーザー接続に関する継続的なストリーミングテレメトリをリアルタイムで送信できます。これにより、自動的なパストレースの可視性とガイド付きの修復が連動し、ネットワークの問題が表面化する前に数分で解決されます。Cisco Secure Network Analytics の自動 NetFlow スイッチ設定は、暗号化されたトラフィックに隠されている場合でも、脅威の検出と軽減を提供します。
● プラットフォーム:オープンで拡張可能なプラットフォームにより、サードパーティのアプリケーションとプロセスは、Catalyst Center とデータやインテリジェンスを交換できます。これにより、Catalyst Center のネットワーク インテリジェンスに基づいてワークフロープロセスを自動化することで、IT 運用が向上します。
Catalyst Center
Catalyst Center は、このすべての機能を統合コントローラに組み込み、一括管理によって提示する、集中型のネットワーク管理システムです。
Cisco Catalyst Center は、Amazon Web Services(AWS)を使用してクラウドに、または VMware ESXi を使用してオンプレミスに、仮想アプライアンスとして導入できます。仮想化により、お客様は運用の柔軟性を高め、価値実現までの時間を短縮できます。仮想アプライアンスは、ファブリック展開と非ファブリック展開をサポートしています。
ESXi 上の仮想アプライアンスを使用すると、お客様はハードウェアのライフサイクルを簡素化しながら、CapEx を削減できます。展開では、ESXi の高可用性機能を活用できます。
表 1. スケールおよびハードウェア仕様
SKU |
DN-SW-APL |
説明 |
Catalyst Center 仮想アプライアンス |
デバイス1(スイッチ、ルータ、ワイヤレスコントローラ)(非ファブリック) |
1000 |
デバイス1(スイッチ、ルータ、ワイヤレスコントローラ)(ファブリック) |
2000 |
ワイヤレスアクセスポイント(非ファブリック) |
4000 |
ワイヤレスアクセスポイント(ファブリック) |
3000 |
ワイヤレスセンサー |
600 |
同時エンドポイント |
25,000 |
一時エンドポイント |
75,000 |
エンドポイントの比率:有線、無線 |
いずれか いずれか |
サイト要素 |
2500 |
ワイヤレスコントローラ |
500 |
ポート2 |
48,000 |
API レート制限 |
50 API/分 |
NetFlow(フロー数/秒) |
30,000 |
ソフトウェアイメージの同時更新 |
100 |
Catalyst Center SD-Access のスケール |
|
デバイス1(スイッチ、ルータ、ワイヤレスコントローラ) |
2000 |
ワイヤレス アクセス ポイント |
3000 |
ファブリック ドメイン数 |
10 |
ファブリックサイト |
500 |
レイヤ 3 仮想ネットワーク |
64/サイト |
ファブリックデバイス |
500/サイト |
拡張可能グループ数 |
4000 |
アクセス契約数 |
500 |
グループベースのポリシー |
25,000 |
IP プール3、4、5 |
1006 |
レイヤ 2 仮想ネットワーク3、4、5 |
1006 |
注:
システム要件については、表 2 を参照してください。
表 2. 仮想アプライアンスの最小要件
仕様 |
要件 |
プロセッサ |
64 GHz が予約された 32 の vCPU を VM 専用にする必要があります。 |
メモリ |
256 GB が予約された 256 GB の Dynamic Random Access Memory(DRAM) を VM 専用にする必要があります。 |
ストレージ |
3 TB |
ESXi |
VMware vSphere(ESXi および vCenter Server を含む)7.0.x 以降とすべてのパッチ |
I/O 帯域幅 |
180 MB/sec |
IOPS(1 秒当たりの入出力処理) |
2000 ~ 2500 |
Network Interface Card(NIC) |
ネットワークポートあたり 1 Gbps ネットワーク |
製品使用状況テレメトリは、Cisco Catalyst Center のステータスと機能に関する貴重な情報を提供します。Catalyst Center は、製品使用状況のデータを自動的にシスコに接続して送信するように設定されています。このデータを収集することで、製品チームは顧客により優れたサービスを提供できるようになります。このデータと関連する分析情報により、シスコは潜在的な問題をプロアクティブに特定し、サービスとサポートを改善し、ディスカッションを促進して新規および既存の機能からより多くの価値を収集し、IT チームによるライセンス権限のインベントリレポートと今後の更新を支援します。
Catalyst Center のプライバシーについては、『Cisco Catalyst Center Privacy Data Sheet』を参照してください。
Catalyst Center が、迅速な対応、コスト削減、リスクの軽減にどのように役立つかを
https://cisco.com/go/catalystcenter でご確認ください。