この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブ ランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
Cisco® IP Phone 8861 は、ビジネスクラスのコラボレーション エンドポイントとして、忠実性に優れ、信頼性が高いセキュアでスケーラブルな Voice over IP コミュニケーションを介した音声通信と、個人のモバイルデバイスにテレフォニー機能を統合する Cisco Intelligent Proximity を兼ね備えており、小規模から大規模企業までをサポートします。
IP Phone 8861 を使用すると、強力で使いやすいユーザーエクスペリエンスを通じて、個人の生産性を高めることができます。IP Phone 8861 は、人間工学に基づいた魅力的なデザインと広帯域オーディオを組み合わせることで、きわめてクリアな音声通信、「常時稼働」の信頼性、セキュリティ強化のための暗号化された音声通信に加えて、シスコのオンプレミスおよびホステッド インフラストラクチャ プラットフォームからユニファイド コミュニケーション機能の包括的なスイートへのアクセスを実現します。IP Phone 8861 はサードパーティ製ホステッド呼制御サービスもサポートします。
さらに、Cisco Intelligent Proximity は、デスク作業でのモバイルデバイス使用時にデスクとモバイルの世界を一体化します。携帯電話での通話中に IP Phone 8861 に音声パスを移動することで、優れた音響を活用できます。一例として、通話を同僚に聞かせることも可能です。この機能により、デスク業務に柔軟性がもたらされ、ユーザーエクスペリエンスが向上します。
IP Phone 8861 は 2 つの USB ポートを標準装備しているため、デスクで仕事している間に個人のモバイルデバイスを充電し、デスクから離れているときでも接続状態を保てます。
Cisco IP Phone 8861 には、5 個のプログラム可能なライン キーがあります。キーを設定することで、複数のディレクトリ番号や、短縮ダイヤルなどのコール機能をサポートできます。また、回線ごとの複数コール機能を使用して、個々のディレクトリ番号に対する複数の通話を処理できるため、生産性が大幅に向上します。固定の機能キーを使用すると、アプリケーションやメッセージング、ディレクトリに加えて、保留と再開、転送、会議など、よく使うコール機能にワンタッチでアクセスできます。5 通りのナビゲーション クラスタを使用すると、さらに簡単にメニューを切り替えることができます。バックライト搭載の音響キーにより、音声パスの選択と切り替えが柔軟になります。
さらに、シスコは、使用済み再生プラスチック素材を率先して使用することで、製品に循環型設計の原則を取り入れています。8811 は、製品自体の電気電子機器廃棄物を使用して循環を完結させる一方で、天然資源の使用量を減らしているモデルの 1 つです。この取り組みの詳細については、シスコの循環型経済に関する Web サイトを参照してください。
● Cisco IP Phone 8861 は、5 インチの高解像度(800 X 480)ワイドスクリーン VGA バックライト カラー ディスプレイを備えています。右から左へのテキスト表示への対応など、現地語へのローカライズに配慮した設計により、世界各地のユーザーのニーズに応えます。
● この電話機は、ネットワーク接続と PC 接続の両方に対応したギガビット イーサネット スイッチを搭載しています。
● また、802.11a/b/g/n/ac WLAN に対応したキャンパスをサポートします。
● Cisco IP Phone 8861 は Cisco EnergyWise™ テクノロジーを採用しており、エネルギー効率が高く環境にも優しいほか、Energy Star にも準拠しています。
● オプションの壁面マウント キットをご希望のお客様は、スペア パーツとして発注できます。
● オプションの IP Phone 8800 キー拡張モジュールが最大 3 つまでサポートされ、回線/機能キーを最大 108 個まで追加できます。
● チャコール グレーとホワイトの 2 色からお選びいただけます。
表 1 に、Cisco IP Phone 8861 の機能と利点の一覧を示します。
機能 |
利点 |
ハードウェア機能 |
|
人間工学に基づいた設計 |
●
この電話機は、使いやすいインターフェイスを備えており、従来のテレフォニーと同様のユーザーエクスペリエンスを提供します。
