製品概要
Cisco Nexus® C36180YC-R は高速、高密度の 1、10、25、40 または 100 ギガビット イーサネット スイッチであり、データセンターの集約のために設計されています。Cisco Nexus C36180YC-R の大容量のバッファとルーティング テーブル サイズにより、IP ストレージ、緩衝地帯(DMZ)、ビッグデータ、エッジ ルーティングなどの幅広いアプリケーションの代替選択肢にもなります。コンパクトな 1 ラック単位(1 RU)のフォーム ファクタであり、レイヤ 2 およびレイヤ 3 の広範な機能を提供します。R シリーズ ファミリの一部であり、業界トップクラスの NX-OS オペレーティング システム ソフトウェアを実行します。
豊富なプログラマビリティ機能により、企業は最新のアプリケーションを実行するだけではなく、要求が厳しく、変化するアプリケーション ニーズに備えることができます。Cisco Nexus C36180YC-R は、AC および DC 電源入力で、標準およびリバース(ポート側排気およびポート側吸気)の両方式のエアーフローをサポートしています。
Cisco Nexus C36180YC-R(図 1)は、48 個の SFP と 6 個の QSFP28 ポートを備えた Small Form-Factor Pluggable(SFP)およびクワッド SFP(QSFP)スイッチです。各 SFP ポートは、1、10、または 25 ギガビット イーサネットで動作でき、各 QSFP28 は 100 または 40 ギガビット イーサネットあるいはブレイク アウト ケーブル構成[1]で動作することができます。6 個の QSFP28 ポートは、IEEE 802.1ae MAC Security(MACSec)をサポートすることができます。
主な利点
Cisco Nexus C36180YC-R は、次の利点を備えています。
● すべてのポートでワイヤ レートのレイヤ 2 およびレイヤ 3 スイッチングを実現:最大 3.6 テラビット/秒(Tbps)および 16.7 億パケット/秒(bpps)
● プログラマビリティ:Cisco® NX-API、Linux コンテナ、拡張マークアップ言語(XML)、JavaScript Object Notation(JSON)アプリケーション プログラミング インターフェイス(API)、OpenStack プラグイン、Python、Puppet/Chef 設定および自動化ツールをサポート
● 高いパフォーマンスと優れた拡張性:6 コア CPU、32 GB の DRAM、8 GB の動的バッファ割り当て機能を備え、拡張性に優れたデータセンターやビッグ データ アプリケーションに最適なスイッチ
● 柔軟性:
◦ 光ファイバ ソリューションと銅線ケーブル配線ソリューションのいずれも、1、10、25、40、50、100 Gbps 接続に利用できます。アクティブ光ケーブル(AOC)およびダイレクト アタッチド ケーブル(DAC)も利用可能です。
◦ QSFP28 ポートは 4 X 25 Gbps または 4 X 10 Gbps ポートとして動作するように構成できます。
● 高可用性:
◦ Virtual PortChannel(vPC)テクノロジーにより、スパニングツリー プロトコルを不要にすることで、レイヤ 2 マルチパスを提供します。また、既存の管理モデルや展開モデルを変更しなくても、2 分割帯域幅を十分に活用し、レイヤ 2 論理トポロジを簡素化できるようになります。
◦ 高度なメンテナンス機能にはホットおよびコールド パッチやグレースフル挿抜(GIR)モードが含まれます。
◦ ホットスワップ可能な電源ユニット(PSU)とファンも使用されています。
● 実績のある総合的な革新技術を活用した NX-OS オペレーティング システム
◦ Power On Auto Provisioning(POAP)によってスイッチの起動や設定に手動の操作が必要ないため、プロビジョニングに要する時間を大幅に短縮
◦ Cisco Embedded Event Manager(EEM)と Python スクリプティングにより、データセンターの自動化とリモート操作が可能
◦ EtherAnalyzer は内蔵型のパケット アナライザで、コントロールプレーンのトラフィックの監視およびトラブルシューティングを行います。これは、広く使用されているオープン ソースのネットワーク プロトコル アナライザである Wireshark を基に作成されています。
