この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブ ランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco Wireless Wi-Fi 7 アクセスポイントは、AI 向けのワイヤレスネットワークを構築し、物理体験とデジタル体験のギャップを埋めます。
シスコの新しい Wi-Fi 7 アクセスポイントは、接続とデジタル体験に変革を起こすように設計されており、次世代のワイヤレス体験を実現します。前例のない速度、強化されたセキュリティ、復元力のある接続を提供する各製品は、高密度環境や重要なアプリケーションに適しています。また、既存のネットワーク(オンプレミス、クラウドベース、またはハイブリッド)にシームレスに統合され、組織のさまざまなニーズに合わせた柔軟な導入オプションを提供します。
Cisco® Wireless Wi-Fi 7 アクセスポイントは、革新的なユーザー体験を可能にします。企業は、Wi-Fi 7 の予測可能性と低遅延を活用して、より優れたビデオストリーミング、拡張現実(AR)アプリケーション、および仮想現実(VR)アプリケーションをサポートできます。Wi-Fi 7 を使用したシスコのワイヤレスソリューションは、物理空間内で人とモノをつなぐことで、屋内ナビゲーションやパーソナライズされたユーザー体験など、リアルタイムのインサイトとアクションを提供します。
シスコの Wi-Fi 7 ソリューションで、差別化された顧客体験を創出し、デジタル ビジネス トランスフォーメーションを促進し、将来に備えたネットワークを準備できます。Cisco Wireless 9178 シリーズ アクセスポイントは、データ転送速度の高速化、ネットワークの輻輳の軽減、および AI 主導のインサイトと自動化によって簡素化されたネットワーク管理により、未来のワイヤレスの基盤を提供します。
表 1. 機能と利点
機能 |
利点 |
Wi-Fi 7(802.11be) |
IEEE 802.11be 標準規格は、超高スループット(EHT)または Wi-Fi 7 とも呼ばれる Wi-Fi の最新規格です。4K-QAM、マルチリンクオペレーション(MLO)、拡張直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)、データ転送速度と接続パフォーマンスを向上させるために構築された 320 MHz チャネル幅のプリアンブル パンクチャリング サポートなどで機能強化されており、特に AR や VR アプリケーションなどの低遅延を必要とするアプリケーションに適しています。 |
Wi-Fi 6E(802.11ax) |
標準規格である IEEE 802.11ax(別名 High-Efficiency-Wireless(HEW)または Wi-Fi 6)は、802.11ac を基盤とする技術です。通常の環境ではより優れたエクスペリエンスを実現し、4K または 8K ビデオ、高密度高精度のコラボレーション アプリケーション、オールワイヤレスオフィス、IoT などの高度なアプリケーションでも、安定した性能を発揮できます。Wi-Fi 6E は Wi-Fi 6 を 6 Ghz 周波数帯域に「拡張」したものです。 |
デュアル 10G マルチギガビット イーサネット |
デュアル マルチギガビット イーサネットは、それぞれ最高速度 10 Gbps の電源冗長化およびリンク冗長化アップリンクポートを提供します。リンクおよび電源の冗長化により、フェールオーバー時のヒットレスなパフォーマンスが提供されます。 注:10 Gbps のポート速度には、Cat6/Cat6A ケーブルが必要です。Cat 5e ケーブルは、最大 5 Gbps の速度をサポートできます。 |
内蔵 GNSS/GPS |
内蔵 GNSS/GPS アンテナにより、AP が規制ドメインとロケーション情報をインテリジェントに選択でき、シームレスなコロケーション オンボーディングが可能になります。 |
統合型ウルトラワイドバンド(UWB)無線 |
Cisco Wi-Fi 7 AP を使用した正確なアセットトラッキングおよびロケーションサービスでは、統合された UWB 無線により、企業のユースケースを拡大できる柔軟性を得られます。 |
AP 電力の最適化 |
AP 電力の最適化(AP 省電力モード)により、アクセスポイントは、時間外や週末に無線をオフにし、必要な場合にはすべての機能を再エンゲージメントするなどのスマートな動作で、電力消費を削減できます。これにより、電力を節約し、ワイヤレスネットワークを実行するための CO2 排出量を削減します。 |
帯域のステアリング |
機能拡張により、6 GHz 対応のクライアントが 5 GHz 無線から 6 GHz 無線に接続できます。Wi-Fi 6E 対応クライアントは、自動的に 6 GHz 無線に接続され、同時にレガシークライアント用に 2.4 GHz および 5 GHz 無線がクリアされ、各無線で提供される利点を活用できます。 |
インテリジェントキャプチャ |
