この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブ ランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco Catalyst 9000 スイッチファミリにアップグレードする理由
再構築、強化、再定義
Cisco Catalyst 9000 スイッチファミリは、業界をリードするシスコのモジュラ型、固定型、コンパクト型のエンタープライズアクセス、アグリゲーション、およびコア スイッチング プラットフォームです。これらのスイッチは、あらゆる場所が職場となり、あらゆるものがエンドポイントとなり、アプリケーションがいたる所でホストされるハイブリッドの世界に対応できるようネットワークを変革するために構築されています。
新たに Catalyst 9000X モデルが追加された Catalyst 9000 ファミリは、接続の再構築、セキュリティの強化、さまざまな規模のハイブリッドワーカーのエクスペリエンス再定義に役立つ革新的な機能を継続的に提供し、今後も未来を形作っていきます。
Catalyst 9200 シリーズにアップグレードする理由
Catalyst 9200 シリーズ
Catalyst 9200 シリーズ スイッチによって、インテントベース ネットワーキングと Catalyst 9000 ハードウェアおよびソフトウェアのイノベーションの力をさまざまな展開環境に拡張できます。Catalyst 9200 シリーズは、シンプルなブランチ展開に適切なサイズのスイッチングを提供します。Cisco Catalyst 9000 ファミリから発展した Catalyst 9200 シリーズ スイッチは、妥協のない簡素化を実現しており、優れた安全性、常時接続性、新しいレベルのシンプルな IT を提供します。
安全、シンプル、信頼性。これらを目標に作られた製品です。
表 1. 同一クラスの他の Catalyst アクセススイッチと比較した Catalyst 9200 シリーズ スイッチのメリット
トレンド |
機能 |
レガシー固定アクセススイッチ |
|
メリット |
|
Catalyst 2960-X シリーズ |
Catalyst 2960-XR シリーズ |
Catalyst 9200 シリーズ |
|||
スケールと |
スタックあたりの帯域幅 |
80 Gbps |
80 Gbps |
最大 160 Gbps |
ほぼ同じ価格で 2 倍の密度 |
アップリンク |
1G SFP X 4 10G SFP+ X 2 10/100/1000BASE-T X 2 |
1G SFP X 4 10G SFP+ X 2 |
1G SFP X 4 10G SFP+ X 4 |
||
高度な |
フル Flexible NetFlow |
✓ |
✓ |
✓ |
企業のリソースへのロールベースのアクセスのオーケストレーション AES-128、MACsec-128 |
有線およびワイヤレス向けの Cisco TrustSec と SGT1 |
✓ |
✓ |
✓ |
||
Trustworthy |
✓ |
✓ |
✓ |
||
MACsec リンク暗号化 |
– |
– |
✓ |
||
簡素化と自動化 |
Cisco IOS XE OS |
– |
– |
✓ |
スイッチング、ルーティング、ワイヤレス、および IoT に対応する 1 つの共通のネットワーク OS |
モデル駆動型 |
– |
– |
✓ |
各種の標準規格に |
|
ストリーミング |
– |
– |
✓ |
コンテキストに応じた、充実した洞察 |
|
SD-Access の |
– |
– |
✓ |
自動化とアシュア |
|
Catalyst 対応の |
- |
- |
✓ |
Meraki ダッシュボードでの可視性 |
表 2. 同クラスの他の Cisco Catalyst コンパクト型アクセススイッチと比較した Cisco Catalyst 9200CX モデルのメリット
トレンド |
機能 |
インストールベースのアクセススイッチ |
メリット |
||
Cisco Catalyst 2960-CX シリーズ |
Cisco Catalyst 3560-CX シリーズ |
Cisco Catalyst 9200CX モデル |
|||
スケールと |
ポート |
8、1Gbps PoE+ X 12、データオプション |
8、1Gbps PoE+ X 12、データオプション |