◦ 豊富なレイヤ 3 ユニキャストおよびマルチキャスト ルーティング プロトコルをサポートしています。それらのプロトコルには、Border Gateway Protocol(BGP)、Open Shortest Path First(OSPF)、Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)、Routing Information Protocol Version 2(RIPv2)、Protocol-Independent Multicast Sparse Mode(PIM-SM)、Source-Specific Multicast(SSM)、Multicast Source Discovery Protocol(MSDP)が含まれます。
設定
Cisco Nexus C36180YC-R の構成は、次のとおりです。
● 48 ポート 1、10、または 25 ギガビット イーサネット SFP
● 6 ポート 100 ギガビット イーサネット QSFP286 つのすべてのポートでワイヤレート MACsec 暗号化がサポートされています。
● ロケータ LED
● 環境 LED
● ステータス LED
● デュアル冗長電源
● 10、100 または 1000 Mbps 管理用ポート(クーパーまたは光ファイバ)X 1
● RS-232 シリアル コンソール ポート X 1
● USB ポート X 1
トランシーバおよびケーブルのオプション
Cisco Nexus C36180YC-R には、48 個の SFP ポートがあります。1、10、または 25 Gbps SFP の幅広い範囲の速度をサポートし、光ファイバおよび銅ケーブル ソリューションの両方をサポートします。
Cisco Nexus C36180YC-R には、6 個の QSFP ポートがあります。QSFP28 テクノロジーによって、データセンターのギガビット イーサネット インフラストラクチャを 40 ギガビットから 100 ギガビットへスムーズに移行できます。スイッチの各 QSFP28 ポートは、ネイティブ 100 ギガビット イーサネット モードまたは 4 X 25 ギガビット イーサネット モードで稼働できます。この 2 つのモードで光ファイバと銅線ケーブル配線のどちらのソリューションにも対応できます。
サポートされるすべての光ファイバについては、以下の最新の互換性マトリックスを参照してください。
トランシーバ タイプの詳細については、https://www.cisco.com/en/US/products/hw/modules/ps5455/prod_module_series_home.html [英語] を参照してください。
Cisco NX-OS ソフトウェアの利点
NX-OS は、モジュール性、復元性、有用性を基盤として構築された、データセンター クラスの OS です。これを使用すると、継続的な可用性を確保し、ミッション クリティカルなデータセンター環境の基盤を確立することができ、自己修復機能と高度なモジュール設計によって、ゼロインパクトの運用を実現するとともに、これまでにない高い柔軟性を提供します。
データセンターの要件に特化した NX-OS は、現在および将来のデータセンターに要求されるネットワーキング要件を満たす、堅牢で包括的な機能を備えています。XML インターフェイスを備え、Cisco IOS® ソフトウェアと同様のコマンドライン インターフェイス(CLI)を持つ NX-OS は、主要なネットワーキング標準およびシスコが持つ真のデータセンター クラスの新技術を実装した、最先端の OS です。
表 1 は NX-OS が提供する利点の概要を示し、表 2 は、Cisco Nexus C36180YC-R に利用できる NX OS パッケージを一覧表示します。
表 1. Cisco NX-OS ソフトウェアの利点
機能 | 利点 |
ソフトウェアの互換性:NX-OS は、Cisco IOS ソフトウェアを実行するシスコ製品との相互運用が可能です。また、サポート対象としてこのデータ シートに掲載されているネットワーキング標準に準拠したネットワーキング OS とも相互運用できます。 | ● 既存のネットワーク インフラストラクチャを使用した透過的運用 ● オープン スタンダード ● 互換性を懸念する必要がない |