|
グラフィカルディスプレイ |
● 800 X 480
、24
ビットカラー、5
インチの WVGA
ディスプレイで、コール機能やテキスト
ベースの XML
アプリケーションにスクロールしてアクセスできます。
|
ハンドセット |
●
ハンドセットは標準規格のワイドバンド対応音声ハンドセット(RJ-9
ポート経由で接続)です。
●
標準のコイル状のコードは、電話機の下にケーブルを隠して配線するためのカスタム
エンドを備えています(コードの長さはコイル状で約 55 cm
(21
インチ)、最長 183 cm
(72
インチ)まで延長可能)。
●
ハンドセットは、補聴器対応型(HAC
)で、アメリカ障がい者法(ADA
)の連邦通信委員会(FCC
)音量要件に適合しています。Walker Equipment W-10
や CE-100
アンプのような業界標準のインラインハンドセット増幅器を使用することにより、Section 508
の音量要件に対応できます。ダイヤルパッドも ADA
に準拠しています。
|
スピーカーフォン |
●
全二重スピーカーフォンにより、ハンズフリーで柔軟に通話の発着信を行うことができます。スピーカーフォンモードを使用している場合、セキュリティ強化のために音声デュアルトーン多重周波数(DTMF
)トーンはマスクされます。
|
アナログヘッドセット |
●
アナログヘッドセットのジャックは、標準規格のワイドバンド対応 RJ-9
オーディオポートです。
|
AUX ポート |
● AUX
ポートは、サードパーティ製のヘッドセットを接続した電子フックスイッチ制御をサポートする場合に
使用できます。
|
外部オーディオ ポート |
●
この電話機には、3.5 mm
ステレオ
ライン入出力ジャック(オプションの外付けヘッドセット、スピーカー、またはヘッドフォン用)があります。
|
USB |
●
2
つの
USB
ポートは、有線またはワイヤレスのヘッドセットを有効にすることでコール処理の利便性を強化するほか、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスへの充電機能を提供します。
◦ 側面の USB ポートは、5 V または 2.5 W で最大 500 mA 電力出力を提供します。 ◦ 背面 USB(黄色)ポートは、500 mA 電力出力を提供します。5 V または 10.5 W で最大 2.1 A 電力出力をサポートするようにアップグレードすることができます。 |
イーサネットスイッチ |
●
内蔵 2
ポートのシスコ
イーサネット
スイッチにより、電話機および同じ場所にある PC
の両方を、単一の LAN
接続で RJ-45
インターフェイスを介して 10/100/1000BASE-T
イーサネット
ネットワーク(IEEE 802.3i/802.3u/802.3ab
)に直接接続できます。
●
音声およびデータトラフィックのセキュリティと信頼性を向上させるために、システム管理者は PC
と電話機に別々の VLAN
(IEEE 802.1Q
)を指定することができます。
|
Bluetooth |
●
この電話機は、Bluetooth 3.0 Enhanced Data Rate
(EDR
)Class 1
テクノロジー(最大 20 m
(66
フィート)範囲)を提供します。
● Hands-Free Profile
(HFP
)のサポートにより、配線不要でヘッドセット接続と音声通信が可能です。
● Phone Book Access Profile
(PBAP
)により、デバイス間の電話帳オブジェクトの交換がサポートされています。
|
Wi-Fi クライアント |
● Cisco IP Phone 8861
は有線イーサネットの代わりに Wi-Fi
無線接続をサポートし、Wi-Fi
アクセス
ポイント
インフラストラクチャに接続するためのアンテナを内蔵しています。これにより、職場の環境ごとにイーサネット
ケーブルを敷設する手間とコストを削減できます。完全な Wi-Fi
仕様については、表 4
を参照してください(本文書の後半部)。
|
キー |
●
この電話機には、次のキーがあります。
◦ 回線キー ◦ ソフトキー ◦ バック キーおよびリリース キー ◦ 4 方向ナビゲーションおよび選択キー ◦ 保留/再開、転送、および会議キー ◦ メッセージングキー、アプリケーションキー、ディレクトリキー ◦ 標準キーパッド ◦ 音量調節トグルキー ◦ スピーカーフォン、ヘッドセット、ミュートキー |
バックライトインジケータ |
●