8、1Gbps PoE+ X 12、10G mGig UPOE X 2、データオプション |
ほぼ同じ価格で 2 倍の密度 |
アップリンク |
1G SFP + X 2、1G 銅線 X 2 |
1G SFP X 2、 |
10G SFP+ X 4、1G 銅線 X 2 |
||
高度な |
フル Flexible NetFlow |
X-NetFlow Lite |
X-NetFlow Lite |
✓ |
|
有線およびワイヤレス向けの Cisco TrustSec と SGT |
✓ |
✓ |
✓ |
企業のリソースへのロールベースのアクセスのオーケストレーション |
|
Trustworthy |
- |
- |
✓ |
||
MACsec リンク |
- |
- |
✓ |
AES-256、MACsec-256 |
|
簡素化と自動化 |
Cisco IOS XE |
- |
- |
✓ |
スイッチング、ルーティング、ワイヤレス、および IoT に対応する 1 つの共通のネットワーク OS |
モデル駆動型 |
- |
- |
✓ |
各種の標準規格に準拠したプログラム可能なインターフェイス |
|
ストリーミング |
- |
- |
✓ |
コンテキストに応じた、充実した |
|
SD-Access の |
拡張ノードのみ |
拡張ノードのみ |
✓ |
自動化とアシュアランス |
|
AC および HVDC |
- |
- |
✓ |
スマートビルディングに最適 |
Catalyst 9300 シリーズにアップグレードする理由
Catalyst 9300 シリーズ
Catalyst 9300 シリーズ スイッチは、スイッチから Software as a Service(SaaS)までのあらゆる要素において、次世代の可観測性を備えた優れたネットワークおよびサービスエクスペリエンスをユーザーに提供します。幅広いポートおよび管理オプションをご用意しており、Cisco DNA Center または Meraki クラウド管理ダッシュボードを使用して、物理アプライアンスまたは仮想アプライアンスの運用を選択できます。Catalyst 9300 シリーズには、アプリケーション ホスティングのための高度なソリューションが含まれています。Cisco Spaces がネットワーク内部の制御および可視化を提供し、Cisco ThousandEyes Enterprise Agents がキャンパス境界を越えた可視性を提供するため、問題の迅速な解決に役立ちます。銅線と光ファイバを組み合わせた最大 1 Tbps のスタッキング容量、マルチギガビット、90W UPOE+ をサポートする Catalyst 9300 シリーズは、大規模環境から小規模環境にまで対応するオプションを提供します。
表 3. 同一クラスの他の Catalyst アクセススイッチと比較した Catalyst 9300 シリーズのメリット
トレンド |
機能 |
レガシー固定アクセススイッチ |
Catalyst 9300 および 9300X モデル |
メリット |
||
Catalyst |
Catalyst 3750G シリーズ |
Catalyst 3850 シリーズ |
||||
スケールと |
スタックあたりの帯域幅 |
スタックなし/ |
32 Gbps |
480 Gbps 銅線および光ファイバ |
最大 1 Tbps の銅線および光ファイバ |
スループットの向上 |
アップリンク |
10G1 X 2 |
1G X 4 |
1G X 4、10G X 2、10G X 4 |
デュアルレート 100G/40G X 2 および X 4、40G X 2、マルチレート 25G/ |
最大 100G のアップリンクのスケールの拡大 |
|
シスコマルチギガビット(mGig)テクノロジー |
– |
– |
✓ |
✓ (アップリンクを含む) |
従来の配線環境で、1G を超える速度をサポート |
|
高度な |
ネイティブ Flexible NetFlow |
– |
– |
✓ |
✓ |
企業のリソースへのロールベースのアクセスのオーケストレーション AES-256、MACsec-256 WAN-MACsec 最もセキュアなリンク認証および暗号化 |
有線およびワイヤレス向けの Cisco TrustSec と SGT2 |
有線 |
– |
✓ |
✓ |
||
Trustworthy |
– |
– |
✓ |
✓ |
||
