Cisco UCS E シリーズ サーバ向け Cisco Video Surveillance ManagerCisco UCS® E シリーズ サーバ モジュールは、第 2 世代シスコ サービス統合型ルータ(ISR G2)ファミリのルータへの導入を念頭に設計された、省電力型 64 ビット ブレード サーバです。Cisco UCS E シリーズに導入された Cisco Video Surveillance Manager は、ブランチ オフィスの物理的セキュリティを確立するのに適した一層強力な統合プラットフォームを提供します。 現在、世界中にあるブランチ オフィスの 80 % 以上が Cisco サービス統合型ルータを使用しています。これらのルータは、すべての主要な通信サービス(音声、データ、ビデオ)を単一の柔軟なネットワーク アクセス プラットフォームでブランチ オフィスに提供できるように設計されています。この柔軟性には、Cisco UCS E シリーズ サーバ モジュール用の仮想化 Cisco Video Surveillance Manager サービスという物理的セキュリティ コンポーネントが含まれています。ルータに物理的セキュリティを統合することにより、ビデオ監視とブランチ オフィスの他のアプリケーションとの連携が強化され、効率性と生産性を高めることができます。 Cisco UCS E シリーズ向け Cisco Video Surveillance Manager は、仮想環境向けに最適化された Video Surveillance Manager 技術を使用しています。この技術により、新規に導入される Video Surveillance Manager と既に導入されているものをシームレスに統合できます。 表 1 に、Cisco UCS E シリーズ向け Cisco Video Surveillance Manager の機能を示します。 表 1. Cisco UCS E シリーズ向け Cisco Video Surveillance Manager の機能
ソフトウェア パッケージとインストール表 2 に、Cisco UCS E シリーズ向け Cisco Video Surveillance Manager の入手方法を示します。 表 2. Cisco UCS E シリーズ向け Cisco Video Surveillance Manager のソフトウェア パッケージとインストール
ソリューションの導入要件表 3 に示す製品は、Cisco UCS E シリーズ向け Cisco Video Surveillance Manager を使用する際に導入しておく必要があります。 表 3. Cisco UCS E シリーズ向け Cisco Video Surveillance Manager の導入要件
仕様表 4 に、Cisco UCS E シリーズ向け Cisco Video Surveillance Manager の仕様を示します。 表 4. 表 Cisco UCS E シリーズ向け Cisco Video Surveillance Manager の仕様
構成される vCPU数Cisco UCS E シリーズ サーバには、CPU のさまざまな設定オプションが用意されています。シングルワイド ブレードには 4 コア Intel Xeon E3-1100 プロセッサが搭載されており、ダブルワイド ブレードには 4 コアまたは 6 コア Intel Xeon E5-2400 プロセッサが搭載されています。表 4 で示したもののうち最大の I/O 結果をもたらした Cisco UCS-E160xx の CPU 設定は、4 コア Intel Xeon E5-2400 プロセッサでした。 各仮想マシン(VM)に、1 つ以上の仮想 CPU(vCPU)を割り当てることができます。表 4 で示したもののうち最大の I/O 結果を達成したのは、仮想マシンごとに 2 個か 4 個の専用 vCPU が設定されたものでした。 最大 I/O最大 I/O とは、Cisco UCS E シリーズのハードウェア リソースに対して排他アクセスで操作を実行している際の、Cisco UCS E シリーズ向け Cisco Video Surveillance Manager に対する入出力の最も高い集約帯域幅を指しています。入力ソースにはエンドポイント ストリームが含まれ、出力先にはアクティブなビューイング ワークステーションとビデオ ウォールが含まれます。 最大 Raw ストレージ最大 Raw ストレージとは、プラットフォームごとに使用可能なディスクの総数と、サポートされる最大ディスク容量を単純に乗算して得られた数値を指します。実際に使用可能なストレージは、ストレージ アレイ、ソフトウェア、オペレーティング システム構成などに応じて、これよりも少なくなります。シングルワイド ブレードは最大 2 台のハードディスク ドライブをサポートし、ダブルワイド ブレードは最大 3 台のハードディスク ドライブをサポートできます。技術仕様については、Cisco UCS E シリーズのデータシートを参照してください。 発注情報表 5 に、Cisco UCS E シリーズ向け Cisco Video Surveillance Manager の製品番号の一覧を示します。 表 5. 発注情報
サービスとサポートシスコとシスコ認定パートナーは、お客様が Cisco Physical Security ソリューションを最大限に活用し、投資収益率を高めるために支援いたします。サービスに対するシスコのライフサイクル アプローチでは、ソリューションのライフサイクルの各段階で必要なアクティビティを定義しています。これにより、次のことが可能になります。
シスコ サービスの詳細は、http://www.cisco.com/c/ja_jp/services/overview.html を参照してください。 関連情報Cisco Connected Safety and Security UCS プラットフォーム シリーズの詳細については、最寄りのシスコ代理店にお問い合わせになるか、http://www.cisco.com/jp/go/physec にアクセスするか、または最寄りのシスコ代理店にお問い合わせください。 |