テレワーカーや小規模ブランチ環境に最適で、設置も簡単。OfficeExtend アクセス ポイント シリーズは、自宅作業者を抱える組織に対してセキュアな有線およびワイヤレスのアクセスを提供します。
製品概要
Cisco® Aironet® 1810 シリーズ OfficeExtend アクセス ポイントは、自宅や小規模ブランチなどのリモート サイトに対して、企業向けの非常にセキュアなワイヤレス接続と有線接続を提供します。1810 シリーズは、社内ネットワークをテレワーカーやモバイル ワーカー、そしてマイクロ サイトにまで拡張します。アクセス ポイントから自宅やサイトのブロードバンド インターネット アクセスに接続し、社内ネットワークへの非常にセキュアなトンネルを確立します。このトンネルにより、リモート ワーカーは企業のオフィスと同様のモビリティ エクスペリエンスを実現しながらデータ、音声、ビデオ、およびクラウド サービスにアクセスできます。1810 シリーズは、自宅のトラフィックをセグメント化することで、企業データに対する非常にセキュアなアクセスとテレワーカーの自宅デバイスにおける個人の接続をサポートします。
機能と利点
Cisco Aironet 1810 シリーズを利用すると、従業員の生産性、ビジネスの復元力、仕事のスケジュールの柔軟性を向上すると同時に、出張費および二酸化炭素排出量を削減することができます。本シリーズは、あらゆる業界の商用ネットワーク、企業ネットワーク、サービス プロバイダー ネットワークを対象としています。1810 シリーズは、ネットワーク化されたビジネス サービスで提供される、信頼性のある一貫したアクセスを自宅で必要とする従業員に適しています。また、2、3 人のリモート ワーカーが企業サイトと同じ有線接続とワイヤレス接続を必要とする小規模ブランチにも適しています。
1810 シリーズは、非常に安全で信頼性の高い有線、およびワイヤレス接続によって業界トップクラスの性能を実現し、堅牢なモビリティ エクスペリエンスを提供します。表 1 に、これらアクセス ポイントの機能と利点を示します。
機能と利点
機能 |
利点 |
デュアル無線、デュアル バンド |
デュアル無線、デュアル バンドの 802.11ac Wave 2 アクセス ポイントであるため、自宅やリモート オフィスに対して非常にセキュアで信頼できる有線接続とワイヤレス接続を提供可能です。この機能によりデータのセキュリティが確保され、2 つの個別のトンネルが可能になります。 |
802.11ac Wave 2 のサポート |
最新の Wi-Fi 標準規格である 802.11ac Wave 2 をサポートし、2 X 2 の MIMO テクノロジー、2 つの空間ストリーム(シングルユーザまたはマルチユーザ MIMO(MU-MIMO)モードでの動作時)に対応します。また、867 Mbps への対応により、さらなるキャパシティと信頼性を実現します。 |
リアルタイム サービス エクステンダ |
音声、ワイヤレス、ビデオ、データなどのリアルタイム サービスを、IT スタッフが配置されていない遠隔地でも利用できるようにします。もう、地理や気候の状況次第で作業時間が失われることはありません。自宅でも、オフィスにいるときのように作業することが可能になります。 |
堅牢なセキュリティ |
Aironet 1810 シリーズは、アクセス ポイントとコントローラとの間にセキュアな Datagram Transport Layer Security(DTLS)接続を構築し、企業のオフィスと同じプロファイルを使用してリモート WLAN 接続を確立します。 |
ギガビット イーサネット ポート |
ローカル用のギガビット イーサネット ポートを 3 つ備え、有線デバイスをネットワークに安全に接続できます。有線デバイスからのトラフィックはワイヤレス LAN コントローラにトンネリングで戻すことができます。これらのポートの 1 つは、IP 電話などのデバイスに電力を供給する Power over Ethernet(PoE)出力にもなります。 |
これらすべての機能により、ワイヤレス ネットワークで可能なエンドユーザ エクスペリエンスを保証します。
優れた特長/他製品との違い/機能
Cisco Aironet 1810 シリーズ OfficeExtend アクセス ポイントは、高いパフォーマンス、優れたアクセス、高密度ネットワークを実現する最新の 802.11ac Wave 2 標準規格をサポートしています。同時デュアル無線およびデュアル バンド 2x2:2 や 802.11ac Wave 2、MU-MIMO などの機能を備えているため、1810 シリーズはリモート ワーカーにとって最適な選択肢となります。