ネイティブ MACsec-256 暗号化 |
– |
– |
マルチギガビット、10G モデルのみ |
✓ |
||
暗号化トラフィック分析 |
– |
– |
– |
✓ |
暗号化されたトラフィックに潜むマルウェアを、トラフィックの復号なしで検出 |
|
Cisco Umbrella |
– |
– |
– |
✓ |
ユーザーがインターネットにアクセスする場所が企業ネットワークの内部か外部かを問わず、脅威に対する最前線の防御を提供するクラウド セキュリティ サービス。 |
|
簡素化と自動化 |
x86 CPU |
– |
– |
– |
✓ |
CPU パフォーマンスの向上 |
Cisco IOS XE OS |
– |
– |
✓ |
✓ |
スイッチング、ルーティング、ワイヤレス、および IoT に対応する 1 つの共通のネットワーク OS |
|
KVM4 および |
– |
– |
– |
✓ |
Docker コンテナを含むネットワークでのアプリケーション ホスティング |
|
ゲストシェル |
– |
– |
✓ |
✓ |
オンボックスの Python スクリプティング |
|
モデル駆動型 |
– |
– |
✓ |
✓ |
各種の標準規格に |
|
ストリーミング |
– |
– |
✓ |
✓ |
コンテキストに応じた、充実した洞察 |
|
一体型 |
– |
– |
– |
✓ |
ファブリックロールごとに個別のデバイスを必要としない SD-Access の実現 |
|
SD-Access の |
– |
– |
オプションの |
✓ |
|
|
Cisco ThousandEyes Enterprise Agents |
– |
– |
– |
✓ |
ネットワークからクラウドまでの可視化により、問題を迅速に切り分け |
|
Cisco Spaces |
– |
– |
– |
✓ |
有線およびワイヤレスのネットワークデバイスの可視化によりスマートビルディングをサポート |
|
Meraki による |
- |
- |
- |
✓ |
Meraki ダッシュボードでの管理と可視性 |
|
BYOD(個人所有デバイス持ち込み) |
Wi-Fi 6E/6 および Wave 2 AP |
– |
– |
24 |
48 |
1RU6 ボックスで高密度を実現した次世代アクセスポイント |
サポートされる |
– |
– |
100 |
200 |
||
有線とワイヤレスを統合する UADP ASIC7 |
– |
– |
UADP 1.0 |
UADP 2.0 UADP 2.5 |
有線およびワイヤレスアクセスを統合 |
|
有線およびワイヤレス全体でアプリケーションを |
– |
– |
✓ |
✓ |
||
エンドツーエンドの Quality of Experience8 |
– |
– |
– |
✓ |
表 4. Catalyst 3650 シリーズ アクセススイッチと比較した Catalyst 9300L モデルのメリット
トレンド |
機能 |
Catalyst 3650 シリーズ |
Catalyst 9300L モデル |
メリット |
スケールと |
スタックあたりの帯域幅 |
160 Gbps |
320 Gbps |
|
アップリンク |
1G X 4 10G X 2 10G X 4 10G X 8 40G X 2 固定 |
1G X 4 10G X 4 40G X 2 固定 |
||
パッチ適用 |
– |
ホットパッチ |
次のメンテナンスリリースを待たずにパッチを追加 |
|
高度な |
ネイティブ Flexible NetFlow |
✓ |
✓ |
企業のリソースへのロールベースのアクセスのオーケストレーション AES-256、MACsec-256 最もセキュアなリンク認証および暗号化 |
有線およびワイヤレス向けの Cisco TrustSec と SGT |
✓ |
✓ |
||
Trustworthy |
✓ |
✓ |
||
ネイティブ MACsec-256 暗号化 |
– |
✓ |
||
暗号化トラフィック分析 |
– |
✓ |
暗号化されたトラフィックに潜むマルウェアを、トラフィックの復号なしで検出 |
|
簡素化と自動化 |
x86 CPU |
– |
✓ |
イノベーションの促進 |
Cisco IOS XE OS |
✓ |
✓ |
スイッチング、ルーティング、 |
|
KVM およびコンテナベースのホスティング環境 |
– |
✓ |
