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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
製品概要
Cisco® Catalyst® 2960-L シリーズ スイッチは、ブランチ オフィス、ワイヤリング クローゼット外での使用環境、重要な Internet of Things(IoT)導入環境、および小規模から中規模の企業向けにエンタープライズ クラスのアクセス スイッチングを提供する、固定構成のギガビット イーサネット スイッチです。Cisco IOS® ソフトウェア上で動作し、シンプルなデバイス管理およびネットワーク管理をサポートします。製品ではオンボーディング、設定、監視、トラブルシューティングを容易に実施できます。製品は完全管理型で、高度なレイヤ 2 機能および基本的なレイヤ 3 機能と、Power over Ethernet Plus(PoE+)電源を備えています。2960-L シリーズは、強化されたネットワーク セキュリティ、ネットワークの信頼性、業務の効率化を実現します。
製品の特長
Cisco Catalyst 2960-L シリーズ スイッチの機能:
● ラインレート転送が可能な、8、16、24、または 48 ギガビット イーサネット データ ポートまたは PoE+ ポート
● 最大 370 W の電力バジェットに対応する無停止型 PoE+ サポート
● Cisco IOS 拡張 LAN Lite ソフトウェア
● 下記機能によるデバイス管理サポート:
◦ 使いやすい Web UI、Bluetooth による無線アクセス、コマンドライン インターフェイス(CLI)、シンプル ネットワーク管理プロトコル(SNMP)、RJ-45 または USB コンソール アクセス、仮想スタッキング
◦ Cisco Prime®、シスコ ネットワーク プラグアンドプレイ、Cisco DNA™ Center によるネットワーク管理
● 接続デバイス、スイッチド ポート アナライザ(SPAN)、ブリッジ プロトコル データ ユニット(BPDU)ガードに対する 802.1 X サポートによるセキュリティ。
● 基本的なレイヤ 3 機能と、スタティック ルーティングおよび Routing Information Protocol(RIP)
● 動作温度 45 °C までのファンレス動作
● 奥行き 29.2 cm(11.5 インチ)未満のコンパクト設計
● 平均故障間隔(MTBF)の改善および拡張版の制限付きライフタイム保証(E-LLW)による高信頼性
スイッチのモデルと構成
Cisco Catalyst 2960-L シリーズ スイッチは単一の固定電源を備えています。表 1 に構成情報を示します。
表 1. Cisco Catalyst 2960-L シリーズの構成
製品 ID* |
10/100/1000 イーサネット ポート |
アップリンク インターフェイス |
使用可能な PoE 電力 |
ファンレス |
寸法(高さ X 奥行 X 幅) |
重量 |
WS-C2960L-8TS-JP |
8 |
SFP X 2 |
– |
Y |
4.4 X 21.5 X 26.8 cm(1.73 X 8.45 X 10.56 インチ) |
1.51 kg(3.33 ポンド) |
WS-C2960L-8PS-JP |
8 |
SFP X 2 |
67W |
Y |
4.4 X 24 X 26.8 cm(1.73 X 9.45 X 10.56 インチ) |
2.04 kg(4.50 ポンド) |
WS-C2960L-16TS-JP |
16 |
SFP X 2 |
– |
Y |
4.4 X 21.5 X 26.8 cm(1.73 X 8.45 X 10.56 インチ) |
1.55 kg(3.41 ポンド) |
WS-C2960L-16PS-JP |
16 |
SFP X 2 |
120 W |
Y |
4.4 X 24 X 26.8 cm(1.73 X 9.45 X 10.56 インチ) |
2.11 kg(4.65 ポンド) |
WS-C2960L-24TS-JP |
24 |
SFP X 4 |
– |
Y |
4.4 X 24 X 44.5 cm(1.73 X 9.45 X 17.5 インチ) |
2.74 kg(6.04 ポンド) |
WS-C2960L-24PS-JP |
24 |
SFP X 4 |
195 W |
Y |
4.4 X 26.5 X 44.5 cm(1.73 X 10.45 X 17.5 インチ) |
3.36 kg(7.41 ポンド) |
WS-C2960L-48TS-JP |
48 |
SFP X 4 |
– |
Y |
4.4 X 24 X 44.5 cm(1.73 X 9.45 X 17.5 インチ) |
2.98 kg(6.57 ポンド) |
WS-C2960L-48PS-JP |
48 |
SFP X 4 |
370 W |
N |
4.4 X 29.2 X 44.5 cm(1.73 X 11.5 X 17.5 インチ) |
4.57 kg(10.08 ポンド) |
ソフトウェア
Cisco Catalyst 2960-L シリーズでは、拡張 LAN Lite Cisco IOS ソフトウェア イメージが全モデルでサポートされています。本製品でサポートされるソフトウェア機能の詳細については、Cisco Feature Navigator(https://tools.cisco.com/ITDIT/CFN/jsp/index.jsp)を参照してください。
スイッチ管理
Cisco Catalyst 2960-L シリーズ スイッチは、次のオンデバイス管理機能をサポートします。
● Cisco Configuration Professional を利用した Web UI。Configuration Professional はデイゼロ プロビジョニングのためのユーザ インターフェイスで、スイッチのオンボーディングを容易にします。また、スイッチの設定、監視、トラブルシューティングを行うための使いやすいダッシュボードも備えています(図 1)。Cisco Configuration Professional に関する詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/products/cloud-systems-management/configuration-professional-catalyst/index.html を参照してください。
● 無線アクセス用 Bluetooth。2960-L シリーズ スイッチは、スイッチの USB ポートに挿入する外付け Bluetooth ドングルをサポートしているため、外部のラップトップ/タブレットと Bluetooth を介した RF 接続が可能になります