高度なセキュリティが実装されているため、リモート ワーカーが自宅オフィスから作業している間のデータ侵害について心配する必要はなくなります。強化された数々のセキュリティ機能により、自宅のトラフィックに対してファイアウォール保護を付加して企業のトラフィックを自宅のトラフィックから切り離します。また、最大 2 つのポートをワイヤレス LAN コントローラにトンネリングで戻すことができます。
Aironet 1810 シリーズは、Power over Ethernet(PoE)による有線アクセスが可能です。この機能により、IP 電話、セキュリティ カメラ、プリンタ、コピー機などのデバイスに PoE 出力を使用して有線アクセスを提供できます。このアクセス ポイントには標準 PoE に加えて AC アダプタで電力を供給できます。1810 シリーズには、3 つのローカル ギガビット イーサネット ポートと 1 つのアップリンク ギガビット イーサネット ポートがあり、さまざまな接続に対応できます。
1810 シリーズは企業のオフィスで設定してリモート オフィスに送り、簡単に設置することができます。壁に取り付けるときもデスクに置くときも、垂直取り付けの場合に内蔵アンテナを利用してワイヤレス カバレッジが最適化されます。
製品仕様
表 2 に、Cisco Aironet 1810 シリーズ OfficeExtend アクセス ポイントの仕様を示します。
表 2. 仕様
項目 |
仕様 |
認証とセキュリティ |
● Wi-Fi Protected Access 2(WPA2)に Advanced Encryption Standard(AES)
● 802.1X、RADIUS 認証、許可、およびアカウンティング(AAA)
● 802.11i
|
ソフトウェア |
● Cisco Unified Wireless Network ソフトウェア、AireOS ワイヤレス コントローラ リリース 8.2 MR1 以降
|
クライアントの最大数 |
● アソシエートするワイヤレス クライアントの最大数:Wi-Fi 無線ごとに 200、合計でアクセス ポイントごとに 400 クライアント
|
802.11ac |
● 2 X 2 シングルユーザ/マルチユーザ MIMO、2 つの空間ストリーム
● 最大比合成(MRC)
● 20、40、80 MHz チャネル
● 最大 866.7 Mbps の PHY データ レート(5 GHz で 80 MHz)
● パケット集約:A-MPDU(Tx/Rx)、A-MSDU(Rx)
● 802.11 Dynamic Frequency Selection(DFS)
● Cyclic Shift Diversity(CSD)サポート
|
イーサネット ポート |
● 802.1X または MAC フィルタリングによる認証
● ダイナミック VLAN またはポートごと
● トラフィックをワイヤレス LAN コントローラにローカルで切り替える、またはトンネリングで戻す
|
対応データ レート |
802.11a:6、9、12、18、24、36、48、54 Mbps |
802.11b/g:1、2、5.5、6、9、11、12、18、24、36、48、54 Mbps |
802.11n データ レート(2.4 GHz): |
MCS 指数1 |
GI2 = 800 ns |
GI = 400 ns |
20 MHz のレート(Mbps) |
20 MHz のレート(Mbps) |
0 |
6.5 |
7.2 |
1 |
13 |
14.4 |
2 |
19.5 |
21.7 |
3 |
26 |
28.9 |
4 |
39 |
43.3 |
5 |
52 |
57.8 |
6 |
58.5 |
65 |
7 |
65 |
72.2 |
8 |
13 |
14.4 |
9 |
26 |
28.9 |
10 |
39 |
43.3 |
11 |
52 |
57.8 |
12 |
78 |
86.7 |
13 |
104 |
115.6 |
14 |
117 |
130 |
15 |
130 |
144.4 |
|
802.11ac データ レート(5 GHz): |
|
MCS インデックス |
空間ストリーム |
GI = 800 ns |
GI = 400 ns |
|
|
|
20 MHz のレート(Mbps) |
40 MHz のレート(Mbps) |
80 MHz のレート(Mbps) |