ネットワークでのアプリケーション ホスティング |
|
ゲストシェル |
– |
✓ |
オンボックスの Python スクリプティング |
|
モデル駆動型 |
– |
✓ |
各種の標準規格に準拠したプログラム可能なインターフェイス |
|
ストリーミング |
– |
✓ |
コンテキストに応じた、充実した洞察 |
|
SD-Access の |
– |
✓ |
一体型ファブリック展開 |
|
Cisco ThousandEyes Enterprise Agents |
– |
✓ |
ネットワークからクラウドまでの可視化により、問題を迅速に切り分け |
|
Wi-Fi 6E/6 および Wave 2 AP |
12 |
12 |
||
サポートされる |
25 |
50 |
||
有線とワイヤレスを |
UADP 1.0 |
UADP 2.0 |
有線およびワイヤレスアクセスを統合することで、運用のシンプル化と拡張を実現 |
|
有線およびワイヤレス全体でアプリケーションを可視化 |
✓ |
✓ |
||
エンドツーエンドの Quality of Experience |
- |
✓ |
||
Catalyst 対応の |
- |
✓ |
Meraki ダッシュボードでの可視性 |
Catalyst 9400 シリーズにアップグレードする理由
Catalyst 9400 シリーズ
Catalyst 9400 シリーズ モジュラ型アクセスおよびディストリビューション スイッチは、ネットワークとビジネス、およびビジネスと顧客を柔軟に橋渡しできるように設計されています。これは、Cisco DNA と SD-Access によって完全にファブリックを制御できるよう設計された初の専用プラットフォームです。柔軟でスケーラブルなアクセスおよびバックボーン展開のために、銅線、マルチギガビット、90W Cisco UPOE+ と 60W Cisco UPOE、ファイバラインカードの幅広い選択肢をサポートします。より高性能なスーパーバイザエンジン、回復力のある電源、優れた拡張性を備える Catalyst 9400 シリーズは、セキュリティ、モビリティ、IoT、クラウドにおける重要なイノベーションによって、ネットワーキング分野におけるシスコのリーダーシップを拡大します。
表 5. 同一クラスの他の Catalyst モジュラ型アクセススイッチと比較した Catalyst 9400 シリーズのメリット
トレンド |
機能 |
レガシーモジュラ型アクセススイッチ |
Catalyst 9400 シリーズ |
メリット |
|
Catalyst 4500 シリーズ |
Catalyst 6500 シリーズ |
||||
優れたスケールとパフォーマンス |
シャーシ帯域幅 |
960 Gbps |
2 Tbps |
9.6 Tbps |
高速のさまざまな優れた組み合わせにより、スイッチを交換せずに将来のアップグレードに対応できる耐用年数 |
スループット |
250 Mpps |
450 Mpps |
900 Mpps |
||
mGig と Cisco UPOE |
mGig または Cisco UPOE のいずれか |
– |
✓ |
||
mGig と Cisco UPOE+ |
– |
– |
|
48HX、48HN、48H モデルで最大 90W PoE |
|
100G/40G |
- |
- |
✓ |
SUP-2/2XL |
|
10G/5G/2.5G/1G |
- |
- |
✓ |
|
|
機能 |
SD-Access の |
制限付き |
– |
✓ |
次世代オーバーレイによりセグメンテーションとポリシーベース管理をサポートし、脅威の検出および緩和機能を統合。オープンなプログラマブル インターフェイスを備えたアグリゲーション およびボーダーノード向けの高度なレイヤ 2 + レイヤ 3 機能を提供。ネイティブでホストされている ThousandEyes Enterprise Agents を |
Cisco Spaces IoT Gateway1 |
– |
– |
✓ |
||
ThousandEyes Enterprise Agents |
– |
– |
✓ |
||
MPLS-VPN |
– |
✓ |
✓ |
||
プログラマビリティ |
制限付き |
– |
✓ |
||
アプリケーションのホスティング/コンテナ |
– |
– |
✓ |
||
高可用性 |
Cisco StackWise Virtual |
VSS |
VSS |
✓ |