(図 2)。ラップトップおよびタブレットからは、Bluetooth 経由で Telnet またはセキュア シェル(SSH)クライアントを使用して、スイッチ CLI にアクセスできます。GUI には、Bluetooth 経由でブラウザを使用してアクセスできます。
● スイッチのグループを単一のエンティティとして管理するための仮想スタッキング。単一の IP アドレスを使用して、最大 8 台のスイッチを設定・管理できます。仮想スタック内のスイッチの設定は、コマンダー スイッチと呼ばれる
1 つのスイッチから実施できます。仮想スタック内のスイッチは、すべて CLI、SNMP、または Web UI を使用して管理できます。仮想スタック内のスイッチは、コマンダー スイッチから Web UI を使用して Bluetooth 経由で設定・管理することもできます。また仮想スタッキングは、プライマリ マスターに障害が発生した場合にスタンバイ コマンダーからスタックを管理・設定できる冗長性も備えています(図 3)。
ネットワーク管理
Cisco Catalyst 2960-L シリーズ スイッチは、高度な CLI を使用して詳細な設定や管理を実行できます。また本製品は、
シスコ製ネットワーク管理ソリューションのラインナップ全体でサポートされています。
● 製品の Cisco DNA Center では、エンタープライズ ネットワークご利用のお客様がシンプルな Web ユーザ インターフェイスを利用して、デイゼロ プラグアンドプレイ、スイッチの検出および管理、トポロジの可視化、ソフトウェア イメージ管理を実施できます。Cisco DNA Center の機能の詳細については、dnac.cisco.com [英語] を参照してください。
● Cisco Prime Infrastructure は、シスコ ネットワークの初期管理や日常管理を自動化できる使いやすい機能ライブラリを幅広く備えた、包括的なネットワーク ライフサイクル管理機能を提供します。Cisco Prime テクノロジーが提供する、ワークフロー方式の設定、監視、トラブルシューティング、レポート、管理のための強力なツール セットには、シスコのハードウェアおよびソフトウェアのプラットフォームに関する知識と運用経験を基にしています。Cisco Prime の詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/prime/ を参照してください。
● Cisco Catalyst 2960-L シリーズ スイッチは、Cisco Application Policy Infrastructure エンタープライズ モジュール(APIC-EM)と Cisco DNA Center を使用して、シスコ ネットワーク プラグアンドプレイをサポートしています。これにより、エンタープライズ ネットワークを利用するお客様にシンプルかつセキュアな統合ソリューションを提供します。新しいブランチ/キャンパス デバイスのロールアウトや既存のネットワーク更新時にプロビジョニングが容易になります。APIC-EM ベースのプラグアンドプレイ機能の詳細については、シスコ ネットワーク プラグアンドプレイ を参照してください。Cisco Prime Infrastructure、シスコ ネットワーク プラグアンドプレイ、または Cisco DNA Center ネットワーク管理ソリューションを使用するにはライセンスを購入する必要があります。
インテリジェントな PoE+
Cisco Catalyst 2960-L シリーズ スイッチは IEEE 802.3af PoE と IEEE 802.3at PoE+(各ポート最大 30 W)の両方をサポートしているので、標準規格に準拠した PoE/PoE+ エンド デバイス(Cisco IP Phone、Cisco Aironet® ワイヤレス アクセス ポイントなど)が稼働する環境で総所有コストを軽減します。PoE によって PoE 対応デバイス用の壁面コンセントが不要になるため、IP Phone や WLAN の導入に通常は必要となる電源ケーブルや回線の追加コストが不要になります。
Cisco Catalyst 2960-L シリーズの PoE 電源割り当ては動的に変更できるほか、電源マッピングを最大 370 W の PoE+ 電源に拡張することもできます。インテリジェントな電源管理により、すべてのポートで柔軟な電力の割り当てが可能です。無停止型 PoE により、PoE+ 給電はスイッチのリロード中にも維持されます。スイッチ再起動中の中断がないため、医療機器などのクリティカル エンドポイントや、PoE 給電式照明などの IoT エンドポイントに適しています。
ネットワーク セキュリティ
本製品は、ネットワークへのアクセスを制限して脅威を軽減する、次のようなセキュリティ機能を備えています。
● 包括的な 802.1X 機能:ネットワークへのアクセスを制御します(フレキシブル認証、802.1x モニタ モード、RADIUS 認可変更など)。
● マルチドメイン認証:IP Phone と PC を同じスイッチ ポートで認証し、適切な音声やデータの VLAN に配置でき
ます。
● アクセス コントロール リスト(ACL):IPv6/IPv4 セキュリティおよび Quality of Service(QoS)ACL エレメント(ACE)に使用します。
● ポートベースの ACL:レイヤ 2 インターフェイスで個々のスイッチ ポートにセキュリティ ポリシーを適用できます。
● SSH、Kerberos、SNMPv3:Telnet や SNMP セッション中に管理者のトラフィックを暗号化することにより、ネットワーク セキュリティを確保します。SSH、Kerberos、および暗号化版の SNMPv3 では、米国の輸出規制の関係で、特別な暗号化ソフトウェア イメージが必要です。
● SPAN:双方向データに対応し、シスコ侵入検知システム(IDS)により侵入検出時に措置を取ります。
● TACACS+ および RADIUS 認証:スイッチの一元制御を実現し、不正ユーザによる設定変更を禁止します。
● MAC アドレス通知:ネットワークに追加された(またはネットワークから削除された)ユーザを管理者に通知します。
● コンソール アクセスへのマルチレベルのセキュリティ:不正ユーザによるスイッチの設定変更を防止します。
● BPDU ガード:BPDU の受信時に、STP PortFast(Spanning Tree PortFast)対応のインターフェイスをシャットダウンし、予期せぬトポロジ ループを防止します。
● スパニングツリー ルート ガード(STRG):ネットワーク管理者の制御下にないエッジ デバイスがスパニング ツリー プロトコル(STP)のルート ノードになることを防止します。
