Cisco Provider Connectivity Assurance センサー データシート

データ シート

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Updated: 2024 年 7 月 25 日

偏向のない言語

この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブ ランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。

翻訳について

このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。

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Cisco® Provider Connectivity Assurance センサー(旧 Accedian Skylight センサー)は、プロアクティブなサービスアシュアランスソリューションである Provider Connectivity Assurance 用の物理または仮想のインストゥルメンテーション レイヤを形成します。通信サービスプロバイダー、企業、および公共部門の組織にきめ細かでリアルタイムのサービス中心の可視性を提供し、所有またはリースしているネットワークのインフラストラクチャ、サービス、接続をモニタリング、確保できるようにします。

製品の概要

Provider Connectivity Assurance センサーを使用すると、模擬テストトラフィックを送信(アクティブテスト)するか、既存のトラフィックをサンプリング(パッシブテスト)して、ネットワークの接続性とパフォーマンスに関する詳細かつ正確なインサイトを得ることができます。センサーのタイプに応じて、レイヤ 2 からレイヤ 7 のサービスを 24 時間 365 日モニタリングして、サービスレベル契約(SLA)に従っていることを実証したり、ベースラインの結果からの逸脱を検出したりすることが可能です。センサーは、重要業績評価指標(KPI)を Provider Connectivity Assurance 分析エンジンに提供し、1 日あたり膨大な数の KPI にまで拡張できます。

多様なタイプのネットワークをインストゥルメント化するため、Provider Connectivity Assurance センサーはソフトウェアとハードウェアの両方でさまざまなフォームファクタで提供されます。このデータシートでは、ソフトウェアベースのセンサーオプションについて説明します。

     センサーエージェント:コンテナ化された(クラウドネイティブ ネットワーク機能(CNF))テストエージェントは軽量のソフトウェアベースのアクティブテストポイントです。エージェントには、アクチュエート、スループット、トレース、トランスファーなどがあります。

     センサーコントロール:大規模なソフトウェアベースのアクティブテスト用の仮想マシン(仮想ネットワーク機能(VNF))高性能テストシステム。

     センサーキャプチャ:大規模なソフトウェアベースのパッシブトラフィックおよびアプリケーションのモニタリング用の仮想マシン(VNF)高性能テストシステム。

     センサー SFP およびモジュール:キャプチャ ソフトウェア センサーのテストポイントを物理的に配置するために使用される、大規模かつ高帯域幅のテスト用の物理的(物理ネットワーク機能(PNF))で高精度なワイヤスピードのプラガブルテストポイント。

ユースケース、ネットワークトポロジ、およびユーザーの規模拡張要件に応じて、センサーを任意に組み合わせて使用できます。自動プロビジョニングの場合、テスト機能は API を介して使用でき、既存のワークフローシステムまたは Cisco Crosswork® Network Automation プラットフォーム(Cisco Crosswork Network Controller および Network Services OrchestratorNSO))に統合できます。

プラガブル ハードウェア センサー オプションは、センサー コントロール ソフトウェア用のオプションの物理的なインストゥルメンテーショ レイヤとして機能します。センサー コントロール ソフトウェアを利用するハードウェアセンサーは、Assurance センサー SFP およびセンサーモジュールです。これらのセンサーの詳細については、それぞれのデータシートを参照してください。

機能と利点

表 1.           Provider Connectivity Assurance センサーの機能と利点:エージェント、キャプチャ、コントロール

機能

利点

サービス中心の可視性

エンドツーエンドのネットワークとサービスのパフォーマンスをリアルタイムで可視化することで問題を迅速に特定して解決し、ダウンタイムがエンドカスタマー エクスペリエンスに与える影響を最小限に抑えます。

標準規格に準拠したテストと測定のサポート

スケーラブルで実績のある、業界標準規格に準拠したテストと測定。IETF RFC5357ITU-T Y.1731、および IEEE 802.1 標準規格に準拠したテストをサポートし、すでに展開されているインフラストラクチャの組み込みレスポンダを活用します。

400 以上のメトリックと 50 以上のパフォーマンス KPI のモニタリング

パフォーマンス KPI を大規模にモニタリングしてテストすることで、接続性、品質、およびパフォーマンスの問題に対処します。

きめ細かい精度とレポート

マイクロ秒単位の KPI 精度とミリ秒単位のレポート粒度により、サービス品質をクラス最高レベルで詳細に可視化します。

オープン API

オープン API 仕様のセンサーおよびテスト構成(Cisco Crosswork Network Controller および NSO と統合)により、REST RESTCONF / YANG の両方をサポートします。