音声パスキー(ハンドセット、ヘッドセット、スピーカーフォン)、選択キー、ライン
キー、メッセージ待機のバックライト搭載インジケータをサポート。
|
交換可能なベゼル |
●
黒色のベゼルが標準装備。オプションでシルバーのベゼルも発注可能。
|
デュアルポジションのフットスタンド |
●
見やすいディスプレイと、使いやすいボタンとキーを搭載。2
段階に調節できるフット
スタンドで、表示角度を 35
度と 50
度に設定できます。フット
スタンドを取り外し、本体底面の取り付け穴を使用して壁に設置することもできます。
|
壁面取り付け可能 |
●
壁面マウント
キット(別売)を使用して、電話機を壁に取り付け可能です。
|
キー拡張モジュール(KEM) |
●
最大 3
つの KEM
をサポートしており、回線ボタンを 5
~ 113
個に拡張可能。多数の短縮ダイヤルまたはプログラム可能な機能によって高い利便性を実現。
|
物理的なセキュリティ |
● Kensington
セキュリティスロット(K-Slot
)盗難防止システムに対応。
|
電力機能 |
|
IEEE Power over Ethernet(PoE) |
● IEEE Power over Ethernet
クラス 4
をサポート。この電話機は、IEEE 802.3af
および 802.3at
スイッチ
ブレードの両方に対応しており、Cisco Discovery Protocol
と Link Layer Discovery Protocol - Power over Ethernet
(LLDP-PoE
)の
両方をサポートします。
|
Cisco IP Phone Power Cube 4 |
●
このオプションの電源キューブは、PoE
以外を導入する際の AC/DC
(48 V
)電源に使用されます。Power Cube 4
を使用する場合は、使用国に対応した AC
コードを使用してください。
|
呼制御サポート |
|
Cisco Unified Communications Manager |
● 8.5.1
(非セキュア
モードのみ)
● 8.6.2
● 9.1.2
● 10.5.2
● 11.0
以降
|
Cisco Unified Communications Manager Express (Unified CME) |
● Fast Track
により 10.0
以降
|
Cisco Business Edition 6000(BE 6000) |
● 8.6.2
● 9.1.2
● 10.5.2
● 11.0
以降
|
Cisco Hosted Collaboration Solution(HCS) |
● 8.6.2
以降(上記のサポート済み UCM
バージョンを使用)
|
Cisco® IP Phone 8861 を Cisco Unified Communications Manager に接続するには、Enhanced User Connect License(UCL)が必要です。
環境の持続可能性に関するシスコのポリシーおよびイニシアチブの詳細については、「CSR と社会的責任」の項を参照してください。
持続可能性に関するトピック |
参考資料 |
|
全般 |
製品に含まれる素材に関する法規制情報 |
|
製品、バッテリ、パッケージを含む電子廃棄物法規制に関する情報 |
||
持続可能性に関するお問い合わせ |
||
認定および適合規格 |
||
製品の回収および再利用プログラムに関する情報 |
||
電力 |
Cisco EnergyWise |
|
Energy Star |
||
電力機能 |
||
素材 |
製品パッケージの重量と材料 |
|
寸法および重量 |
||
使用済み再生プラスチック |
表 2 に、Cisco IP Phone 8861 の機能と仕様の一覧を示します。
表 2. Cisco IP Phone 8861 の機能と仕様
機能 |
仕様 |
●
オートゲインコントロール(AGC
)
●
コンフォートノイズ生成
●
サイレンスサプレッション/
音声アクティビティ検出
●
音響エコーキャンセレーション(AEC
)
●
動的なノイズリダクション
|
|
● G.711 a-law
および μ-law
、G.722
、G.729a/b
、インターネット低ビットレートコーデック(iLBC
)、および Internet Speech Audio Codec
(iSAC
)、G.722.1
、G.772.2
、OPUS
|
|
主な通話機能のサポート |
●
プラスダイヤリング
●
短縮ダイヤル
●
着信音と音声の音量調節
●