● Internet Group Management Protocol(IGMP)フィルタリング:非加入者を除外することでマルチキャスト認証を実現し、同時に使用できるマルチキャスト ストリーム数をポート単位で制限します。
● ダイナミック VLAN 割り当て:VLAN メンバシップ ポリシー サーバ クライアント機能を実装することで、ポートを VLAN に柔軟に割り当てられます。ダイナミック VLAN によって、IP アドレスを迅速に割り当てることができます。
基本的なレイヤ 3 機能
RIP は、小規模から中規模の TCP/IP ネットワークで一般的に使用されるルーティング プロトコルです。IPv4 と IPv6 の両方のネットワーク環境でサポートされています。
スタティック ルーティングを使用することで、ネットワークを別々のワークグループにセグメント化し、アプリケーション性能を低下させることなくセキュアな VLAN 通信を実現できます。
冗長性と復旧性
Cisco Catalyst 2960-L シリーズ スイッチは、冗長性および復旧性に対応するさまざまな機能を搭載しており、システムの停止を回避してネットワークの可用性を維持できます。
● IEEE 802.1s/w 高速スパニング ツリー プロトコル(RSTP)およびマルチ スパニング ツリー プロトコル(MSTP):スパニングツリー タイマから独立した高速のスパニングツリー コンバージェンスを実現します。レイヤ 2 ロード バランシングと分散処理の利点も得られます。
● Per-VLAN Rapid Spanning Tree(PVRST+):スパニングツリー インスタンスを実装しなくても、VLAN 単位のスパニングツリー ベースでスパニングツリーを高速に再コンバージェンスできます。
● スイッチ ポートの自動回復機能(error disable):ネットワーク エラーで無効になったリンクについて再アクティブ化を自動的に試行します。
拡張 QoS
Cisco Catalyst 2960-L シリーズ スイッチは、あらゆるフローの円滑な処理を可能にする、インテリジェントなトラフィック管理を提供します。マーキング、分類、およびスケジューリングの柔軟なメカニズムによって、高速なワイヤスピードでデータ/音声/ビデオ トラフィックが処理されます。主な QoS 機能は、次のとおりです。
● 1 ポートあたり最大 4 つの出力キューと 2 つのしきい値。出力帯域幅制御、シェーピング、優先キューイングをサポートし、優先順位が高いパケットを他のトラフィックよりも先に処理します。
● シェイプド ラウンド ロビン(SRR)スケジューリングと重み付けテール ドロップ(WTD)による輻輳回避。
● 802.1p サービス クラス(CoS)分類。マーキングと再分類を実施。
エネルギー管理
Cisco Catalyst 2960-L シリーズ スイッチは、優れたエネルギー効率と管理を実現する、業界トップクラスのさまざまな機能を装備しています。
● IEEE 802.3az Energy Efficient Ethernet(EEE):トラフィック バースト間のアイドリング期間をポートで自動検出して、インターフェイスを低電力アイドリング モードにすばやく切り替えることができるため、電力消費量が削減されます。
● Cisco EnergyWise® ポリシー:PoE で電力供給されるエンドポイント、デスクトップやデータセンターの IT 機器、および多様なビル設備の消費電力の制御に使用できます。Cisco EnergyWise テクノロジーは、すべての Cisco Catalyst 2960-L シリーズ スイッチに搭載されています。Cisco EnergyWise テクノロジーの詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/energywise/ を参照してください。
● Cisco Catalyst SmartOperations:LAN の計画、導入、監視、およびトラブルシューティングを簡素化する包括的な機能セットです。SmartOperations を導入すると、ネットワーク運用にかかる手間と時間が減り、TCO を削減できます。
● ループ検出:STP がない場合にネットワークループを検出する新しい方法です。
● Cisco AutoConfig サービス:エンドポイント デバイスのタイプに基づいてエンドポイントに提供するネットワーク アクセスのレベルを決定します。また、エンド デバイスとインターフェイス間のハードバインディングを可能にします。
● Cisco Smart Install サービス:新しいスイッチをネットワークに接続する際に Cisco IOS ソフトウェアのイメージのインストールと設定の自動化を可能にし、最小限のタッチ導入を実現します。これにより、ネットワーク管理者が Cisco IOS ソフトウェア イメージのインストールとアップグレードをリモートで管理できます。
● Cisco Auto SmartPorts サービス:デバイスがスイッチに接続されると、スイッチ ポートがそのデバイス タイプに対して最適な値に自動設定されるため、ゼロタッチでのポート ポリシーの設定が可能になります。
● Cisco Smart Troubleshooting:Smart Call Home など、スイッチ内の診断コマンドやシステム ヘルス チェック機能を幅広く提供します。ライブ ネットワークでは本製品の Cisco Generic Online Diagnostics(GOLD)とオンライン診断により、障害を迅速に予測・検出できます。
Cisco Catalyst SmartOperations の詳細については、http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/switches/Catalyst_SmartOperations.html を参照してください。
運用の簡素化
● Cisco AutoSecure:シングル ライン CLI で、ベースライン セキュリティ機能(ポート セキュリティ、Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)スヌーピング、Dynamic Address Resolution Protocol(ARP)検査)を設定できます。この機能により、セキュリティ設定をワンタッチで簡単に済ませることができます。
● DHCP:ブート サーバによって複数スイッチの DHCP を自動設定できるため、スイッチを容易に導入できます。
● オート ネゴシエーション:全ポートで半二重または全二重伝送モードが自動的に選択され、帯域幅が最適化されます。
● ダイナミック トランキング プロトコル(DTP):全スイッチ ポートでダイナミック トランクを容易に設定できます。