20 MHz のレート(Mbps) |
40 MHz のレート(Mbps) |
80 MHz のレート(Mbps) |
|
0 |
1 |
6.5 |
13.5 |
29.3 |
7.2 |
15 |
32.5 |
|
1 |
1 |
13 |
27 |
58.5 |
14.4 |
30 |
65 |
|
2 |
1 |
19.5 |
40.5 |
87.8 |
21.7 |
45 |
97.5 |
|
3 |
1 |
26 |
54 |
117 |
28.9 |
60 |
130 |
|
4 |
1 |
39 |
81 |
175.5 |
43.3 |
90 |
195 |
|
5 |
1 |
52 |
108 |
234 |
57.8 |
120 |
260 |
|
6 |
1 |
58.5 |
121.5 |
263.3 |
65 |
135 |
292.5 |
|
7 |
1 |
65 |
135 |
292.5 |
72.2 |
150 |
325 |
|
8 |
1 |
78 |
162 |
351 |
86.7 |
180 |
390 |
|
9 |
1 |
○ |
180 |
390 |
○ |
200 |
433.3 |
|
0 |
2 |
13 |
27 |
58.5 |
14.4 |
30 |
65 |
|
1 |
2 |
26 |
54 |
117 |
28.9 |
60 |
130 |
|
2 |
2 |
39 |
81 |
175.5 |
43.3 |
90 |
195 |
|
3 |
2 |
52 |
108 |
234 |
57.8 |
120 |
260 |
|
4 |
2 |
78 |
162 |
351 |
86.7 |
180 |
390 |
|
5 |
2 |
104 |
216 |
468 |
115.6 |
240 |
520 |
|
6 |
2 |
117 |
243 |
526.5 |
130 |
270 |
585 |
|
7 |
2 |
130 |
270 |
585 |
144.4 |
300 |
650 |
|
8 |
2 |
156 |
324 |
702 |
173.3 |
360 |
780 |
|
9 |
2 |
○ |
360 |
780 |
○ |
400 |
866.7 |
非オーバーラップ チャネルの最大数 |
A(A 規制ドメイン):
● 2.412 〜 2.462 GHz、11 チャネル
● 5.180 〜 5.320 GHz、8 チャネル
● 5.500 〜 5.700 GHz、8 チャネル
(5.600 〜 5.640 GHz を除く)
● 5.745 〜 5.825 GHz、5 チャネル
B(B 規制ドメイン):
● 2.412 〜 2.462 GHz、11 チャネル
● 5.180 〜 5.320 GHz、8 チャネル
● 5.500 〜 5.720 GHz、12 チャネル
● 5.745 〜 5.825 GHz、5 チャネル
C(C 規制ドメイン):
● 2.412 〜 2.472 GHz、13 チャネル
● 5.745 〜 5.825 GHz、5 チャネル
D(D 規制ドメイン):
● 2.412 〜 2.462 GHz、11 チャネル
● 5.180 〜 5.320 GHz、8 チャネル
● 5.745 〜 5.825 GHz、5 チャネル
E(E 規制ドメイン):
● 2.412 〜 2.472 GHz、13 チャネル
● 5.180 〜 5.320 GHz、8 チャネル
● 5.500 〜 5.700 GHz、8 チャネル
(5.600 〜 5.640 GHz を除く)
F(F 規制ドメイン):
● 2.412 〜 2.472 GHz、13 チャネル
● 5.745 〜 5.805 GHz、4 チャネル
G(G 規制ドメイン):
● 2.412 〜 2.472 GHz、13 チャネル
● 5.745 〜 5.825 GHz、5 チャネル
H(H 規制ドメイン):
● 2.412 〜 2.472 GHz、13 チャネル
● 5.150 〜 5.350 GHz、8 チャネル
● 5.745 〜 5.825 GHz、5 チャネル
I(I 規制ドメイン):
● 2.412 〜 2.472 GHz、13 チャネル
● 5.180 〜 5.320 GHz、8 チャネル
|
K(K 規制ドメイン):
● 2.412 〜 2.472 GHz、13 チャネル
● 5.180 〜 5.320 GHz、8 チャネル
● 5.500 〜 5.620 GHz、7 チャネル
● 5.745 〜 5.805 GHz、4 チャネル
N(N 規制ドメイン):