インテリジェントキャプチャはネットワークを調査して、Cisco Catalyst™ Center に詳細な分析を提供します。このソフトウェアは、240 を超える異常を追跡し、すべてのパケットをオンデマンドですぐに確認できるため、オンサイトのネットワーク管理者のような役割を果たします。また、ワイヤレスネットワークに関して、詳細情報に基づいた意思決定を行うことができます。 |
フレキシブル ラジオ アサインメント(FRA)とクワッド無線モード |
FRA を使用すると、RF 環境とトラフィックの需要に基づいて、クライアントが無線を提供する際の動作モードをアクセスポイントでインテリジェントに決定できます。アクセスポイントは次のモードで動作可能です。
●
トリプル無線モード:6 GHz
帯の 4 X 4
無線が 1
つ、5 GHz
帯の 4 X 4
無線が 1
つ、および 2.4 GHz
帯の 4 X 4
無線が 1
つ。
●
クワッド無線モード:6 GHz
帯の 4 X 4
無線が 1
つ、5 GHz
帯の 4 X 4
無線が 2
つ、2.4 GHz
帯の 4 X 4
無線が 1
つ。アクセスポイントで合計 4
つの 4 X 4
無線がサポート(クアッド無線)されているため、クライアントデバイスのキャパシティをオンデマンドで増やすことができます。
アクセスポイントのデフォルトモードは、5 GHz 帯、6 GHz 帯、および 2.4 GHz 帯の 4 X 4 を使用するトライ無線です。クワッド無線モードで動作できるので、2.4 GHz および 6 GHz 無線をアクティブ状態で維持しながら FRA の利点を活用できます。 |
Bluetooth/BLE |
Bluetooth Low Energy(BLE)5.3 無線技術を取り入れたことで、資産追跡、経路案内、分析などのロケーションベースの用途にも利用できます。将来のソフトウェアアップデートで BLE 6 にアップグレードできます。 |
アプリケーション ホスティング |
アプリケーションをホスティングすることで、オーバーレイネットワークをインストールして管理する必要がなくなるため、IoT の導入が将来にわたって容易に用意できるようになります。USB インターフェイスとコンテナ化されたアプリケーションおよびハードウェアモジュールを使用することでコストが減少し、シンプルになります。Cisco Catalyst Center を追加すると、導入環境全体でのアプリケーションのライフサイクル管理とワークフローが可能になります。 |
アプリケーション コンテナ サポート |
コンテナのサポートにより、ホストアクセスポイント上の IoT アプリケーションにエッジコンピューティングの機能を提供します。 |
加速度センサー |
内蔵の加速度センサーにより、AP の設置状況を展開後に継続的に検証できます。 |
グローバル ユース アクセス ポイントと Cisco Networking Subscription の概要
グローバル ユース アクセス ポイント
シスコの包括的な 6 GHz ワイヤレスポートフォリオを拡張する 9178 シリーズのグローバル ユース アクセス ポイントは、最新のワイヤレスネットワークに復元力のあるスケーラブルなソリューションを提供します。各アクセスポイントは、いずれの展開モードでもシームレスに動作し、将来必要な柔軟性と投資保護を提供します。
Cisco Wireless Wi-Fi 7 アクセスポイントを使用すると、シームレスかつスケーラブルで、わかりやすい管理モード検出に関するインテリジェントなプロセスを利用できます。グローバル ユース アクセス ポイントのオンボーディングプロセスにより、スタック固有の製品や規制ドメイン固有の製品が不要になり、設置時の時間と労力を節約できます。
シスコの Wi-Fi 7 グローバル ユース アクセス ポイントにより、シスコのワイヤレス製品ポートフォリオがさらに統合されます。オンプレミスまたはクラウドマネージド ネットワーキングを選択した場合、9178 シリーズ アクセスポイントを使用すると、将来的にも有効なネットワークを簡単に構築できます。
Cisco Networking Subscription
Cisco Networking Subscription は、シスコのソフトウェア、ハードウェア、サービス、およびプラットフォームの購入と使用を合理化します。この統合ライセンスモデルは、同じ統合ライセンス、製品サポート、およびハードウェアを使用して、オンプレミス、クラウド、またはハイブリッドな方法でネットワークを管理する柔軟性を提供します。
Cisco Networking Subscription で新しい統合ライセンス(Cisco Wireless Essentials または Advantage)を購入できます。各ライセンスには、ハードウェアとソフトウェアの両方に対する製品サポートが含まれています。アクティブなサブスクリプションを使用すると、更新日をコストセンターのニーズに合わせて調整したり、更新日を変更せずにライセンスを追加したり、利用資格を途中でアップグレードしたりできます。Cisco Networking Subscription は柔軟な管理オプションを提供し、現在のネットワーク投資をサポートして、将来に向けて保護します。
注: Cisco Networking Subscription の詳細については、データシートを参照してください。