● ポート集約プロトコル(PAgP):Cisco Fast EtherChannel グループまたは Gigabit EtherChannel グループを自動的に作成し、別のスイッチ、ルータ、またはサーバにリンクします。
● Link Aggregation Control Protocol(LACP):IEEE 802.3ad 準拠のデバイスでイーサネット チャネリングを作成できます。この機能は、Cisco EtherChannel テクノロジーおよび PAgP に類似しています。
● Automatic Medium-Dependent Interface crossover(MDIX):取り付けられたケーブルのタイプ(クロスまたはストレート)が不適切な場合は送受信ペアが自動的に調整されます。
● Unidirectional Link Detection Protocol(UDLD):アグレッシブ UDLD と連携し、オプティクス ケーブルの配線ミスまたはポート障害に起因する単一方向リンクを検出し、オプティクス インターフェイスで無効化できます。
● ローカル プロキシ ARP:プライベート VLAN エッジと連携し、ブロードキャストを最小限に抑えて、使用可能な帯域幅を最大限まで確保します。
● VLAN1 の最小化:個別の VLAN トランクにおいて、VLAN1 を無効化できます。
● IPv4 および IPv6 用 IGMP スヌーピング、ならびにマルチキャスト リスナー検出(MLD)v1/v2 スヌーピング:クライアントによるマルチキャスト ストリームへの迅速な参加/離脱を可能にし、帯域幅を占有する映像トラフィックをリクエスタのみに制限します。
● ポート単位のブロードキャスト、マルチキャスト、およびユニキャストのストーム制御:端末の障害によってシステム全体のパフォーマンスが低下することを防ぎます。
● 音声 VLAN:独立した VLAN で音声トラフィックを維持することによってテレフォニーの導入を簡素化し、管理とトラブルシューティングを容易にします。
● Cisco VLAN Trunking Protocol(VTP):すべてのスイッチ間でダイナミック VLAN とダイナミック トランクの設定がサポートされます。
● Embedded Remote Monitoring(RMON)ソフトウェア エージェント:4 つの RMON グループ(履歴、統計、アラーム、およびイベント)をサポートし、トラフィック管理、監視、および分析を強化します。
● レイヤ 2 traceroute:パケットが送信元から宛先までたどった物理パスを識別して、トラブルシューティングを容易にします。
● Trivial File Transfer Protocol(TFTP):中央ロケーションからダウンロードすることにより、ソフトウェア アップグレードの管理コストが削減されます。
● Network Time Protocol(NTP):イントラネット内の全スイッチに、正確で一貫したタイムスタンプを提供します。
製品仕様
製品仕様(表2)は PoE モデルと非 PoE モデルの両方に適用されます。
表 2. 仕様
|
8 ポート |
16 ポート |
24 ポート(1 G アップリンク) |
48 ポート(1 G アップリンク) |
||||||
コンソール ポート |
||||||||||
RJ45 イーサネット |
1 |
1 |
1 |
1 |
||||||
USB ミニ B |
1 |
1 |
1 |
1 |
||||||
ストレージおよび Bluetooth |
1 |
1 |
1 |
1 |
||||||
メモリおよびプロセッサ |
||||||||||
CPU |
ARMv7 800 MHz |
ARMv7 800 MHz |
ARMv7 800 MHz |
ARMv7 800 MHz |
||||||
DRAM |
512 MB |
512 MB |
512 MB |
512 MB |
||||||
フラッシュ メモリ |
256 MB |
256 MB |
256 MB |
256 MB |
||||||
パフォーマンス |
||||||||||
転送帯域幅 |
10 Gbps |
18 Gbps |
1 G:28 Gbps |
1 G:52 Gbps |
||||||
スイッチ帯域幅 |
20 Gbps |
36 Gbps |
1 G:56 Gbps |
1 G:104 Gbps |
||||||
転送レート |
14.88 Mpps |
26.78 Mpps |
41.67 Mpps |
77.38 Mpps |
||||||
ユニキャスト MAC アドレス数 |
8000 |
8000 |
8000 |
8000 |
||||||
IPv4 ユニキャスト直接ルート |
542 |
542 |
542 |
542 |
||||||
IPv4 ユニキャスト間接ルート |
256 |
256 |
256 |
256 |
||||||
IPv6 ユニキャスト直接ルート |
414 |
414 |
414 |
414 |
||||||
IPv6 ユニキャスト間接ルート |
128 |
128 |
128 |
128 |
||||||
IPv4 マルチキャスト ルートおよび IGMP グループ |
1024 |
1024 |
1024 |
1024 |
||||||
IPv6 マルチキャスト グループ |
1024 |
1024 |
1024 |
1024 |
||||||
IPv4/MAC セキュリティ ACE |
384 |
384 |
256 |
256 |
||||||
IPv6 セキュリティ ACE |
384 |
384 |
384 |
384 |
||||||
アクティブな VLAN の最大数 |
64 |
64 |
64 |
64 |
||||||
使用可能な VLAN ID 数 |
4094 |
4094 |
4094 |
4094 |
||||||
STP インスタンスの最大数 |
64 |
64 |
64 |
64 |
||||||
SPAN セッションの最大数 |
1 |
1 |
1 |
1 |
||||||
MTU-L3 パケット |
9198 バイト |
9198 バイト |
9198 バイト |
9198 バイト |
||||||
ジャンボ イーサネット フレーム |
10,240 バイト |
10,240 バイト |
10,240 バイト |
10,240 バイト |
||||||
MTBF(時)(データ) |
2,448,133 |
2,416,689 |
2,412,947 |
1,370,769 |
||||||
MTBF(時)(PoE) |
315,044 |
313,496 |
909,838 |
437,970 |
||||||
環境 |
||||||||||
動作温度 |
||||||||||
最大 1,500 m(5,000 フィート) |
–5 ~ 45 °C |
–5 ~ 45 °C |
–5 ~ 45 °C |
–5 ~ 45 °C |
||||||
