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データ シートCisco UCS C460 M2 高性能ラックマウント サーバ製品の概要Cisco® UCS C シリーズ ラックマウント サーバは、ユニファイド コンピューティングの革新技術を業界標準のフォーム ファクタに結集したもので、Total Cost of Ownership(TCO; 総所有コスト)を削減し、ビジネスの俊敏性を向上させます。スタンドアロン環境でも、Cisco Unified Computing System™ を構成するサーバ システムとして動作するように設計されており、このシリーズに採用されているシスコ テクノロジーによって、非常に作業負荷の高い処理や、より高速にデータベース処理にも対応します。このシリーズには、標準でのユニファイド ネットワーク ファブリック、Cisco VN-Link 仮想化のサポート、およびシスコ拡張メモリ テクノロジーが組み込まれています。必要に応じたシステム拡張が可能なため、お客様は投資を有効に活用しながら、ユニファイド コンピューティングへシステム統合を進めることもできます。 Cisco UCS C460 M2 高性能ラックマウント サーバ(図 1)は、膨大なコンピューティングを必要とする企業のクリティカルなスタンドアロン アプリケーション、および仮想化の作業負荷に対応するパフォーマンスと信頼性を備えた設計になっています。このシステムは 4 ラックユニット(4RU)ラックマウント サーバで、Intel® Xeon® プロセッサ E7-4800 番台、最大 1 テラバイト(TB)の Double Data Rate 3(DDR3)メモリ(64 個のスロット)、およびホットプラグ可能な Small Form-Factor(SFF; 着脱可能小型フォーム ファクタ)SAS および SATA ディスク ドライブ 12 台をサポートします。Cisco UCS C シリーズ ネットワーク アダプタをサポートする 10 個の PCI Express(PCIe)スロットにより豊富な I/O 機能が提供され、また 11 個目の PCIe スロットはハードディスク ドライブ アレイ コントローラ カード用として予約されています。さらに、ギガビット イーサネット LAN-on-motherboard(LOM)2 ポート、10 ギガビット イーサネット 2 ポート、および専用 Out-of-Band(OOB; アウトオブバンド)管理 2 ポートを装備しており、I/O 機能を提供します。 仕様概要
用途Cisco UCS C460 M2 サーバは、Cisco Unified Computing System ポートフォリオのなかでミッションクリティカルなアプリケーションのニーズに合わせてシステム構成できる多数の選択オプションを提供し、無駄のないバランスのとれたシステムを実現します。コアとスレッド、プロセッサ、メモリ、ディスク容量など必要量・分割利用に応じて、Cisco Unified Computing System でスタンドアロン サーバおよび仮想マシン プラットフォームの両方に対応します。 Cisco UCS C460 M2 サーバは 64 個の DIMM スロットで最大 1 TB の DDR3 メモリをサポートし、また Intel® Xeon® プロセッサ E7-4800 番台と組み合わせることにより、信頼性の高い強力な 64 ビット マルチコア サーバとして、業界で最高レベルのパフォーマンス、拡張されたメモリおよび I/O キャパシティ、および高度な信頼性を提供し、大量のリソースを必要とする企業のミッション クリティカルな処理、大規模な仮想化、多数のノードによるハイパフォーマンス コンピューティング(HPC)のアプリケーション処理に最適です。Cisco UCS C460 M2 サーバは、大量のコンピューティング リソースを必要とするアプリケーションにも対応できます。現在メモリの拘束を受け、処理速度等の課題のあるアプリケーションは、パフォーマンスとメモリ制約が改善されるというメリットがあります。これにより、高パフォーマンスを必要とするクリティカルなアプリケーションの幅が広がり、さらに仮想マシンの拡張展開とサーバ統合の拡大にもつながります。 メモリ コストの観点では、このサーバは市場提供が豊富な低コストの 4 GB または 8 GB の DIMM を利用することで合計 256 GB または 512 GB のメイン メモリまで装備できるため、メモリ費用に対するコスト価値をお客様に提供できます。汎用的な DIMM を使用して大きなメモリ容量を実現できるため、DIMM スロットが少ないサーバのように大きなメモリが必要になった場合のメモリ交換の手間が発生しません。 Cisco UCS C460 M2 サーバのこのような利点は、次の例のように、非常に大きなメモリ容量が必要な場合や、メモリ容量に対してメモリ コストを抑えたい場合に役立ちます。
機能と利点Cisco UCS C460 M2 サーバは、サーバ要件の厳しいデータセンターのさまざまな作業負荷や仮想化の集約対象の広がりに対応できるだけでなく、膨大なデータ等を処理するスタンドアロン アプリケーションのニーズも満たせます。また Cisco UCS C460 M2 は、シスコの提唱する DC ビジョンに基づく Cisco Unified Computing System のサーバとしても構成できます。ラックマウント サーバ固有の利点を提供することによって、お客様の選択肢を増やし、これまで仮想化を本格的にすすめるためのデータセンターのニーズに対応できる製品がなかった商品市場に、差別化と新たな価値をもたらします。表 1 に、Cisco UCS C460 M2 サーバの機能と利点を示します。 表 1 機能と利点
製品仕様表 2 に Cisco UCS C460 M2 サーバの仕様を示します。 表 2 製品仕様
適合規格表 3 は適合標準規格の情報です。 表 3 適合標準規格:安全性および EMC
保証に関する情報保証については、Cisco.com の製品保証 [英語] のページをご参照ください。 シスコ ユニファイド コンピューティング サービス:Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバシスコは、業界をリードするパートナー企業とともに、データセンターのリソースを一元的に扱うことで、Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバ ソリューションの導入・移行を支援するサービスを提供します。シスコ ユニファイド コンピューティング サービスを利用することにより、サーバの設計配置や、ビジネス ニーズに応じた運用の最適化、シスコのユニファイド コンピューティング アーキテクチャの導入・移行が確実・スムーズになります。詳細については、シスコ販売パートナーもしくは、シスコ営業窓口までお問い合わせください。 関連情報本製品以外の UCS 製品情報ページ http://www.cisco.com/jp/go/unifiedcomputing/ をご参照ください。 Cisco UCS のエネルギー消費効率情報は、「シスコのトップランナー基準に対する取り組み」ページよりご参照ください。 http://www.cisco.com/web/JP/product/toprunner/index.html#~computer |
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