リンク、コンポーネント、およびスイッチの冗長性により信頼性が向上。中断のないソフトウェアアップグレードによる管理性の向上 |
ISSU4 |
✓ |
eFSU |
✓ |
||
GIR と NSF5 |
– |
– |
✓ |
||
ホットパッチ |
– |
– |
✓ |
||
セキュリティ |
MACsec 256 ビット暗号化 |
– |
– |
✓ |
企業のリソースへのロールベースのアクセスのオーケストレーション AES-256、MACsec-256 最もセキュアなリンク認証および暗号化 |
Cisco TrustSec |
– |
– |
✓ |
||
Trustworthy |
– |
– |
✓ |
||
暗号化トラフィック分析 |
– |
– |
✓ |
||
Cisco Umbrella |
– |
– |
✓ |
Catalyst 9500 シリーズにアップグレードする理由
Catalyst 9500 シリーズ
Cisco Catalyst 9500 シリーズ スイッチは、業界をリードするシスコの固定型エンタープライズコアおよびアグリゲーション スイッチング プラットフォームです。Catalyst 9000 ファミリの一部を成すこのスイッチは、あらゆる場所が職場となり、あらゆるものがエンドポイントとなり、アプリケーションがいたる所でホストされるハイブリッドの世界に対応できるようネットワークを変革するために構築されています。
新しい Catalyst 9500X モデルは、プログラマブルパイプライン(P4)を備えた次世代コア専用に構築された Cisco Silicon One Q200 特定用途向け集積回路(ASIC)をベースとし、企業で最大 25.6 Tbps(12.8 Tbps 全二重)のスイッチング容量を提供する最初のネットワークハードウェアです。Q200 ASIC は外部メモリを使用せず、高性能のフルルーティングおよびスイッチング機能を提供します。これは、オンチップの 2.5D High Bandwidth Memory(HBM)を含む、マルチスライス(ディスクリート処理パイプライン)内部アーキテクチャによって可能になります。高性能のマルチコア x86 CPU を活用する Catalyst 9500 シリーズは、セキュリティ、IoT、およびクラウド向けに構築された、シスコの業界トップクラスの専用固定コアおよび WAN エッジ サービス エンタープライズ スイッチング プラットフォームです。
表 6. 同一クラスの他の Catalyst 固定コアスイッチと比較した Catalyst 9500 シリーズのメリット
トレンド |
機能 |
レガシー固定コアスイッチ |
Catalyst 9500 シリーズ |
メリット |
|
Catalyst 4500-X シリーズ(32x10) |
Catalyst 3850 ファイバ シリーズ |
||||
スケールと |
シャーシ帯域幅 |
800 Gbps |
480 Gbps |
最大 25.6 Tbps |
400G、100G、50G、40G、25G、10G をサポート |
400G |
- |
- |
✓ |
||
10G、25G、40G、50G、100G |
10G、25G、40G のみ |
10G、25G、40G のみ |
✓ |
||
最大 10G の密度 |
40 ポート |
48 ポート |
60 ポート |
||
最大 25G / 50G の密度 |
- |
- |
60 ポート |
||
最大 100G の密度 |
– |
– |
32 ポート |
||
高度なセキュリティ |
ネイティブ Flexible NetFlow |
– |
✓ |
✓ |
企業のリソースへのロールベースのアクセスのオーケストレーション AES-256、MACsec-256 最もセキュアなリンク認証および暗号化 |
有線およびワイヤレス向けの Cisco TrustSec と SGT |
有線のみ |
✓ |
✓ |
||
Trustworthy |
– |
– |
✓ |
||
ネイティブ MACsec-256 暗号化 |
– |
mGig/10G モデル |
✓ |
||
暗号化トラフィック分析 |
– |
– |
✓ |
妥協のないユーザーエクスペリエンス:ネットワークのプロアクティブな評価、監視、トラブルシューティング |
|
BYOD とモビリティ |
ファブリック対応 |
– |
✓ |
✓ |
有線およびワイヤレスアクセスを統合 |