WS-C2960L-16PS-LL の最高動作温度は、40 °C(1,500 m/5,000 フィートまで)および 35 °C(3,000 m/10,000 フィートまで)。 |
||||||||||
最大 3,000 m(10,000 フィート) |
–5 ~ 40 °C |
–5 ~ 40 °C |
–5 ~ 40 °C |
–5 ~ 40 °C |
||||||
動作高度 |
3,000 m |
3,000 m |
3,000 m |
3,000 m |
||||||
動作相対湿度 |
40 °C で 5 ~ 90 % |
40 °C で 5 ~ 90 % |
40 °C で 5 ~ 90 % |
40 °C で 5 ~ 90 % |
||||||
保管温度 |
–25 ~ 70 °C |
–25 ~ 70 °C |
–25 ~ 70 °C |
–25 ~ 70 °C |
||||||
保管高度 |
4500m |
4500 m |
4500 m |
4500 m |
||||||
保管相対湿度 |
65 °C で 5 ~ 95 % |
65 °C で 5 ~ 95 % |
65 °C で 5 ~ 95 % |
65 °C で 5 ~ 95 % |
||||||
保管高度 |
注:コールド スタートの最低周囲温度は 0 °C(32 °F)。 |
|||||||||
電気 |
データ |
PoE |
データ |
PoE |
データ |
PoE |
データ |
PoE |
||
電圧(オートレンジング) |
100 ~ 240 V AC IN |
100 ~ 240V AC IN |
100 ~ 240V AC IN |
100 ~ 240V AC IN |
100 ~ 240V |
100 ~ 240V |
100 ~ 240V |
100 ~ 240V |
||
周波数 |
50 ~ 60 Hz |
50 ~ 60 Hz |
50 ~ 60 Hz |
50 ~ 60 Hz |
50 ~ 60 Hz |
50 ~ 60 Hz |
50 ~ 60 Hz |
50 ~ 60 Hz |
||
電流 |
0.13 ~ |
0.22 ~ |
0.16 ~ |
0.24 ~ |
0.20 ~ |
0.21 ~ |
0.29 ~ |
0.37 ~ |
||
電力定格(最大消費電力) |
0.04 kVA |
0.11 kVA |
0.05 kVA |
0.19 kVA |
0.06 kVA |
0.24 kVA |
0.09 kVA |
0.48 kVA |
||
電源消費量(W) |
||||||||||
0 % トラフィック |
13.0 |
19.9 |
14.9 |
21.9 |
1 G:16.5 |
1 G:17.52 |
1 G:24.36 |
1 G:27.24 |
||
10 % トラフィック |
14.8 |
22.0 |
19.3 |
27.1 |
1 G:23.04 |
1 G:24 |
1 G:33 |
1 G:39.24 |
||
100 % トラフィック |
14.9 |
22.0 |
19.3 |
27.1 |
1 G:23.64 |
1 G:24 |
1 G:33.6 |
1 G:40.32 |
||
加重平均 |
14.2 |
21.3 |
17.8 |
25.4 |
1 G:21.06 |
1 G:21.84 |
1 G:30.32 |
1 G:35.6 |
||
|
注:電源のワット数は、実際の出力ではなく、電源から供給可能な最大出力を示しています。この値は設備の電源容量を計画するときに使用できます。PoE を備えたスイッチでは、電力負荷の大部分がエンド ポイントで消失するので、冷却性能は実際の消費電力ほど必要ありません。 |
|||||||||
音響ノイズ(48 ポート PoE のみ) |
||||||||||
音圧 |
LpA(通常) |
35 dB |
||||||||
LpAD(最大) |
39 dB |
|||||||||
音量 |
LwA(通常) |
4.8 B |
||||||||
LwAD(最大) |
5.2 B |
|||||||||
注:周囲温度 25 °C(77 °F)でのバイスタンダ位置で測定した数値です。 |
||||||||||
安全性および適合規格 |
||||||||||
安全性 |
UL 60950-1 Second Edition、CAN/CSA-C22.2 No. 60950-1 Second Edition、EN 60950-1 Second Edition、IEC 60950-1 Second Edition、AS/NZS 60950-1 |
|||||||||
EMC:エミッション |
47CFR Part 15(CFR 47)クラス A、AS/NZS CISPR22 クラス A、CISPR22 クラス A、EN55022 クラス A、ICES003 クラス A、VCCI クラス A、EN61000-3-2、EN61000-3-3、KN22 クラス A、CNS13438 クラス A |
|||||||||
EMC:イミュニティ |
EN55024(EN 61000-4-5 含む)、CISPR24、EN300386、KN24 |
|||||||||
環境 |
指令 2011/65/EU などの Reduction of Hazardous Substances(RoHS) |
|||||||||
通信 |
Common Language Equipment Identifier(CLEI)規約 |
|||||||||
米国政府の認定 |
USGv6 および IPv6 対応ロゴ |
|||||||||
コネクタとインターフェイス |
||||||||||
イーサネット インターフェイス |
10BASE-T ポート:RJ-45 コネクタ、2 ペア カテゴリ 3、4、または 5 シールドなしツイストペア(UTP)ケーブル |
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100BASE-TX ポート:RJ-45 コネクタ、2 ペア カテゴリ 5 UTP ケーブル |
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1000BASE-T ポート:RJ-45 コネクタ、4 ペア カテゴリ 5 UTP ケーブル |
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1000BASE-T SFP ベース ポート:RJ-45 コネクタ、4 ペア カテゴリ 5 UTP ケーブル |
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インジケータ LED |
ポート単位のステータス:リンク完全性、無効、アクティビティ、スピード、および全二重 |
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システムのステータス:システム、PoE、およびリンク スピード |