調節可能なディスプレイ輝度
●
エージェント
グリーティング
●
自動応答
●
ヘッドセットの自動検出
● cBarge
●
話中ランプフィールド(BLF
)
●
話中ランプフィールド(BLF
)ピックアップ
●
話中ランプフィールド(BLF
)短縮ダイヤル
●
コールバック
●
コール転送
●
コール転送通知
●
コールフィルタ
●
通話履歴一覧
●
コールパーク
●
コール
ピックアップ
●
コールタイマー
●
コールウェイティング
●
コール監察
●
発信者 ID
●
社内ディレクトリ
●
会議(従来の参加機能を含む)
● Cross Cluster Extension Mobility
(EMCC
)
●
直接転送
●
拡張モビリティ
●
ファストダイヤルサービス
●
強制アクセス
コードおよびクライアント識別コード
●
グループのコール
ピックアップ
●
保留
●
インターコム
●
即時転送
●
悪意のある発信元の識別
●
メッセージ待機インジケータ(MWI
)
● Meet-Me
会議
●
モビリティ
●
保留音(MoH
)
●
ミュート
●
ネットワーク
プロファイル(自動)
●
ネットワーク内外の固有呼び出し音
●
パーソナル
ディレクトリ
●
ピックアップ
●
送信前のプレダイヤル
●
プライバシー
● Private Line Automated Ringdown
(PLAR
)
●
リダイヤル
●
ライン
アピアランスごとの着信音
●
サービス URL
●
共有回線
●
サイレント
モニタリングと録音
●
スピードダイヤル
●
日時表示
●
転送
● Uniform Resource Identifier
(URI
)ダイヤリング
●
ビジュアル
ボイスメール
●
ボイスメール
●
ウィスパーコーチング
|
電子フックスイッチ |
● USB
または AUX
ポートに接続されたサードパーティ製のヘッドセットを使用するか、Bluetooth
を介して電話機と直接ペアリングすることで、電子的にフックスイッチを制御できます。
|
Cisco Intelligent Proximity |
●
音声パスの移動により、IP Phone 8861
を介して、モバイルデバイスが接続されたコールの音声を送信します。
●
通話履歴同期を使用すると、IP Phone 8861
からモバイルデバイスの発信や
不在着信を表示できます。
●
連絡先を同期すると、モバイルデバイスから IP Phone 8861
に
連絡先を同期できます。
|
Quality of Service(QoS)オプション |
● Cisco Discovery Protocol
および 802.1Q/p
規格をサポートします。Admin VLAN ID
による VLAN ID
のオーバーライドを含む 801.1Q VLAN
ヘッダーで構成できます。
|
ネットワーク機能 |
● Session Initiation Protocol
(SIP
)シグナリング
●
Session Description Protocol
(
SDP
)
● IPv4
と IPv6
●
User Datagram Protocol
(
UDP
)(
Real-time Transport Protocol
(
RTP
)
でのみ使用
)
● Dynamic Host Configuration Protocol
(DHCP
)クライアントまたは静的設定
● Gratuitous Address Resolution Protocol
(GARP
)
●
ドメインネームシステム(DNS
)
●
トリビアルファイル転送プロトコル(TFTP
)
● Hypertext Transfer Protocol Secure
(HTTPS
)
● VLAN
● Real-time Transport Protocol
(RTP
)
● Real-Time Control Protocol
(RTCP
)
● Cisco Peer-to-Peer Distribution Protocol
(PPDP
)
● Cisco Discovery Protocol
● LLDP
(LLDP-MED
を含む)
●
速度のオートネゴシエーションの切り替え
|
セキュリティ機能 |
●
セキュアブート
●
セキュアなログイン情報の保存
●
デバイス認証
●
構成ファイルの認証と暗号化
●
イメージ認証
●
ランダムビットの生成
●
ハードウェア暗号化アクセラレーション
●
認証局プロキシ機能(CAPF
)
●
製造元でインストールされる証明書(MIC
)
●
ローカルで有効な証明書(LSC
)
●
イーサネット 802.1X