自動化されたアシュアランス

リアルタイムのメトリックフィードとアラートにより、完全に自動化されたクローズドループ アシュアランスのユースケースを実現します。

優れた機能

あらゆる場所での接続性の確保

point of interest(地点情報)」の計測は、正確なネットワークとサービスの保証に不可欠です。センサーは可視性が求められる場所とレイヤ(物理的または仮想的)に正しく展開する必要がありますが、バックエンドのメトリックを収集し分析することで展開規模に合わせて拡張し、リアルタイムのダッシュボードとアラート機能を維持できます。

Cisco Provider Connectivity Assurance プラットフォームは拡張性を考慮して構築されており、複数のセンサー導入オプションを用意しています。また、完全に自動化してシスコまたはサードパーティのワークフローエンジンと統合できます。

柔軟な展開オプション:

     Docker ツールまたは Kubernetes Helm チャートによる自動展開をサポートする、x86 / ARM アーキテクチャ対応の純正ソフトウェアセンサー

     ソフトウェア(VM)とネットワーク インターフェイス カード(NIC)ハードウェアによる高精度のタイムスタンプ

     大規模なハブアンドスポーク型のアシュアランスシナリオとメッシュ型のアシュアランスシナリオにより水平拡張が可能

     サービスのインラインで、またはライン外の別ポートで、プラガブルハードウェア(Assurance センサー SFP またはセンサーモジュール)を使用して既存のインフラストラクチャをインストゥルメント化するオプション

     大型フォームファクタ ハードウェア センサーをオプションで使用可能

リアルタイムの可視性:

     カスタムウィジェットを活用してダッシュボードをカスタマイズでき、リアルタイムのサービスパフォーマンスのインサイトとレポートを表示できます。

     ロールベース アクセス コントロール(RBAC)を活用して、適切なユーザーグループが必要なデータを確認できるようにします。

プラットフォームのサポート

表 2.           Assurance センサー導入サポートと高レベル機能セット

アシュアランスセンサー

サポートされているプラットフォーム

サポートされている機能セット

[エージェント(Agents]

DockerKubernetes x86、および ARM

レイヤ 3 双方向アクティブ測定プロトコル(TWAMP)、ECHOTracerouteTCP スループット、HTTP / HTTPS

Capture

VMwareKVM

レイヤ 4 ~レイヤ 7 のインメモリ リアルタイム フロー分析

制御

VMwareKVM

レイヤ 2 ~レイヤ 4 のイーサネットの運用、管理

SFP(センサーコントロールを備えたハードウェア)

SFP 1G / 10G

レイヤ 2 ~レイヤ 4 ETH-OAMTWAMPECHO、ワイヤスピード Y.1564、パッシブメータリング

モジュール(センサーコントロールを備えたハードウェア)

スタンドアロン 1G / 10G 2 ポート

レイヤ 2 ~レイヤ 4 ETH-OAMTWAMPECHO、ワイヤスピード Y.1564、パッシブメータリング

ライセンス

ソフトウェアセンサーにはライセンスは必要ありません。センサーは、次の Provider Connectivity Assurance プラットフォームの RTU ライセンスに含まれています。

表 3.           Provider Connectivity Assurance プラットフォームのライセンス

説明

PID

Essentials RTU ライセンス

SKY-ESS-RTU

Advantage RTU ライセンス

SKY-ADV-RTU

RTU に加えて、テストセッションごとにライセンスが必要です。

表 4.           Provider Connectivity Assurance のテストセッションとフローライセンス

説明

PID

説明

Essentials のテストセッションとソフトウェアライセンス

SKY-ESS-TEST

アクティブテストで Essentials RTU ライセンスを使用している場合のテストセッション

Advantage のテストセッションとソフトウェアライセンス

SKY-ADV-TEST

アクティブテストで Advantage RTU ライセンスを使用している場合のテストセッション

Advantage のフロー ソフトウェア ライセンス(1 分あたり 100,000 のフロー分析を含む)