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コンソール ケーブル |
CAB-CONSOLE-RJ45:全長 1.83 m の RJ-45 コネクタ付きコンソール ケーブル |
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CAB-CONSOLE-USB:全長 1.83 m の USB タイプ A およびミニ B コネクタ付きコンソール ケーブル |
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電力 |
付属品の AC 電源コードを使用して、AC 電源コネクタを AC 電源コンセントに接続します。 |
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管理 |
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BRIDGE-MIB CISCO-CABLE-DIAG-MIB CISCO-CDP-MIB CISCO-CLUSTER-MIB CISCO-CONFIG-COPY-MIB CISCO-CONFIG-MAN-MIB CISCO-DHCP-SNOOPING-MIB CISCO-ENTITY-VENDORTYPE-OID-MIB CISCO-ENVMON-MIB CISCO-ERR-DISABLE-MIB CISCO-FLASH-MIB CISCO-FTP-CLIENT-MIB CISCO-IGMP-FILTER-MIB CISCO-IMAGE-MIB CISCO-IP-STAT-MIB CISCO-LAG-MIB CISCO-MAC-NOTIFICATION-MIB CISCO-MEMORY-POOL-MIB CISCO-PAGP-MIB CISCO-POE-EXTENSIONS-MIB |
CISCO-PORT-QOS-MIB CISCO-PORT-SECURITY-MIB CISCO-PORT-STORM-CONTROL-MIB CISCO-PRODUCTS-MIB CISCO-PROCESS-MIB CISCO-RTTMON-MIB CISCO-SMI-MIB CISCO-STP-EXTENSIONS-MIB CISCO-SYSLOG-MIB CISCO-TC-MIB CICSO-TCP-MIB CISCO-UDLDP-MIB CISCO-VLAN-IFTABLE CISCO-VLAN-MEMBERSHIP-MIB CISCO-VTP-MIB ENTITY-MIB ETHERLIKE-MIB IEEE8021-PAE-MIB IEEE8023-LAG-MIB |
IF-MIB INET-ADDRESS-MIB OLD-CISCO-CHASSIS-MIB OLD-CISCO-FLASH-MIB OLD-CISCO-INTERFACES-MIB OLD-CISCO-IP-MIB OLD-CISCO-SYS-MIB OLD-CISCO-TCP-MIB OLD-CISCO-TS-MIB RFC1213-MIB RMON-MIB RMON2-MIB SNMP-FRAMEWORK-MIB SNMP-MPD-MIB SNMP-NOTIFICATION-MIB SNMP-TARGET-MIB SNMPv2-MIB TCP-MIB UDP-MIB |
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サポートされる MIB の最新リストについては、MIB Locator(cisco.com/go/mibs)[英語] を参照してください。 |
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標準規格 |
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IEEE 802.1D スパニング ツリー プロトコル IEEE 802.1p CoS による優先順位付け IEEE 802.1Q VLAN IEEE 802.1s IEEE 802.1w IEEE 802.1X IEEE 802.1ab(LLDP) Bluetooth Ver 4.0 |
IEEE 802.3ad IEEE 802.3af および IEEE 802.3at IEEE 802.3ah(100BASE-X シングル/マルチモード ファイバのみ) IEEE 802.3x(10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T ポートで全二重方式) IEEE 802.3 10BASE-T IEEE 802.3u 100BASE-TX |
IEEE 802.3ab 1000BASE-T IEEE 802.3z 1000BASE-X RMON I および II 規格 SNMP v1、v2c、v3 IEEE 802.3az IEEE 802.1ax |
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RFC 準拠 |
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RFC 768 - UDP RFC 783 - TFTP RFC 791 - IP RFC 792 - ICMP RFC 793 - TCP RFC 826 - ARP RFC 854 - Telnet RFC 951 - ブートストラップ プロトコル(BOOTP) RFC 959 - FTP RFC 1112 - IP マルチキャストおよび IGMP RFC 1157 - SNMP v1 RFC 1166 - IP アドレス |
RFC 1256 - インターネット制御メッセージ プロトコル(ICMP)ルータ ディスカバリ RFC 1305 - NTP RFC 1492 - TACACS+
RFC 1493 - ブリッジ MIB RFC 1542 - BOOTP 拡張 RFC 1901 - SNMP v2C RFC 1902-1907 - SNMP v2 RFC 1981 - 最大伝送ユニット(MTU)パス ディスカバリ IPv6 RFC 2068 - HTTP RFC 2131 - DHCP RFC 2138 - RADIUS RFC 2233 - IF MIB v3 |
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シスコの制限付きライフタイム ハードウェア保証(拡張版)