有線およびワイヤレス向けの一般的な機能 |
– |
✓ |
✓ |
||
有線とワイヤレスを統合する UADP ASIC |
– |
✓ |
✓ |
||
有線およびワイヤレス全体でアプリケーションを可視化 |
– |
✓ |
✓ |
||
階層的なワイヤレス QoS1 |
– |
✓ |
✓ |
||
簡素化と自動化 |
有線およびワイヤレス向けの一般的な機能 |
– |
✓ |
✓ |
シンプルさとビジネスの俊敏性 |
GIR とパッチ適用 |
– |
– |
✓ |
||
Cisco DNA Center および SD-Access のプログラマビリティ |
– |
オプションのサブスクリプション |
✓ |
||
Catalyst 対応の |
- |
- |
✓ |
Meraki ダッシュボードでの可視性 |
Catalyst 9600 シリーズにアップグレードする理由
Catalyst 9600 シリーズ
Catalyst 9600 シリーズは、エンドツーエンドの Catalyst 9000 ファミリをさらに拡張し、お客様のさまざまなビジネスおよびネットワーク戦略に対応する包括的なソリューションです。最も高度な安全性、回復力、インテリジェンスを備えたネットワークを求めているお客様に必要なのが、Catalyst 9600 シリーズ スイッチです。このスイッチは、エンタープライズクラスのコアおよびアグリゲーションレイヤ向けの業界初の専用モジュラ構成(マルチレート 400G/200G*/100G、デュアルレート 100G/40G、マルチレート 50G*/25G/10G/1G、高密度 10G マルチギガビット)スイッチ製品です。
新しい 9600 SUP-2 スーパーバイザは、プログラマブルパイプライン(P4)を備えた次世代コア専用に構築された Cisco Silicon One Q200 特定用途向け集積回路(ASIC)をベースとし、企業で最大 25.6 Tbps(12.8 Tbps 全二重)のスイッチング容量を提供する最初のネットワークハードウェアです。Q200 ASIC は外部メモリを使用せず、高性能のフルルーティングおよびスイッチング機能を提供します。これは、オンチップの 2.5D High Bandwidth Memory(HBM)を含む、マルチスライス(ディスクリート処理パイプライン)内部アーキテクチャによって可能になります。高性能のマルチコア x86 CPU を活用する Catalyst 9600 シリーズは、セキュリティ、IoT、およびクラウド向けに構築された、シスコの業界トップクラスの専用モジュラ型コアおよび WAN エッジ サービス エンタープライズ スイッチング プラットフォームです。
表 7. 同一クラスの他の Catalyst モジュラ型コアスイッチと比較した Catalyst 9600 シリーズのメリット
トレンド |
機能 |
レガシーモジュラ型コアスイッチ |
Catalyst 9600 シリーズ |
メリット |
||
Catalyst 6500 シリーズ Sup 720 3C |
Catalyst 6500/ |
|||||
Sup 2T |
Sup 6T |
|||||
優れたスケールとパフォーマンス |
シャーシ帯域幅 |
720 Gbps |
最大 2 Tbps |
最大 6 Tbps |
最大 25.6 Tbps |
高速のさまざまな優れた組み合わせにより、スイッチを交換せずに将来のアップグレードに対応できる耐用年数 |
スループット |
450 Mpps |
720 Mpps |
780 Mpps |
8 Bpps |
||
400G(QSFP-DD) |
- |
- |
- |
✓ |
ラインレート 25G、40G、50G、100G、200G*、400G |
|
100G(QSFP28) |
– |
40G のみ |
40G のみ |
✓ |
||
50G(SFP56) |
– |
– |
– |
✓ |
||
機能 |
SD-Access |
– |
制限付き |
限定的 |
✓ |
次世代オーバーレイによりセグメンテーションとポリシーベース管理をサポートし、脅威の検出および緩和機能を統合。オープンなプログラマブル インターフェイスを備えたアグリゲーション およびボーダーノード向けの高度なレイヤ 2 + レイヤ 3 機能を提供 |
MPLS-VPN |
✓ |
✓ |
✓ |
✓ |
||
プログラマビリティ |
– |
制限付き |
限定的 |
✓ |
||
アプリケーションのホスティング/コンテナ |