モジュール型ソフトウェア設計:NX-OS は、分散マルチスレッド処理をサポートするように設計されています。そのモジュール型プロセスは、それぞれ別の保護メモリ領域内にオンデマンドでインスタンス化されます。したがって、プロセスが開始されてシステム リソースが割り当てられるのは、機能が新たに有効化されたときだけです。モジュール型プロセスはリアルタイム プリエンプティブ スケジューラによって制御されるため、重要な機能が適切なタイミングで実行されます。 | ● 堅牢なソフトウェア ● 耐障害性 ● 拡張性の向上 ● ネットワークの可用性の向上 |
トラブルシューティングおよび診断:NX-OS には、革新的なサービスアビリティ機能が組み込まれているため、ネットワークのトレンドやイベントに早期に対処できます。これにより、ネットワーク プランニングの質が向上し、ネットワーク オペレーション センター(NOC)やベンダーの応答時間が短縮されます。 | ● 迅速な問題の切り分けと解決 ● 継続的なシステム モニタリングと予防的通知 ● 運用チームの生産性向上 |
容易な管理:NX-OS は、業界標準の NETCONF をベースとするプログラマチック XML インターフェイスを備えています。NX-OS XML インターフェイスによって、デバイスに対する API が統一されます。NX-OS は、簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)バージョン 1、2、および 3 MIB もサポートします。さらに、NX-API および Linux Bash もサポートされるようになりました。 | ● 管理を強化するツールの迅速な開発および作成 ● 包括的な SNMP MIBサポートによる効率的なリモート モニタリング |
ロールベース アクセス コントロール(RBAC):管理者がユーザにロールを割り当てることで、スイッチ操作へのアクセスを制限することができます。アクセスが必要なユーザだけにアクセスを許可するようカスタマイズすることが可能です。 | ● ユーザ ロールに基づく厳しいアクセス コントロール メカニズム ● ネットワーク デバイス セキュリティの向上 ● 人的ミスから発生するネットワークの問題の削減 |
表 2. Cisco Nexus C36180YC-R で使用可能な Cisco NX-OS ソフトウェア パッケージ*
パッケージ | シャーシ ベース | 製品番号 | サポートされる機能 |
Cisco Nexus C36180YC-R Enhanced レイヤ 3 ライセンス | シャーシ | N3K-LAN1K9 | レイヤ 3 機能(フル OSPF、EIGRP、BGP など) |
製品仕様
表 3 に、Cisco Nexus C36180YC-R の仕様を示します。
表 3. 仕様
説明 | 仕様 | |
物理仕様 | ● 1RU固定フォーム ファクタ スイッチ ● SFPポート X 48:それぞれがネイティブ 25、10、または 1ギガビット イーサネット モードをサポートします。 ● QSFP28ポート X 6:各ポートで、100ギガビット イーサネット ネイティブ モードと 4 X 25ギガビット イーサネット モードをサポート ● 冗長電源 X 2 ● 管理、コンソール、USBフラッシュ メモリ ポート | |
パフォーマンス | ● スイッチング容量:1.8 Tbps ● 転送レート:最大 1.67 bpps ● 115Bより大きいパケット サイズについて、すべてのポートでのラインレート トラフィック スループット(レイヤ 2および 3の両方) ● 最大伝送単位(MTU)が 9216バイトのジャンボ フレームまで設定可能 | |
ハードウェア テーブルおよび拡張性* | MAC アドレスの総数 | 750,000 |
VLAN の数 | 4,096 | |
スパニングツリー プロトコルのインスタンス数 | ● 高速スパニング ツリー プロトコル(RSTP):512 ● マルチ スパニング ツリー プロトコル(MSTP):64 | |
ACL エントリ数 | ● 7,000入力 | |
ルーティング テーブル* | ● 最長プレフィクス照合(LPM)ルートの最大数:256,000 ● IPホスト エントリの最大数:750,000 ● MACアドレス エントリの最大数:750,000 ● レイヤ 3マルチキャスト エントリの最大数:128,000 | |
EtherChannel の数 | 256(vPC の場合) | |
EtherChannel あたりのポート数 | 32 | |
バッファ サイズ | 8 GB | |
システム メモリ | 32 GB | |
ブートフラッシュ メモリ | 128 GB | |
周波数 | 50 ~ 60 Hz | |
電源 | 電源のタイプ | |