Cisco Catalyst 2960-L シリーズ スイッチには、拡張版の制限付きライフタイム保証(E-LLW)が付いています。E-LLW には、標準の制限付きライフタイム保証条項に加え、翌営業日ハードウェア交換サービス(可能な場合)と、90 日間の Cisco Technical Assistance Center(TAC)によるサポート(8 X 5)が含まれます。シスコのソフトウェアに適用される保証を含む正式な保証条件は、ご購入のシスコ製品に付属する『Cisco Information Packet』に記載されています。製品の使用前に、個々の製品に付属する保証条件をよくお読みください。
シスコは、保証の唯一の救済手段として購入代金を払い戻す権利を留保します。保証条項の詳細については、http://www.cisco.com/jp および表 3 を参照してください。保証条件。
シスコの制限付きライフタイム ハードウェア保証(拡張版) |
|
対象デバイス |
Cisco Catalyst 2960-L シリーズの全スイッチに適用されます。 |
保証期間 |
製品を購入されたエンド ユーザが製品の所有または使用を継続している限り、適用されます。 |
サポート終了ポリシー |
製品の製造が終了した場合、シスコの保証サポートは終了の発表から 5 年間に限定されます。 |
ハードウェアの交換 |
シスコまたはその代理店は、可能な場合、翌営業日に Cisco Catalyst 2960-L の交換部品を出荷するよう合理的に努力します。不可能な場合は、RMA 要求の受領から 10 営業日以内に交換部品を出荷します。実際の配送期間は、お客様がお住まいの地域によって異なります。 |
発効日 |
ハードウェアの保証はお客様への出荷日から発効します(シスコの販売代理店から再販される製品については、シスコからの最初の出荷後 90 日以内)。 |
TAC サポート |
シスコは、お客様が購入された Cisco Catalyst 2960-L 製品の出荷日から最大 90 日間、お客様の地域の営業時間 |
Cisco.com へのアクセス |
Cisco.com へのゲスト アクセスのみが認められます。 |
Cisco DNA サブスクリプション ライセンス
Cisco Catalyst 2960-L シリーズ スイッチは、期間ベースの Cisco DNA Essentials ライセンス(DNA-E)をサポートしています。表 4 に、Cisco DNA Essentials でサポートされる機能を示します。表 5 には、Cisco 2960-L シリーズと合わせて Cisco DNA Essentials を発注するための情報をまとめています。
スマート アカウントによるライセンスの発注と管理:Cisco Smart Software Manager(SSM)を使用してスマート アカウントを作成すると、デバイスやライセンス パッケージの発注およびソフトウェア ライセンスの管理を、一元化された Web サイトから実施できるようになります。Cisco SSM を設定すれば、日単位で電子メール アラートが送信され、アドオン ライセンスの更新期限通知を受け取れます。ライセンスの有効期限が切れた場合、アドオン ライセンスを更新して引き続き使用するか、またはアドオン ライセンスを非アクティブ化してからスイッチをリロードし、基本ライセンス機能での運用を継続するかのいずれかを選択できます。
表 3. Cisco DNA Essentials でサポートされている Cisco Catalyst 2960-L シリーズ スイッチの機能
カテゴリ |
機能 |
デイゼロ ネットワーク起動自動化 |
シスコ ネットワーク プラグアンドプレイ アプリケーション |
Cisco DNA Center |
検出、インベントリ、トポロジ、ソフトウェア イメージの管理 |
ネットワークの監視 |
デバイス 360 |
ソフトウェア ポリシー
拡張された Cisco IOS LAN Lite ソフトウェア フィーチャ セットをお持ちのお客様には、公開仕様、リリース ノート、および業界標準に対するソフトウェアの適合性を維持するために、メンテナンス アップデートとバグ修正が提供されます。この有効期間は、シスコまたはシスコ販売代理店から製品を購入されたエンド ユーザが製品を継続的に所有または使用している期間と、製品の販売終了日から 1 年以内のどちらか短い方となります。
このポリシーは、以前のあらゆる保証条件またはソフトウェア使用条件より優先されます。また、このポリシーは予告なく変更される場合があります。
テクニカル サポートとサービス
表 4 に利用可能なテクニカル サービスを示します。
表 4. Cisco Catalyst 2960-L シリーズ スイッチに利用できるテクニカル サービス
テクニカル サービス |
Cisco Smart Net Total Care™ サービス
●
世界各地から Cisco TAC
への 24
時間対応アクセス
●
Cisco.com
の豊富なナレッジ
ベースとツールへの無制限のアクセス
●
Smart Call Home
対応デバイスでの予防的な診断およびリアルタイムのアラート
|
Cisco Smart Foundation サービス
●
翌営業日のハードウェア先行手配交換(対応可能な場合)
●
営業時間中の SMB TAC
へのアクセス(アクセス
レベルは地域によって異なります)
●
Cisco.com SMB
ナレッジ
ベースへのアクセス
●
Smart Foundation
ポータルを介したオンラインのテクニカル
リソース
●
オペレーティング
システム
ソフトウェアのバグ修正とパッチ
|
Cisco Smart Care サービス
●
中小企業のニーズに合わせたネットワーク
レベルのカバレッジ
●
シスコのネットワーク基盤、音声、およびセキュリティ
テクノロジーの予防的なヘルス
チェックと定期的な評価
●
対象となるシスコ
ハードウェアおよびソフトウェアに対する Smart Net Total Care
ポータルを介したテクニカル
サポート
●
シスコ
オペレーティング
システムおよびアプリケーション
ソフトウェアのアップデートとアップグレード
2
●
可能な場合、翌営業日のアドバンス
ハードウェア
リプレースメント(24 X 7 X 4
のオプションあり)
1
|
Cisco SP Base サービス
●
世界各地から Cisco TAC
への 24
時間対応アクセス
●
Cisco.com
への登録アクセス
●
翌営業日、8 X 5 X 4
、24 X 7 X 4
、または 24 X 7 X 2
のアドバンス
ハードウェア
リプレースメント、および工場返送オプション
1
●
オペレーティング
システム
ソフトウェアの継続的なアップデート
2
|
Cisco Focused Technical Support サービス 次の 3 レベルのハイタッチ サービスをご利用いただけます。
●
Cisco High-Touch Operations Management Service
●
Cisco High-Touch Technical Support Service