– |
– |
– |
✓ |
||
高可用性 |
Cisco StackWise Virtual |
– |
✓ |
✓ |
✓ |
|
ISSU |
– |
制限付き |
限定的 |
✓ |
||
GIR と NSF |
– |
– |
– |
✓ |
||
ホットパッチ |
– |
– |
– |
✓ |
||
セキュリティ |
マクロ/マイクロ |
– |
✓ |
✓ |
✓ |
有線およびワイヤレスアクセスを統合 |
MACsec-256 ビット暗号化 |
128 ビット |
128 ビット |
128 ビット |
✓ |
||
Cisco TrustSec |
– |
✓ |
✓ |
✓ |
||
Trustworthy |
– |
– |
– |
✓ |
シスコ サービスは、優れたインフラストラクチャを、低リスクで迅速に実現できるよう支援します。Cisco Catalyst 9000 スイッチングファミリのサービスではエキスパートのアドバイスを得られ、新しいスイッチの計画、展開、管理、サポートを効果的に行えます。ネットワーキングに関する、シスコサービスの比類ない専門知識、ベストプラクティス、革新的なツールにより、ネットワークにハードウェア、ソフトウェア、プロトコルを新しく導入する際のアップグレード、更新、移行にかかるコストを全体的に削減できます。シスコのエキスパートが提示する、包括的なサービスライフサイクルによって、中断を最小限に抑えた効率の高い運用を実現でき、Cisco DNA に対応したインフラストラクチャから最大限の価値を得られます。詳細はこちらをご覧ください。
Cisco Capital を利用したスイッチ移行のファイナンス
Cisco Capital のファイナンスによって、より簡単にスイッチを移行し、デジタル変革を加速させることができます。初期費用を必要としない Cisco Capital Easy Pay により、予測可能な月々の支払いとすることができるため、この移行をできる限り簡単に行えるようになります。費用全体の 90% を 3 年間で支払うことになり、利息は一切かかりません。この期間の終了時に、機器を返却して更新するか、リースを延期するか、または元の費用の 10% でソリューションを買い取るかを選択します。この業界トップクラスの優れた金利設定を利用して、お客様の予算を他の投資に振り分けてください。
Cisco Capital Easy Pay をぜひご活用ください。
シスコおよびパートナーは、お客様が移行のどの段階にいようと、デジタルネットワーク変革を加速させるために必要なサービスの専門知識を提供します。その範囲は、アップグレードや最適化のサービスから、受賞歴のあるサポートにまで及びます。シスコではお客様のネットワークを刷新する際に、アップグレード展開を加速させ、リスクと複雑さを減らし、ビジネスの継続性を確保します。プロセスを合理化するサービスを提供することでアップグレードを簡略化し、お客様が投資を最大限活用できるようにします。このアップグレードサービスは、コスト管理を支援し、運用効率を高め、更新時のリスクを軽減します。
詳細については、スイッチのサービスをご覧ください。
● Cisco SD-Access によって、コストとダウンタイムを削減し、複雑さを低減できます。ポリシーを自動化し、サービスを迅速に作成し、ユーザー、デバイス、アプリケーション全体のコンテキストに応じた 360 度のインサイトを取得できます。リアルタイムデータと履歴データの分析でネットワークパフォーマンスを保証して学習と適応を実現し、さらには、顕在化する前の問題をも検出できます。
● パフォーマンスの強化、モビリティサポートの向上、組み込みの ThousandEyes ネットワークテストによるサービス保証を通じて、顧客と従業員のエクスペリエンスを高められます。
● 連携するように設計されているエンドツーエンドの高度なセキュリティを展開することで、脅威を検出して阻止し、セキュリティの複雑さを簡素化し、ビジネスをより安全に保ち、IT の生産性をさらに改善できます。
Catalyst 9000 ファミリは、お客様が必要な機能だけを購入できる、Cisco IOS XE と Cisco DNA のサブスクリプションベースのソフトウェアライセンスを提供する初めての製品でもあります。Cisco Catalyst 9000 スイッチとそれ以前のスイッチを比較し、最新のメリットをご確認ください(表 1 ~ 6 を参照してください)。