通常動作時電力 | ワット(W) | |
最大電力 | 771W | |
AC 電源ユニット(PSU) ● 入力電圧 ● 周波数 効率性 |
● 100~ 240 VAC ● 50~ 60 Hz 89 ~ 91 %(220 V) | |
● 電源効率 | ● 89~ 91 %(220 V) | |
最大発熱量 | 2,631MBTU | |
● 標準およびリバースのエアーフロー方式 ◦ 標準エアーフロー:ポート側で排気(冷却気はファン トレイおよび電源装置側から入り、ポート側から排出) ◦ リバース エアーフロー:ポート側で吸気(冷却気はポート側から入り、ファン トレイと電源装置側から排出) ホットスワップ可能(1 分以内にスワップする必要がある) | ||
冷却ファン | 測定音響出力(最大) ● ファン速度:40 %デューティ サイクル ● ファン速度:70 %デューティ サイクル ● ファン速度:100 %デューティ サイクル | |
音響 | 外形寸法 | 4.4 X 43.9 X 68.2 cm |
環境 | 12.3 kg(27.1 ポンド) | |
温度:動作時 | 0 ~ 40°C(32 ~ 104°F) | |
温度:ストレージ | -40 ~ 70 °C(-40 ~ 158 °F) | |
相対湿度(動作時) | ● 10~ 85 %(結露しないこと) ● 最大湿度(85 %)で最長 5日 アメリカ暖房冷凍空調学会(ASHRAE)データ センター環境推奨 | |
相対湿度(保管時) | ● 5~ 95 %(結露しないこと) | |
高度 | 0 ~ 3000 m(0 ~ 10,000 フィート) |
ソフトウェア機能
Nexus 3600 プラットフォームでサポートされているソフトウェア機能の一覧については、最新のリリース ノートを参照してください。https://www.cisco.com/c/en/us/support/switches/nexus-3000-series-switches/products-release-notes-list.html [英語]
標準規格
表 4 に、Cisco Nexus 3600 プラットフォームがサポートする管理機能と規格を示します。
表 4. 管理機能と規格のサポート
説明 | 仕様 | |
MIB サポート | 一般的な MIB ● SNMPv2-SMI ● CISCO-SMI ● SNMPv2-TM ● SNMPv2-TC ● IANA-ADDRESS-FAMILY-NUMBERS-MIB ● IANA-Type-MIB ● IANA iprouteprotocol-MIB ● HCNUM-TC ● CISCO-TC ● SNMPv2-MIB ● SNMP-COMMUNITY-MIB ● SNMP-FRAMEWORK-MIB ● SNMP-NOTIFICATION-MIB ● SNMP-TARGET-MIB ● SNMP-USER-BASED-SM-MIB ● SNMP-VIEW-BASED-ACM-MIB ● CISCO-SNMP-VACM-EXT-MIB ● CISCO-CLASS-BASED-QOS-MIB イーサネット MIB ● CISCO-VLAN-MEMBERSHIP-MIB ● LLDP-MIB ● IP-MULTICAST-MIB 設定 MIB ● ENTITY-MIB ● IF-MIB ● CISCO-ENTITY-EXT-MIB ● CISCO-ENTITY-FRU-CONTROL-MIB ● CISCO-ENTITY-SENSOR-MIB ● CISCO-SYSTEM-MIB ● CISCO-SYSTEM-EXT-MIB ● CISCO-IP-IF-MIB ● CISCO-IF-EXTENSION-MIB ● CISCO-NTP-MIB ● CISCO-IMAGE-MIB ● CISCO-IMAGE-UPGRADE-MIB | モニタリング MIB ● NOTIFICATION-LOG-MIB ● CISCO-SYSLOG-EXT-MIB ● CISCO-PROCESS-MIB ● RMON-MIB ● CISCO-RMON-CONFIG-MIB ● CISCO-HC-ALARM-MIB セキュリティ MIB ● CISCO-AAA-SERVER-MIB ● CISCO-AAA-SERVER-EXT-MIB ● CISCO-COMMON-ROLES-MIB ● CISCO-COMMON-MGMT-MIB ● CISCO-SECURE-SHELL-MIB その他の MIB ● CISCO-LICENSE-MGR-MIB ● CISCO-FEATURE-CONTROL-MIB ● CISCO-CDP-MIB ● CISCO-RF-MIB レイヤ 3 およびルーティング MIB ● UDP-MIB ● TCP-MIB ● OSPF-MIB ● BGP4-MIB ● CISCO-HSRP-MIB |