● 2.412 〜 2.462 GHz、11 チャネル
● 5.180 〜 5.320 GHz、8 チャネル
● 5.745 〜 5.825 GHz、5 チャネル
Q(Q 規制ドメイン):
● 2.412 〜 2.472 GHz、13 チャネル
● 5.180 〜 5.320 GHz、8 チャネル
● 5.745 〜 5.825 GHz、5 チャネル
R(R 規制ドメイン):
● 2.412 〜 2.472 GHz、13 チャネル
● 5.180 〜 5.320 GHz、8 チャネル
● 5.660 〜 5.805 GHz、7 チャネル
S(S 規制ドメイン):
● 2.412 〜 2.472 GHz、13 チャネル
● 5.180 〜 5.320 GHz、8 チャネル
● 5.500 〜 5.700 GHz、11 チャネル
● 5.745 〜 5.825 GHz、5 チャネル
T(T 規制ドメイン):
● 2.412 〜 2.462 GHz、11 チャネル
● 5.280 〜 5.320 GHz、3 チャネル
● 5.500 〜 5.700 GHz、8 チャネル
(5.600 〜 5.640 GHz を除く)
● 5.745 〜 5.825 GHz、5 チャネル
Z(Z 規制ドメイン):
● 2.412 〜 2.462 GHz、11 チャネル
● 5.180 〜 5.320 GHz、8 チャネル
● 5.500 〜 5.700 GHz、8 チャネル
(5.600 〜 5.640 GHz を除く)
● 5.745 〜 5.825 GHz、5 チャネル
|
注:数値は規制ドメインによって異なります。各規制ドメイン別の詳細については、製品マニュアルを参照してください。 |
受信感度(合成感度) |
802.11b -99 dBm(1 Mbps) -96 dBm(2 Mbps) -93 dBm(5.5 Mbps) -86 dBm(11 Mbps) |
802.11g -94 dBm(6 Mbps) -93 dBm(9 Mbps) -92 dBm(12 Mbps) -90 dBm(18 Mbps) -86 dBm(24 Mbps) -83 dBm(36 Mbps) -78 dBm(48 Mbps) -77 dBm(54 Mbps) |
802.11a -94 dBm(6 Mbps) -93 dBm(9 Mbps) -91 dBm(12 Mbps) -89 dBm(18 Mbps) -86 dBm(24 Mbps) -83 dBm(36 Mbps) -78 dBm(48 Mbps) -76 dBm(54 Mbps) |
|
2.4 GHz 802.11n(HT20) -93 dBm(MCS0) -90 dBm(MCS1) -88 dBm(MCS2) -84 dBm(MCS3) -81 dBm(MCS4) -76 dBm(MCS5) -75 dBm(MCS6) -74 dBm(MCS7) -92 dBm(MCS8) -89 dBm(MCS9) -87 dBm(MCS10) -83 dBm(MCS11) -79 dBm(MCS12) -76 dBm(MCS13) -74 dBm(MCS14) -73 dBm(MCS15) |
5 GHz 802.11n(HT20) -93 dBm(MCS0) -90 dBm(MCS1) -88 dBm(MCS2) -84 dBm(MCS3) -81 dBm(MCS4) -76 dBm(MCS5) -75 dBm(MCS6) -73 dBm(MCS7) -92 dBm(MCS8) -89 dBm(MCS9) -86 dBm(MCS10) -83 dBm(MCS11) -80 dBm(MCS12) -75 dBm(MCS13) -74 dBm(MCS14) -73 dBm(MCS15) |
5 GHz 802.11n(HT40) -90 dBm(MCS0) -87 dBm(MCS1) -85 dBm(MCS2) -81 dBm(MCS3) -78 dBm(MCS4) -74 dBm(MCS5) -72 dBm(MCS6) -71 dBm(MCS7) -90 dBm(MCS8) -86 dBm(MCS9) -84 dBm(MCS10) -81 dBm(MCS11) -78 dBm(MCS12) -73 dBm(MCS13) -72 dBm(MCS14) -70 dBm(MCS15) |
|
802.11ac(非 HT80) -88 dBm(6 Mbps) -70 dBm(54 Mbps) |
|
MCS インデックス |
空間ストリーム |
|
|
|
|
VHT20 |
VHT40 |
VHT80 |