●
Cisco High-Touch Engineering Service
すべてのネットワーク機器について、有効な Cisco Smart Net Total Care 契約または SP Base 契約が必要。 |
アクセサリ
表 5 に、利用可能なアクセサリについて記載します。
表 5. Cisco Catalyst 2960-L シリーズのアクセサリ
部品番号 |
説明 |
互換性 |
CAB-CONSOLE-RJ45 |
全長 1.83 m(6 フィート)の RJ-45 コネクタ付きコンソール ケーブル |
すべてのモデル |
CAB-CONSOLE-USB |
全長 1.83 m の USB タイプ A およびミニ B コネクタ付きコンソール ケーブル |
すべてのモデル |
PWR-CLP |
電源ケーブルの固定クリップ |
すべてのモデル |
RCKMNT-1RU-2KX |
2960-X、2960 XR、2960-L 用の 1 RU ラック マウント キット |
24 ポートおよび 48 ポート モデルのみ |
RCKMNT-REC-2KX |
2960-X、2960 XR、2960-L 用の埋め込み式 1 RU ラック マウント キット |
24 ポートおよび 48 ポート モデルのみ |
CMPCT-MGNT-TRAY |
3560-CX、2960-CX、および 2960-L コンパクト スイッチ用磁気取り付けトレイ |
8 ポートおよび 16 ポート モデルのみ |
CMPCT-CBLE-GRD |
3560-CX、2960-CX、および 2960-L コンパクト スイッチ用ケーブル ガード |
8 ポートおよび 16 ポート モデルのみ |
CMPCT-DIN-MNT |
3560-CX、2960-CX、および 2960-L コンパクト スイッチ用 DIN レール マウント |
8 ポートおよび 16 ポート モデルのみ |
発注情報
表 6 に、Cisco Catalyst 2960-L シリーズの発注情報を示します。購入方法については、「購入案内」(https://www.cisco.com/web/JP/product/how_to_order.html)を参照してください。
表 6. Cisco Catalyst 2960-L の発注情報
製品番号 |
説明 |
Cisco Catalyst 2960-L スイッチ、1G SFP アップリンク X 2 |
|
WS-C2960L-8TS-JP |
8 ポート 10/100/1000 イーサネット ポート、1G SFP X 2 |
WS-C2960L-8PS-JP |
8 ポート 10/100/1000 イーサネット PoE+ ポート、1G SFP X 2 |
WS-C2960L-16TS-JP |
16 ポート 10/100/1000 イーサネット ポート、1G SFP X 2 |
WS-C2960L-16PS-JP |
16 ポート 10/100/1000 イーサネット PoE+ ポート、1G SFP X 2 |
Cisco Catalyst 2960-L スイッチ、1G SFP アップリンク X 4 |
|
WS-C2960L-24TS-JP |
24 ポート 10/100/1000 イーサネット ポート、1G SFP X 4 |
WS-C2960L-24PS-JP |
24 ポート 10/100/1000 イーサネット PoE+ ポート、1G SFP X 4 |
WS-C2960L-48TS-JP |
48 ポート 10/100/1000 イーサネット ポート、1G SFP X 4 |
WS-C2960L-48PS-JP |
48 ポート 10/100/1000 イーサネット PoE+ ポート、1G SFP X 4 |
表 7. Cisco Catalyst 2960-L シリーズでの Cisco DNA Essentials ライセンスの製品 ID
ポート数 |
製品 ID |
説明 |
8 |
C2960L-DNA-E-8= |
C2960L DNA Essentials、8 ポート ターム ライセンス |
C2960L-DNA-E-8-3Y |
C2960L DNA Essentials、8 ポート、3 年ターム ライセンス |
|
C2960L-DNA-E-8-5Y |
C2960L DNA Essentials、8 ポート、5 年ターム ライセンス |
|
16 |
C2960L-DNA-E-16= |
C2960L DNA Essentials、16 ポート ターム ライセンス |
C2960L-DNA-E-16-3Y |
C2960L DNA Essentials、16 ポート、3 年ターム ライセンス |
|
C2960L-DNA-E-16-5Y |
C2960L DNA Essentials、16 ポート、5 年ターム ライセンス |
|
C2960L-DNA-E-16-7Y |
C2960L DNA Essentials、16 ポート、7 年ターム ライセンス |
|
24 |
C2960L-DNA-E-24= |
C2960L DNA Essentials、24 ポート ターム ライセンス |
C2960L-DNA-E-24-3Y |
C2960L DNA Essentials、24 ポート、3 年ターム ライセンス |
|
C2960L-DNA-E-24-5Y |
C2960L DNA Essentials、24 ポート、5 年ターム ライセンス |
|
C2960L-DNA-E-24-7Y |
C2960L DNA Essentials、24 ポート、7 年ターム ライセンス |
|
48 |
C2960L-DNA-E-48= |
C2960L DNA Essentials、48 ポート ターム ライセンス |
C2960L-DNA-E-48-3Y |
C2960L DNA Essentials、48 ポート、3 年ターム ライセンス |
|
C2960L-DNA-E-48-5Y |
C2960L DNA Essentials、48 ポート、5 年ターム ライセンス |
|
C2960L-DNA-E-48-7Y |
C2960X DNA Essentials、48 ポート、7 年ターム ライセンス |
オプティクスの互換性に関する情報
Cisco Catalyst 2960-L シリーズは各種のオプティクスをサポートしています。サポートされるオプティクスのリストは定期的に更新されます。互換性に関する情報については、オプティクスの互換性を参照してください。
シスコへのお問い合わせ
シスコ製品の詳細については、次の連絡先までお問い合わせください。
電話番号:+1 800 553-NETS(6387)
国別の製品サポート [英語]
シスコ Web サイト:http://www.cisco.com/jp/
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