SKY-ADV-FLOW

Assurance センサーキャプチャのフロー

Advantage のテレメトリ ソフトウェア ライセンス

SKY-ADV-TELEM

テレメトリ取り込みのライセンス

製品仕様

表 5.           Assurance センサーの特性と機能

センサーのタイプと機能

容量

センサー エージェント アクチュエート – RFC5357 TWAMP Light / TWAMP Control

500 セッションエージェントあたり 5,000 pps

センサー エージェント アクチュエート – RFC862 UDP / ICMP Echo

500 セッションエージェントあたり 5,000 pps

センサー エージェント スループット – RFC6349

1 テストをアクティブに実行、連続テストのスケジュール機能

センサー エージェント トランスファー – TCP L7 – HTTPS / FTP / TCP

250 回のテストを連続で実行またはスケジュール

センサー エージェント トレース – Traceroute レイヤ 3

1 テストをアクティブに実行、連続テストのスケジュール機能

センサーキャプチャ

検出および分類可能な 5,000 を超えるアプリケーション

センサーコントロール – RFC5357 TWAMP Light / TWAMP Control

4,000 セッションインスタンスあたり 80,000 pps

センサーコントロール – RFC862 UDP / ICMP Echo

4,000 セッションインスタンスあたり 80,000 pps

センサーコントロール – ITU-T Y.1731IEEE 802.1ag ETH-DMETH-LBETH-VS

4,000 セッションインスタンスあたり 80,000 pps

Provider Connectivity Assurance センサーを使用する主要なアクティブ パフォーマンス テストのタイプ

Provider Connectivity Assurance プラットフォームは、Assurance センサーを使用して次のような測定およびテスト機能を提供します。

     TWAMP:双方向アクティブ測定プロトコル

     ETH-DM:イーサネット遅延測定

     ETH-LB:イーサネットループバック

     ICMP EchoICMP(インターネット制御メッセージプロトコル)エコー

     UDP Echo:ユーザー データグラム プロトコル エコー

     ETH-VS:イーサネットベンダー固有

     TCP スループット(RFC 6349

     Traceroute

KPI には次のものが含まれます。

1.     継続的な SLA タイプのモニタリング(センサー エージェント アクチュエートおよびセンサーコントロール)

一方向遅延、PDV、および IPDV(ジッター)

     最大、最小、および平均

     中央値(p50

     パーセンタイル値 257595969899

     標準偏差

一方向パケット統計

     パケット損失(数および割合)

     最小 / 最大バースト損失

     パケット順序変更(数および割合)

     パケット重複(数および割合)

一方向パケットフィールドおよび QoS メトリック

     最大 IP TOSDSCP diffserv

     最小 IP TOS

     最大 / 最小 TTL

     MOS / R-value

2.     継続的なパッシブ アプリケーション モニタリング(センサーキャプチャ)

解析されるプロトコル層

     arp

     bootp

     cifs

     citrix

     citrix_channels

     データベース

     dce_rpc

     dhcp

     dns

     email

     ftp

     http / http2

     icmp

     ipsec

     kerberos

     ldap

     non-ip

     other-ip

     rdp

     smb

     socks5

     sql

     ssh

     tcp

     tls

     udp

     vnc

     voip

パフォーマンスおよび帯域幅の分析のために認識および分類されるアプリケーション

     5,000 以上の一般的な SaaS アプリケーション(クラウドサービス)

     カスタムアプリケーション定義フィルタ

3.     定期または単発のアクティブテストの KPI(センサー エージェント トランスファー、センサー エージェント スループット、センサー エージェント トレース)

     DNS 探索時間

     HTTP / HTTPS / FTP / TCP サービスの応答時間

     アセットのダウンロード時間

     アップリンク / ダウンリンクの TCP スループット

     TCP ウィンドウサイズの変化

     パス RTTTCP テスト中)

     Traceroute ホップ IPDNS

     Traceroute ホップ数、パス変更

詳細については、テクニカルドキュメントを参照してください。

システム要件

表 6.           センサーエージェントの最小要件

機能

説明

ディスク容量

100 MB

CPU

0.05 CPU

メモリ

200 MB

ソフトウェア

x86-64 または ARM64 Docker 22.05 以降

上記は最小要件です。さまざまなスケーリングオプションについては、センサーエージェントのリリースノートを参照してください。

表 7.           センサーキャプチャの最小要件

機能

説明

ディスク容量

4 GB

CPU

2 コア

メモリ

8 GB

ソフトウェア

KVMlibvirt)または VMware ESXi 6.5 以降

上記は最小要件です。さまざまなスケーリングオプションについては、センサーキャプチャのリリースノートを参照してください。

表 8.           センサーコントロールの最小要件

機能

説明

ディスク容量

10 GB

CPU

1 つのコア

メモリ

4 GB

ソフトウェア

KVMlibvirt)または VMware ESXi 6.5 以降

上記は最小要件です。さまざまなスケーリングオプションについては、センサーコントロールのリリースノートを参照してください。

注文情報

Cisco Provider Connectivity Assurance プラットフォームの購入については、シスコの購入案内のページをご覧ください。

すべてのソフトウェア アシュアランス センサーはプラットフォーム RTU ライセンスに含まれています。

表 9.           Provider Connectivity Assurance プラットフォームのライセンス

説明

PID

Essentials RTU ライセンス

SKY-ESS-RTU

Advantage RTU ライセンス

SKY-ADV-RTU

保証情報

テクニカルサポートとソフトウェアアップデートはサブスクリプション ソフトウェアに含まれています。

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詳細情報

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