VHT20-STBC |
VHT40-STBC |
VHT80-STBC |
|
0 |
1 |
-93 dBm |
-90 dBm |
-87 dBm |
-95 dBm |
-93 dBm |
-90 dBm |
|
8 |
1 |
-69 dBm |
|
|
-72 dBm |
-68 dBm |
-65 dBm |
|
9 |
1 |
|
-64 dBm |
-61 dBm |
|
|
|
|
0 |
2 |
-92 dBm |
-89 dBm |
-86 dBm |
|
|
|
|
8 |
2 |
-68 dBm |
|
|
|
|
|
|
9 |
2 |
|
-63 dBm |
-60 dBm |
|
|
|
最大送信出力 |
2.4 GHz
● 802.11b
○
アンテナ
1
本で
17 dBm
● 802.11g
○
アンテナ
2
本で
20 dBm
● 802.11n(HT20)
○
アンテナ
2
本で
20 dBm
|
5 GHz
● 802.11a
○
アンテナ
1
本で
17 dBm
● 802.11n 非 HT 二重モード
○
アンテナ
2
本で
20 dBm
● 802.11n(HT20)
○
アンテナ
2
本で
20 dBm
● 802.11n(HT40)
○
アンテナ
2
本で
20 dBm
● 802.11ac
○
非
HT80
:
20 dBm
(アンテナ
2
本)
○
VHT20
:
20 dBm
(アンテナ
2
本)
○
VHT40
:
20 dBm
(アンテナ
2
本)
○
VHT80
:
20 dBm
(アンテナ
2
本)
○
VHT20-STBC
:
20 dBm
(アンテナ
2
本)
○
VHT40-STBC
:
20 dBm
(アンテナ
2
本)
○
VHT80-STBC
:
20 dBm
(アンテナ
2
本)
|
注:最大出力設定は、チャネルおよび各国の規制によって異なります。個別の詳細については、製品マニュアルを参照してください。 |
利用可能な送信出力設定 |
2.4 GHz 20 dBm(100 mW) 17 dBm(50 mW) 14 dBm(25 mW) 11 dBm(12.5 mW) 8 dBm(6.25 mW) 5 dBm(3.13 mW) 2 dBm(1.56 mW) -1 dBm(0.78mW) |
5 GHz 20 dBm(100 mW) 17 dBm(50 mW) 14 dBm(25 mW) 11 dBm(12.5 mW) 8 dBm(6.25 mW) 5 dBm(3.13 mW) 2 dBm(1.56 mW) -1 dBm(0.78mW) |
注:最大出力設定は、チャネルおよび各国の規制によって異なります。個別の詳細については、製品マニュアルを参照してください。 |
内蔵アンテナ |
● 2.4 GHz、ゲイン 2 dBi
● 5 GHz、ゲイン 5 dBi
|
インターフェイス |
● 10/100/1000BASE-T PoE アップリンク ポート X 1
● 管理コンソール ポート(RJ-45)
● 10/100/1000BASE-T ポート(ローカル イーサーネット ポート)X 3、PoE 出力ポート X 1 を含む:
○
PoE
出力は、アクセス
ポイントが
Cisco
ローカル電源装置(
AIR-PWR-D=
)から電力供給を受けている場合は
802.3af
を提供し、
802.3at
から電力供給を受けている場合は〜
6.5 W
になり、
802.3af
から電力供給を受けている場合は出力なしになる
● DC 電源コネクタ
|
インジケータ |
● ステータス LED はブートローダ ステータス、アソシエーション ステータス、動作ステータス、ブートローダ警告、ブートローダ エラーを表示
○
アクセス
ポイントがコントローラに接続すると、プライバシー目的でステータス
LED
が自動的にオフになる
● 各ローカル イーサネット ポートのステータス
|
寸法(幅 X 奥行 X 高さ) |
● アクセス ポイント(取り付けブラケットを除く):165 X 114 X 41 mm(6.5 X 4.5 X 1.6 インチ)
|
重量 |
● 取り付けブラケットやその他のアクセサリを取り外した状態のアクセス ポイント:560 g(1.2 ポンド)
|
環境 |
● 非動作(保管)温度:-30 〜 70 °C(-22 〜 158 °F)
● 非動作(保管)最大高度:25 °C、4,572m(15,000 フィート)
● 動作温度:0 〜 40 °C(32 〜 104 °F)
● 動作湿度:10 〜 90 %(結露しないこと)