サプリカントオプション:Extensible Authentication Protocol – Flexible Authentication via Secure Tunneling
(EAP-FAST
)および Extensible Authentication Protocol – Transport Layer Security
(EAP-TLS
)
● TLS
を使用したシグナリング認証および暗号化
● SRTP
を使用したメディア認証および暗号化
●
クライアントおよびサーバーの HTTPS
●
セキュアシェル(SSH
)プロトコルサーバー
●
セキュアソケットレイヤ(SSL
)ベースの VPN
クライアント
|
物理寸法(高さ X 幅 X 奥行) |
● 229.1 X 257.34 X 40 mm
(9.02 X 10.13 X 1.57
インチ)(フット
スタンドを除く)
|
重量 |
● 1.19 kg
(2.62
ポンド)
|
電話機のケーシング構成 |
●
ポリカーボネート
アクリロニトリル
ブタジエン
スチレン(ABS
)テクスチャ
プラスチック、コスメチック
クラス A
|
動作時の温度 |
● 0
~ 40 °C
(32
~ 104 °F
)
|
非動作時の温度による衝撃 |
● 14
~ 140°F
(–10
~ 60°C
)
|
湿度 |
●
動作時 10
~ 90%
(結露しないこと)
●
非動作時 10
~ 95%
(結露しないこと)
|
言語サポート |
●
アラビア語(中東)
●
ブルガリア語(ブルガリア)
●
カタロニア語(スペイン)
●
中国語(中国)
●
中国語(香港)
●
中国語(台湾)
●
クロアチア語(クロアチア)
●
チェコ語(チェコ共和国)
●
デンマーク語(デンマーク)
●
オランダ語(オランダ)
●
英語(英国)
●
エストニア語(エストニア)
●
フランス語(フランス)
●
フランス語(カナダ)
●
フィンランド語(フィンランド)
●
ドイツ語(ドイツ)
●
ギリシャ語(ギリシャ)
●
ヘブライ語(イスラエル)
●
ハンガリー語(ハンガリー)
●
イタリア語(イタリア)
●
日本語(日本)
●
ラトビア語(ラトビア)
●
リトアニア語(リトアニア)
●
ハングル語(韓国)
●
ノルウェー語(ノルウェー)
●
ポーランド語(ポーランド)
●
ポルトガル語(ポルトガル)
●
ポルトガル語(ブラジル)
●
ルーマニア語(ルーマニア)
●
ロシア語(ロシア連邦)
●
スペイン語(コロンビア)
●
スペイン語(スペイン)
●
スロバキア語(スロバキア)
●
スウェーデン語(スウェーデン)
●
セルビア語(セルビア)
●
セルビア語(モンテネグロ)
●
スロベニア語(スロベニア)
●
タイ語(タイ)
●
トルコ語(トルコ)
|
認定および適合規格 |
●
適合規格
◦ CE マーキング(指令 2004/108/EC および 2006/95/EC)
●
安全規格
◦ UL 60950 第 2 版 ◦ CAN/CSA-C22.2 No. 60950 第 2 版 ◦ EN 60950 第 2 版(A11 & A12 を含む) ◦ IEC 60950 第 2 版(A11 & A12 を含む) ◦ AS/NZS 60950 ◦ GB4943
● EMC
:エミッション
◦ 47CFR パート 15(CFR 47)クラス B ◦ AS/NZS CISPR22 クラス B ◦ CISPR22:2005 + Amendment 1:2005 クラス B ◦ EN55022:2006 + Amendment 1:2007 クラス B ◦ ICES003 クラス B ◦ VCCI クラス B ◦ EN61000-3-2 ◦ EN61000-3-3 ◦ KN22 クラス B
● EMC
:イミュニティ
◦ EN55024 ◦ CISPR24 ◦ EN60601-1-2 ◦ KN24 ◦ Armadillo Light
● Telecom
◦ FCC パート 68 HAC ◦ CS-03-HAC ◦ AS/ACIF S004 ◦ AS/ACIF S040 ◦ NZ PTC 220 ◦ 業界標準:TIA 810 および TIA 920 ◦ 業界標準:IEEE 802.3 イーサネット、IEEE 802.3af および 802.3at ◦ 韓国(RRA Public Notification 2010-36、2010/11/01) ◦ 韓国(RRA Announce 2011-2、2011/02/28)
●
ラジオ
