この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
データシートCisco RF ゲートウェイ 10 Universal Edge QAM製品の概要Cisco® RF ゲートウェイ 10 は、ケーブル ネットワーク インフラストラクチャにおける新しいカテゴリとなる製品です。このインテリジェントで多機能のキャリア クラス ユニバーサル エッジQAMモジュレータ プラットフォームは、ハイアベイラビリティ サービスの実現を目的として設計されています。このゲートウェイの特徴は、標準画質および高精細度デジタル テレビ放送、スイッチド デジタル ビデオ(SDV)、ビデオ オンデマンド(VoD)、および DOCSIS® モジュラ ケーブル モデム終端システム(M-CMTS™)の各サービスを同時にサポートできることです。シャーシには 26 個のインターフェイス スロットがあり、次のモジュールおよびカードを収容できます。
このプラットフォームでサポートされるアプリケーションはすべてオープン標準に基づいており、一体となって、これまでにないレベルのパフォーマンス、キャパシティ、低消費電力、管理のしやすさ、およびスケーラビリティを実現します。 Cisco RF ゲートウェイ 10(図 1)は、シスコのケーブル エコシステムを構成する製品です。また、Cisco Digital Broadband Delivery System(DBDS)ビデオ ソリューション、Cisco uBR10012 DOCSIS 3.0、および M-CMTS ソリューションの一部として、完全に統合されており、テスト済みです。 図 1 Cisco RF ゲートウェイ 10 ユニバーサル エッジ QAM 用途
機能と利点ケーブル事業者は高画質サービスの提供を増やしており、また、完全デジタル ネットワークへの移行を目指して DOCSIS 3.0、SDV、アナログ チャンネル返還などへの取り組みを急いでいます。そのため、必要な QAM チャネルの数が急激に増加すると考えられます。Cisco RF ゲートウェイ 10 は、この移行を可能にするキャパシティ、スケーラビリティ、およびハイアベイラビリティの機能を備えています。
表 1 に、Cisco RF ゲートウェイ 10 の主な機能と利点を示します。 表 1 機能と利点
RF ゲートウェイ 10 でサポートされる具体的な機能の詳細については、RF ゲートウェイ スーパーバイザ(RFGW-X4516-10GE)のデータ シートおよび RF ゲートウェイ Downstream 48(RFGW-DS48)のデータ シートを参照してください。 製品アーキテクチャCisco RF ゲートウェイ シリーズの製品である Cisco RF ゲートウェイ 10 は、世界各地のケーブル事業者の持つ厳しい要件を満たすように設計されています。キャリア クラスのハイアベイラビリティ ソリューションを提供するだけでなく、ビデオとデータのトラフィックをケーブル エッジ QAM 機能を介して 1 つの共通プラットフォームに集約しようとしているケーブル事業者に最適な製品です(図 2)。 集約型のユニバーサル エッジ QAM アーキテクチャには、ビジネスに対する次のような利点があります。
図 2 ユニバーサル エッジ QAM ソリューションの概略アーキテクチャ ハイアベイラビリティを実現するために設計され、シスコの大型ルータと同等のパフォーマンスでイーサネットおよび IP のルーティングを実行する Cisco RF ゲートウェイ 10 は、ユニバーサル エッジ QAM ラインカードの RF フェールオーバーの速度に関して業界最高水準を誇ります。このゲートウェイの設計はモジュラ式で、ホットスワップ可能となっているため、信頼性と QAM のキャパシティがきわめて高く、MPEG と IP を集約した環境における高効率の QAM シェアリングが可能です。QAM チャネルあたりの電力消費が非常に小さいことと、次世代のサービスを中規模から大規模のハブ サイトに配信できる柔軟性もこの製品の特徴です。 Cisco RF ゲートウェイ 10 は、運用を容易にするために、シャーシ全体の管理を 1 つの管理ポイントから実行できるようになっています。また、小型のユニバーサル エッジ QAM である RF ゲートウェイ 1 との間で機能、ルックアンドフィール、管理用グラフィカル ユーザ インターフェイス、およびエンジニアリング/テスト プロセスが統一されています。Cisco RF ゲートウェイ 10 ならば、いくつもの独立したデバイスの機能を、1 台のキャリア クラス、ハイアベイラビリティ、多機能のゲートウェイで実行することができます。 製品の仕様ハードウェア表 2 に、Cisco RF ゲートウェイ 10 のハードウェア仕様を示します。 表 2 Cisco RF ゲートウェイ 10 のハードウェア仕様
規制への適合表 3 に、規制への適合に関する情報を示します。 表 3 Cisco RF ゲートウェイ 10 の規制適合と放射
システム要件表 4 に、Cisco RF ゲートウェイ 10 のシステム要件を示します。 表 4 Cisco RF ゲートウェイ 10 のシステム要件
発注情報表 5 に、Cisco RF ゲートウェイ 10 の発注情報を示します。シスコ製品の購入方法の詳細は、「購入案内」を参照してください。ソフトウェアをダウンロードするには Cisco Software Center にアクセスしてください。 表 5 Cisco RF ゲートウェイ 10 の発注情報
サービスおよびサポートシスコとパートナー各社がシスコのライフサイクル サービス アプローチを通じて提供する幅広いエンドツーエンドのサービスおよびサポートは、お客様のネットワークのビジネス上の利点と投資回収率を拡大するお手伝いをしています。このアプローチでは、テクノロジーとネットワークの複雑さに応じて最小限必要な作業を定義し、シスコのテクノロジーを適切に導入および運用して、ネットワークのライフサイクル全体をとおしてパフォーマンスを最適化できるよう支援します。 関連情報Cisco RF ゲートウェイ シリーズの詳細については、http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/video/rfg/index.html を参照してください。 |
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