標準規格 | ● IEEE 802.1p:サービス クラス(CoS)優先順位付け ● IEEE 802.1Q:VLANタギング ● IEEE 802.1s:スパニング ツリー プロトコルの複数 VLANインスタンス ● IEEE 802.1w:スパニング ツリー プロトコルの高速再構成 ● IEEE 802.3z:ギガビット イーサネット ● IEEE 802.3ad:Link Aggregation Control Protocol(LACP) ● IEEE 802.3ae:10ギガビット イーサネット ● IEEE 802.1ab:Link Layer Discovery Protocol(LLDP) | |
RFC | BGP ● RFC 1997:BGPコミュニティ アトリビュート ● RFC 2385:TCP MD5シグネチャ オプションによる BGPセッションの保護 ● RFC 2439:BGPルート フラップ ダンピング ● RFC 2519:ドメイン間ルート アグリゲーションのフレームワーク ● RFC 2545:BGPv4マルチプロトコル拡張の使用 ● RFC 2858:BGPv4のためのマルチプロトコル拡張 ● RFC 3065:BGPのための自律システム コンフェデレーション ● RFC 3392:BGPv4によるケイパビリティ アドバタイズメント ● RFC 4271:BGPv4 ● RFC 4273:BGPv4 MIB:BGPv4のための管理対象オブジェクトの定義 ● RFC 4456:BGPルート リフレクション ● RFC 4486:BGP中止通知メッセージのサブコード ● RFC 4724:BGPのためのグレースフル リスタート メカニズム ● RFC 4893:4オクテット AS番号空間に対する BGPのサポート ● RFC 5549:BGPで IPv4 NLRIを IPv6ネクスト ホップで指定 OSPF ● RFC 2328:OSPFバージョン 2 ● 8431RFC 3101:OSPF Not-So-Stubby-Area(NSSA)オプション ● RFC 3137:OSPFスタブ ルータ アドバタイズメント ● RFC 3509:OSPFエリア境界ルータの代替実装 ● RFC 3623:グレースフル OSPFリスタート ● RFC 4750:OSPFバージョン 2 MIB RIP ● RFC 1724:RIPv2拡張 MIB ● RFC 2082:RIPv2 MD5認証 ● RFC 2453:RIPバージョン 2 IP Services ● RFC 768:User Datagram Protocol(UDP) ● RFC 783:Trivial File Transfer Protocol(TFTP) ● RFC 791:IP ● RFC 792:ICMP ● RFC 793:TCP ● RFC 826:ARP ● RFC 854:Telnet ● RFC 959:FTP ● RFC 1027:プロキシ ARP ● RFC 1305:Network Time Protocol(NTP)バージョン 3 ● RFC 1519:クラスレス ドメイン間ルーティング(CIDR) ● RFC 1542:BOOTPリレー ● RFC 1591:ドメイン ネーム システム(DNS)クライアント ● RFC 1812:IPv4ルータ ● RFC 2131:DHCPヘルパー ● RFC 2338:VRRP IP マルチキャスト ● RFC 2236:インターネット グループ管理プロトコル、バージョン 2 ● RFC 3376:インターネット グループ管理プロトコル、バージョン 3 ● RFC 3446:PIMおよび MSDPを使用したエニーキャスト ランデブー ポイント メカニズム ● RFC 3569:SSMの概要 ● RFC 3618:Multicast Source Discovery Protocol(MSDP) ● RFC 4601:Protocol Independent Multicast - Sparse Mode(PIM-SM):プロトコル仕様(改訂) ● RFC 4607:IPのための Source-Specific Multicast ● RFC 4610:PIMを使用したエニーキャスト ランデブー ポイント ● RFC 5132:IPマルチキャスト MIB |