◦ FCC パート 15.247(CFR 47) ◦ FCC パート 2.1093(BT RF Exposure TR) ◦ RSS-102(BT RF Exposure TR) ◦ RSS-210 ◦ EN 300.328 ◦ EN 50385(BT RF Exposure TR) ◦ EN 301-489-1 ◦ EN 301-489-17 ◦ EN 301-893 ◦ NCC LP0002 ◦ 韓国(RRL No. 2006-128、RRL No. 2006-129) ◦ 日本 Bluetooth GFSK/EDR |
表 3 に、Cisco IP Phone 8861 の Wi-Fi 機能と仕様の一覧を示します。
表 3. Wi-Fi 機能と仕様
機能 |
仕様 |
||
プロトコル |
IEEE 802.11a、802.11b、802.11g、802.11n、802.11ac |
||
周波数帯域および動作チャネル |
● 2.412
~ 2.472 GHz
(チャネル 1
~ 13
)
● 5.180
~ 5.240 GHz
(チャネル 36
~ 48
)
● 5.260
~ 5.320 GHz
(チャネル 52
~ 64
)
● 5.500
~ 5.700 GHz
(チャネル 100
~ 140
)
● 5.745
~ 5.825 GHz
(チャネル 149
~ 165
)
IEEE 802.11d は、使用可能はチャネルを識別するために使用されます。 |
||
非オーバーラップ チャネル |
● 2.4 GHz
(20 MHz
チャネル):最大 3
チャネル
● 5 GHz
(20 MHz
チャネル):最大 24
チャネル
● 5 GHz
(40 MHz
チャネル):最大 9
チャネル
● 5 GHz
(80 MHz
チャネル):最大 4
チャネル
|
||
動作モード |
●
自動(デフォルト)、2.4
または 5 GHz
に対して最も強力な RSSI
を優先
● 2.4 GHz
のみ
● 5 GHz
のみ
|
||
データレート |
● 802.11a
:6
、9
、12
、18
、24
、36
、48
、および 54 Mbps
● 802.11b
:1
、2
、5.5
、および 11 Mbps
● 802.11g
:6
、9
、12
、18
、24
、36
、48
、および 54 Mbps
● 802.11n
:HT MCS 0
、MCS 1
、MCS 2
、MCS 3
、MCS 4
、MCS 5
、MCS 6
、および MCS 7
● 802.11ac
:VHT MCS 0
、MCS 1
、MCS 2
、MCS 3
、MCS 4
、MCS 5
、MCS 6
、MCS 7
、MCS 8
、MCS 9
(MCS 9
は VHT40
および VHT80
でのみ使用可能)
|
||
2.4 GHz 受信感度 |
IEEE 802.11b:
● 1 Mbps
:-98 dBm
● 2 Mbps
:-96 dBm
● 5.5 Mbps
:-93 dBm
● 11 Mbps
:-91 dBm
|
IEEE 802.11g:
● 6 Mbps
:-95 dBm
● 9 Mbps
:-94 dBm
● 12 Mbps: -93 dBm
● 18 Mbps
:-90 dBm
● 24 Mbps
:-87 dBm
● 36 Mbps
:-84 dBm
● 48 Mbps
:-79 dBm
● 54 Mbps
:-77 dBm
|
IEEE 802.11n HT20:
● MCS 0
:-95 dBm
● MCS 1
:-92 dBm
● MCS 2
:-90 dBm
● MCS 3
:-87 dBm
● MCS 4
:-83 dBm
● MCS 5
:-78 dBm
● MCS 6
:-77 dBm
● MCS 7
:-75 dBm
|
5 GHz 受信感度 |
IEEE 802.11a:
● 6 Mbps
:-94 dBm
● 9 Mbps
:-93 dBm
● 12 Mbps
:-92 dBm
● 18 Mbps
:-89 dBm
● 24 Mbps
:-86 dBm
● 36 Mbps
:-83 dBm
● 48 Mbps
:-78 dBm
● 54 Mbps
:-76 dBm
|
IEEE 802.11n HT20:
● MCS 0
:-94 dBm
● MCS 1
:-91 dBm
● MCS 2
:-89 dBm
● MCS 3
:-86 dBm
● MCS 4
:-82 dBm
● MCS 5
:-77 dBm
● MCS 6
:-76 dBm
● MCS 7
:-74 dBm
|
IEEE 802.11n HT40:
● MCS 0
:-91 dBm
● MCS 1
:-88 dBm
● MCS 2