● 動作時の最大高度:40 °C、3,000 m(9,843 フィート)
|
システム |
● 512 MB DRAM
● 256 MB フラッシュ メモリ
● 1.4 GHz システム デュアルコア CPU
|
入力電力要件 |
● 44 〜 57 V DC
● オプションの電源およびパワー インジェクタ:100 〜 240 V AC、49 〜 60 Hz
|
電源オプション |
● 802.3af/at イーサネット スイッチ
● オプションの Cisco パワー インジェクタ(AIR-PWRINJ5=、AIR-PWRINJ6=)
● オプションの Cisco ローカル電源装置(AIR-PWR-D=)
|
消費電力 |
● 最大値:PoE 出力なしで 12.95 W(100 m のケーブル使用時は 15.4 W)、PoE 出力が 6.49 W で 20.7W(100 m のケーブル使用時は 22 W)、PoE 出力が 12.95 W で 27.65 W
注:PoE を使用する導入環境でアップリンク ポートまたは PoE 出力ポートで 100 m のケーブルを使用した場合は上記の電力値から損失分が差し引かれます。 |
物理的セキュリティ |
● Kensington セキュリティ スロット
|
アクセサリ |
● アクセス ポイントに付属:
○
AIR-OEAP1810-CRD
:デスクにアクセス
ポイントを設置するためのクレードル
キット
○
AIR-PWR-D
:
Cisco
ローカル電源装置
● スペアとして入手可能、または別売:
○
クレードル
キット:
AIR-OEAP1810-CRD=
(スペア)、バック
カバーおよび
RJ-45
ジャンパ
ケーブルが付属
○
Cisco
ローカル電源装置:
AIR-PWR-D=
(スペア)
○
スペーサ
キット:
AIR-AP1810W-KIT=
(別売)、標準の接続ボックスが使用できない壁面にアクセス
ポイントを直接取り付けるためのスペーサ
キット。スペーサおよび
RJ-45
ジャンパ
ケーブルが含まれます。
○
AIR-AP-BRACKET-W2=
(別売)、単一のギャング接続ボックスへの設置または複数の国際標準規格に対応した取り付けブラケット
○
AIR-SEC-50=
(別売)、アクセス
ポイントを壁面取り付けブラケットに固定するために使用する盗難防止用ネジ
50
個、
RJ-45
のキャップ
50
個、イーサネット
ポートへの物理的アクセスを遮断するために使用するロック解除キー
2
個
|
保証 |
限定ライフタイム ハードウェア保証 |
|
● 安全性:
○
UL 60950-1
○
CAN/CSA-C22.2 No. 60950-1
○
UL 2043
○
IEC 60950-1
○
EN 60950-1
● 無線の認可:
○
FCC Part 15.247
、
15.407
○
RSS-247
(カナダ)
○
EN 300.328
、
EN 301.893
(欧州)
○
ARIB-STD 66
(日本)
○
ARIB-STD T71
(
日本
)
○
EMI
および感受性(クラス
B
)
○
FCC Part 15.107
および
15.109
○
ICES-003
(カナダ)
○
VCCI
(日本)
○
EN 301.489-1
および
-17
(欧州)
● IEEE 標準:
○ IEEE 802.11a/b/g
、802.11n
、802.11h
、802.11d
○
IEEE 802.11ac
ドラフト
5
● セキュリティ:
○
802.11i
、
WPA2
、
WPA
○
802.1X
○
AES
● 拡張認証プロトコル(EAP)の種類:
○ EAP-Transport Layer Security
(TLS
)
○
EAP-Tunneled TLS
(
TTLS
)または
Microsoft Challenge Handshake Authentication Protocol Version 2
(
MSCHAPv2
)
○
Protected EAP
(
PEAP
)
v0
または
EAP-MSCHAPv2
○ EAP-Flexible Authentication via Secure Tunneling
(FAST
)
○
PEAP v1
または
EAP-GTC
(汎用トークン
カード)
○ EAP-Subscriber Identity Module
(SIM
)
● マルチメディア
○
Wi-Fi
マルチメディア(
WMM
)
● その他:
○
FCC Bulletin OET-65C
○
RSS-102
|
1
MCS
インデックス:変調および符号化方式(