適合標準規格
表 5 に、Cisco Nexus 3600 プラットフォームが準拠する適合標準規格の概要を示します。
表 5. 適合標準規格:安全性および EMC
仕様 | 説明 |
適合認定 | 本製品は、指令 2004/108/EC および 2006/95/EC による CE マーキングに準拠しています。 |
安全性 | ● UL 60950-1 ● CAN/CSA-C22.2 No. 60950-1EN 60950-1 ● IEC 60950-1AS/NZS 60950-1GB4943 |
EMC:放射 | ● 47CFR Part 15(CFR 47)クラス A ● AS/NZS CISPR22クラス A ● CISPR22クラス A ● EN55022クラス A ● ICES003クラス A ● VCCIクラス A ● EN61000-3-2 ● EN61000-3-3 ● KN22クラス A ● CNS13438クラス A |
EMC:イミュニティ | ● EN50082-1 ● EN61000-6-1 ● EN55024 ● CISPR24 ● EN300386 ● KN 61000-4シリーズ |
発注情報
表 6 に、Cisco Nexus C36180YC-R の発注情報を示します。
表 6. 発注情報
製品番号 | 説明 |
シャーシ | |
N3K-C36180YC-R | Nexus 36180YC-R、48p 10/25G および 6p QSFP28 |
NXA-FAN-65CFM-PI | Nexus 用ファン、65CFM、ポート側吸気のエアーフロー |
NXA-FAN-65CFM-PE | Nexus 用ファン、65CFM、ポート側排気のエアーフロー |
NXA-PAC-1100W-PE2 | Nexus AC 1100W PSU:ポート側排気 |
NXA-PHV-1100W-PI | Nexus 1100W プラチナ HV-AC-DC PS、ポート側吸気のエアーフロー |
NXA-PHV-1100W-PE | Nexus 1100W プラチナ HV-AC-DC PS、ポート側排気のエアーフロー |
NXA-PAC-1100W-PI2 | Nexus AC 1100W PSU:ポート側吸気 |
ソフトウェア ライセンス | |
N3K-LAN1K9 | Nexus 3000 LAN Enterprise ライセンス |
スペア | |
N3K-C36180YC-R = | Nexus 36180YC-R、48p 10/25G および 6p QSFP28、スペア |
NXA-FAN-65CFM-PI= | Nexus 用ファン、65CFM、ポート側吸気のエアーフロー、スペア |
NXA-FAN-65CFM-PE= | Nexus 用ファン、65CFM、ポート側排気のエアーフロー、スペア |
NXA-PAC-1100W-PE2= | Nexus AC 1100W PSU:ポート側排気、スペア |
NXA-PHV-1100W-PI= | Nexus 1100W プラチナ HV-AC-DC PS、ポート側吸気のエアーフロー、スペア |
NXA-PHV-1100W-PE= | Nexus 1100W プラチナ HV-AC-DC PS、ポート側排気のエアーフロー、スペア |
NXA-PAC-1100W-PI2= | Nexus AC 1100W PSU:ポート側吸気、スペア |
サービスとサポート
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Cisco SMARTnet™ サービスを利用すると、シスコのネットワーク専門家や高い実績を持つリソースにいつでも直接アクセスして、ミッション クリティカルな問題を解決できます。
このサービスでは、お客様は Cisco Smart Call Home サービス機能をご利用いただけます。この機能により、お客様が保有している Cisco Nexus 3600 プラットフォーム スイッチに関する予防的診断やリアルタイムのアラートが提供されます。シスコのサービスは、ネットワーク ライフサイクル全体にわたって、投資の保護、ネットワーク運用の最適化、移行のサポート、IT 能力の強化を行います。
Cisco Capital
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関連情報
詳細については、https://www.cisco.com/go/nexus3000 [英語] を参照してください。