:-86 dBm
● MCS 3
:-83 dBm
● MCS 4
:-79 dBm
● MCS 5
:-75 dBm
● MCS 6
:-73 dBm
● MCS 7
:-72 dBm
|
IEEE 802.11ac VHT20:
● MCS 0
:-93 dBm
● MCS 1
:-90 dBm
● MCS 2
:-87 dBm
● MCS 3
:-84 dBm
● MCS 4
:-81 dBm
● MCS 5
:-76 dBm
● MCS 6
:-75 dBm
● MCS 7
:-74 dBm
● MCS 8
:-70 dBm
|
IEEE 802.11ac VHT40:
● MCS 0
:-90 dBm
● MCS 1
:-87 dBm
● MCS 2
:-85 dBm
● MCS 3
:-82 dBm
● MCS 4
:-79 dBm
● MCS 5
:-73 dBm
● MCS 6
:-72 dBm
● MCS 7
:-72 dBm
● MCS 8
:-67 dBm
● MCS 9
:-66 dBm
|
IEEE 802.11ac VHT80:
● MCS 0
:-87 dBm
● MCS 1
:-83 dBm
● MCS 2
:-81 dBm
● MCS 3
:-78 dBm
● MCS 4
:-75 dBm
● MCS 5
:-73 dBm
● MCS 6
:-68 dBm
● MCS 7
:-68 dBm
● MCS 8
:-64 dBm
● MCS 9
:-62 dBm
|
|
トランスミッタの出力電力 |
2.4 GHz
● 802.11b
:最大 17 dBm
● 802.11g
:最大 14 dBm
● 802.11n HT20
:最大 13 dBm
|
5 GHz:
● 802.11a
:最大 14 dBm
● 802.11n HT20
:最大 13 dBm
● 802.11n HT40
:最大 13 dBm
● 802.11ac VHT20
:最大 12 dBm
● 802.11ac VHT40
:最大 12 dBm
● 802.11ac VHT80
:最大 12 dBm
|
|
アンテナ |
● 2.4 GHz
:3.2-dBi
のピーク
ゲイン
● 5 GHz
:2.4 dBi
のピーク
ゲイン
|
||
アクセス ポイントのサポート |
●
シスコ
ユニファイドアクセス
ポイント
◦ 最小:7.0.240.0 ◦ 推奨:7.4.121.0、7.6.110.0 以降
●
シスコの Autonomous
アクセスポイント
◦ 最小:12.4(21a)JY ◦ 推奨:12.4(25d)JA2 以降
● Cisco Meraki
®
アクセスポイント
|
||
ワイヤレス セキュリティ |
認証:
● Wi-Fi Protected Access
(WPA
)バージョン 1
および 2 -
個人および企業
● Extensible Authentication Protocol - Flexible Authentication via Secure Tunneling
(EAP-FAST
)
● Protected Extensible Authentication Protocol - Microsoft
チャレンジ
ハンドシェイク認証プロトコル
バージョン 2
(PEAP-MSCHAPv2
)
|
Encryption:
● 40
ビットおよび 128
ビット
スタティック Wired Equivalent Privacy
(WEP
)
● Temporal Key Integrity Protocol
(TKIP
)およびメッセージ整合性チェック(MIC
)
● Advanced Encryption Standard
(AES
)
|
|
高速セキュア ローミング |
● 802.11r
(FT
)
● Cisco Centralized Key Management
(Cisco CKM
)
|
||
QoS |
●
IEEE 802.11e
および
Wi-Fi Multimedia
(
WMM
)
● Traffic Specification
(TSPEC
)
● Traffic Classification
(TCLAS
)
● Enhanced Distributed Channel Access
(EDCA
)
● QoS Basic Service Set
(QBSS
)
|
表 4 に、電話機およびアクセサリの発注情報を示します。
表 4. 発注情報
製品番号 |
説明 |
CP-8861-K9= |
● Cisco IP Phone 8861
、チャコール
グレー
|