MCS
)インデックスは、空間ストリーム数、変調、符号化レート、およびデータ
レート値を決定します。
2
シンボル間のガード
インターバル(
GI
)により、レシーバーはマルチパス遅延スプレッドの影響を抑制することができます。
発注情報
表 3 に、Cisco Aironet 1800 シリーズ OfficeExtend アクセス ポイントの発注情報を示します。シスコ製品の購入方法については、購入案内のページを参照してください。ソフトウェアをダウンロードするには、シスコ ソフトウェア ダウンロードにアクセスしてください。
表 3. 発注情報
製品番号 |
製品説明 |
Cisco Aironet 1810 シリーズ OfficeExtend アクセス ポイント |
● AIR-OEAP1810-x-K9:802.11ac Wave 2 OfficeExtend アクセス ポイント
● 規制ドメイン:(x = 規制ドメイン)
お客様の国における使用認可をご確認ください。特定の国に対応する認定、または特定の国で仕様される規制ドメインを確認するには、次を参照してください。http://www.cisco.com/go/aironet/compliance [英語] すべての規制ドメインで使用が認可されているわけではありません。使用が認可され次第、グローバル価格表に製品番号が記載されます。 |
Cisco Wireless LAN サービス
シスコおよびパートナー各社は、テクノロジーへの投資をより早く最大限にご活用いただけるように、カスタマイズされたインテリジェントなサービスを提供しています。ネットワークに対する深い専門知識と広範にわたるパートナー エコシステムに支えられた Cisco ワイヤレス LAN サービスを利用することで、リッチ メディア コラボレーションに対応できる堅牢かつ拡張性の高いモビリティ ネットワークを導入できます。また、Cisco Unified Wireless Network を基盤とした有線および無線のネットワーク インフラストラクチャの統合により、運用効率を高めることも可能です。シスコはパートナー企業と連携し、専門知識に基づくサービスの計画、構築、運用を通じて、お客様が高度なモビリティ サービスに迅速に移行し、導入後もアーキテクチャの最適なパフォーマンス、信頼性、セキュリティを維持できるように支援します。詳細については、http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/wireless/services.html を参照してください。
Cisco Wireless LAN サービス
● AS-WLAN-CNSLT:Cisco Wireless LAN Network Planning and Design Service [英語]
● AS-WLAN-CNSLT:Cisco Wireless LAN 802.11n Migration Service [英語]
● AS-WLAN-CNSLT:Cisco Wireless LAN Performance and Security Assessment Service [英語]
保証に関する情報
Cisco Aironet 1810 シリーズ OfficeExtend アクセス ポイントには、制限付きライフタイム保証が付属します。この保証は、製品を最初に購入したエンドユーザが所有または使用し続ける限り、ハードウェアに対する包括的な保証を提供するというものです。この保証には、10 日間の代替品先行手配が含まれます。また、ソフトウェア メディアについては、90 日間、障害が発生しないことを保証します。詳細については、http://www.cisco.com/go/warranty/ [英語] を参照してください。
保証については、Cisco.com の製品保証 [英語] のページを参照してください。
Cisco Capital
目標の達成に役立つファイナンス
Cisco Capital®では、目標を達成し、競争力を維持するために必要なテクノロジーの取得を支援します。CapEx の削減をサポートし、成功を加速させ、投資金額と ROI を最適化します。Cisco Capital ファイナンス プログラムは、お客様がハードウェア、ソフトウェア、サービス、および補完的なサードパーティ製機器を柔軟に取得できるようにします。また、それらの購入を 1 つにまとめた計画的なお支払い方法をご用意しています。Cisco Capital は 100 ヵ国以上でサービスを利用できます。詳細はこちら