データ シートCisco UCS Fusion-io ioDrive2 アダプタ製品概要Cisco Unified Computing System™(Cisco UCS®)は、コンピューティング、ネットワーク、ストレージ アクセス、および仮想化のリソースを 1 つのシステムに統合する次世代のデータセンター プラットフォームであり、総所有コスト(TCO)を削減し、ビジネスの俊敏性を高めることを目的として設計されています。 超低遅延の Fusion ioMemory テクノロジーを Cisco UCS ブレード サーバに搭載することによって、アプリケーション処理の高速化のために独自に設計された強力なメモリ階層が新たに統合され、ストレージ処理レスポンスを容量から切り離すことが可能になります。 主な利点Cisco UCS Fusion-io ioDrive2 アダプタ(図 1)には主に次の利点があります。
Cisco UCS Fusion-io ioDrive2 アダプタのパフォーマンスと製品仕様の概要を、それぞれ表 1 と表 2 に示します。 表 1 Cisco UCS 785 GB MLC Fusion-io ioDrive2 アダプタのパフォーマンス
注: fio を使用した測定結果 表 2 Cisco UCS 785 GB MLC Fusion-io ioDrive2 アダプタの仕様
Cisco UCS の統合Cisco UCS Fusion-io アダプタは、Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバでの使用に特化して設計されています。Cisco UCS B200 M3 および B22 M3 ブレード サーバでは1 つ、Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバでは、2 つまでの Cisco UCS Fusion-io アダプタがサポートされます。Cisco UCS Manager でカードが認識されると、詳細情報をグラフィカル ユーザ インターフェイスで確認できます([Server(サーバ)] > [Inventory(インベントリ)] > [Storage(ストレージ)])。 保証に関する情報保証については、Cisco.com の「製品保証」ページを参照してください。 シスコ ユニファイド コンピューティング サービスシスコは、業界をリードするパートナー企業とともに、データセンターのリソースを一元的に扱うことで、ユニファイド コンピューティング アーキテクチャへの移行を促進するサービスを提供します。シスコ ユニファイド コンピューティング サービスは、お客様のビジネス要件がより的確に満たされるよう、データセンター リソースの短期間での実装、日常の運用作業の簡素化、インフラストラクチャの最適化などを支援します。これらのサービスおよびその他のシスコ データセンター サービスの詳細については、 シスコが選ばれる理由Cisco UCS は、シスコがこれまで実現してきた技術革新の延長線上に生まれたシステムです。シスコは長年にわたり、業界標準の技術開発や、ネットワークをプラットフォームとして数々の新技術を投入することで、ビジネス成果に貢献してきました。最近の例としては、IP テレフォニー、LAN スイッチング、ユニファイド コミュニケーション、ユニファイド I/O などがあります。シスコは、Unified Data Center 戦略のユニファイド コンピューティング段階に数年前から取り組んでおり、シスコ自身の持つネットワーキングとストレージ アクセスの専門技術をさらに増強するために、コンピューティングおよび仮想化の分野で豊富な経験を持つ業界各社と提携しています。その成果として、Cisco Nexus® ファミリをはじめ、ユニファイド ファブリックやサーバ仮想化をサポートするさまざまな基盤テクノロジーを提供してきました。Cisco UCS は、この段階の集大成であり、アーキテクチャ、テクノロジー、パートナーシップ、サービスの各分野に大きな進歩をもたらしています。最先端の ASIC、統合管理、標準技術を採用したコンピューティング コンポーネントに、ネットワークのインテリジェンスとスケーラビリティを統合するという、システム的なアプローチでコンピューティングに取り組んできたシスコだからこそ、この分野に画期的な技術革新をもたらすことができるのです。 関連情報Cisco UCS Fusion-io アダプタに関する詳細は、最寄りのシスコ代理店にお問い合わせください。 |
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