CP-8861-W-K9= |
● Cisco IP Phone 8861
、ホワイト
|
CP-DX-HS= |
● Cisco IP Phone 7800
、8800
、DX600
シリーズ用スペア
ハンドセット、チャコール
グレー
|
CP-DX-CORD= |
● Cisco IP Phone 8800
、DX600
シリーズ用スペア
ハンドセット
コード、チャコール
グレー
|
CP-DX-W-HS= |
● Cisco IP Phone 7800
、8800
、DX600
シリーズ用スペア
ハンドセット、ホワイト
|
CP-DX-W-CORD= |
● Cisco IP Phone 8800
、DX600
シリーズ用スペア
ハンドセット
コード、ホワイト
|
CP-8800-A-KEM= |
● Cisco IP Phone 8800 Series
用 Key Expansion Module
、チャコール
グレー
|
CP-8800-WMK= |
● Cisco IP Phone 8800 Series
用スペア壁掛け用マウント
キット
|
CP-8800-A-KEM-WMK= |
● Cisco IP Phone 8800 Series
と 1
台の KEM
用スペア壁面取り付けキット
|
CP-8800-FS= |
● Cisco IP Phone 8800 Series
用スペア
フット
スタンド
|
CP-8800-B-BEZEL= |
● Cisco IP Phone 8800 Series
用スペア
ブラック
ベゼル
|
CP-8800-S-BEZEL= |
● Cisco IP Phone 8800 Series
用スペア
シルバー
ベゼル
|
CP-PWR-CUBE-4 |
● Cisco Power Cube 4
|
CP-PWR-CORD-AP= |
●
電源コード(アジア太平洋)
|
CP-PWR-CORD-AR= |
●
電源コード(アルゼンチン)
|
CP-PWR-CORD-AU= |
●
電源コード(オーストラリア)
|
CP-PWR-CORD-BZ= |
●
電源コード(ブラジル)
|
CP-PWR-CORD-CE= |
●
電源コード(ヨーロッパ)
|
CP-PWR-CORD-CN= |
●
電源コード(中国)
|
CP-PWR-CORD-JP= |
●
電源コード(日本)
|
CP-PWR-CORD-NA= |
●
電源コード(北米)
|
CP-PWR-CORD-SW= |
●
電源コード(スイス)
|
CP-PWR-CORD-UK= |
●
電源コード(英国)
|
Cisco IP Phone 8861 電話機には、シスコの標準的な 1 年間の交換保証が付いています。
環境、社会、ガバナンス(ESG)に関するシスコのポリシーとイニシアチブに関する情報は、シスコの企業の社会的責任(CSR)レポートに記載されています。
シスコ ユニファイド コミュニケーション サービス
シスコと認定パートナーは、安全性と信頼性に優れたシスコ ユニファイド コミュニケーション ソリューションの設定を支援し、迅速な導入を実現して競争優位性を高めます。シスコのサービスのラインナップは、固定ネットワークとモバイルネットワーク上で音声、ビデオ、データ、およびモバイルアプリケーションの統合を実現しています。
ソリューションのライフサイクルの各段階で必要なアクティビティは、サービスに対するシスコ独自のライフサイクルアプローチによって定義されています。計画サービスおよび設計サービスをカスタマイズすることで、お客様がそれぞれのビジネスニーズに即したソリューションを構築できるように支援します。受賞実績のあるテクニカルサポートが業務効率の向上を支援します。遠隔管理サービスによって日常の業務が簡素化され、さらに最適化サービスでは、ビジネスニーズの変化に応じてネットワークソリューションの変更や改善が可能です。
目標の達成を支援する柔軟な支払いソリューション
Cisco Capital は、お客様が目標の達成、ビジネス変革の実現、競争力の維持に合ったテクノロジーを導入できるよう支援します。総所有コスト(TCO)の削減、資金の節約、成長促進を支援します。100 か国以上で利用できる Cisco Capital の柔軟な支払いソリューションにより、ハードウェア、ソフトウェア、サービス、補完的サードパーティ製機器を予測可能な料金体系で簡単に入手できます。詳細はこちらをご覧ください。
Cisco IP Phone 8800 Series の詳細については、https://www.cisco.com/jp/go/ipphones/8800 を参照してください。