インフラストラクチャの保護
Cisco Trust Anchor テクノロジーで構築された Trustworthy システムにより、シスコ製品のための、安全性の高い基盤が提供されます。Cisco Wireless アクセスポイントでは、ハードウェアとソフトウェアの真正性に関するアシュアランスを有効にしてサプライチェーンの信頼性を高め、ソフトウェアとファームウェアへの中間者攻撃に対する防御を強化できます。Trust Anchor の機能には、次のようなものがあります。
● イメージ署名
● セキュアブート
● シスコのトラストアンカーモジュール
Cisco Catalyst Center および Catalyst 9800 シリーズのサポート
Cisco Wireless 9178 シリーズ アクセスポイントを Catalyst 9800 シリーズ WLC および Cisco Catalyst Center と組み合わせると、総合的なネットワークの変革を実現できます。Cisco Catalyst Center を使用すると、リアルタイム解析によりネットワークを十分に理解し、セキュリティ脅威をすばやく検出して封じ込め、自動化と仮想化によりネットワーク全体の一貫性を容易に実現できます。Cisco Wireless 9178 シリーズは、シスコの先進的な企業向けアーキテクチャであるソフトウェア定義型アクセス(SD-Access)をサポートしています。
Cisco Wireless 9178 シリーズ アクセスポイントをシスコのソリューションと組み合わせると、次のような機能が提供されます。
● Cisco Spaces
● Cisco Identity Services Engine
● Cisco DNA アナリティクスとアシュアランスおよびインテリジェントキャプチャ(iCAP)
注: Cisco Catalyst Center の詳細については、Cisco Catalyst Center ソリューションの概要 [英語] を参照してください。
Cisco Meraki Cloud Management
Cisco Wireless 9178 シリーズ アクセスポイントと Cisco Meraki® クラウドプラットフォームを組み合わせることで、組織はネットワークモニタリングと管理向けの統合された IT 体験を得られます。Meraki ダッシュボードは、業界をリードするクラウド IT プラットフォームにネットワークを接続する直感的でインタラクティブな Web インターフェイスを提供します。
Cisco Meraki はダッシュボードを通じて、ネットワークの最適化を自動化し、何千ものサイトやデバイスにポリシーとセグメンテーション構成を展開し、フルスタックネットワーク(Cisco SD-WAN から IoT テクノロジーへのアクセスまで)を管理する洗練されたスケーラブルなツールを提供します。このプラットフォームは、世界中の 350 万を超えるアクティブなネットワークをサポートしています。
Cisco Wireless 9178 シリーズと Cisco Meraki を連携させると、次のような機能が提供されます。
● Cisco Spaces
● Cisco Identity Services Engine
● Meraki Health のインテリジェントな最適化とアシュアランス
● Cisco Meraki Vision、スマートカメラ、センター
注: Cisco Meraki の詳細については、https://meraki.cisco.com/products/ [英語] を参照してください。
9178 シリーズを含むシスコの Wi-Fi 7 アクセスポイントには、ワイヤレス用の Cisco Networking Subscription(Essentials または Advantage ライセンス)が必要です。
ライセンス機能とサポートの詳細については、『スイッチングおよびワイヤレス向け Cisco DNA ソフトウェア』を参照してください。
表 2. 製品仕様
項目 |
仕様 |
|||||||||
製品番号 |
Cisco Wireless 9178I アクセスポイント:内蔵アンテナ
● CW9178I
|
|||||||||
ソフトウェア |
Cisco Wireless 9178I
● Cisco IOS
® XE
ソフトウェアリリース 17.15.2
以降
|
|||||||||
サポート対象の Wireless LAN コントローラ |
● Catalyst 9800
シリーズ
ワイヤレス
コントローラ(物理または仮想)
|
|||||||||
802.11be |
● 4
空間ストリームの 4 X 4 + 4 X 4
アップリンク/
ダウンリンク MU-MIMO
(5 GHz
)
● 4
空間ストリームの 4 X 4
アップリンク/
ダウンリンク MU-MIMO
(2.4
および 6 GHz
)
● 4096 QAM
●
マルチリンクオペレーション
●
プリアンブル
パンクチャリング
●
アップリンク/
ダウンリンク OFDMA
● TWT
● BSS
カラーリング
●
最大比合成(MRC
)
● 20
、40
、80
、160
、320 MHz
チャネル(6 GHz
)
● 20
、40
、80
、160 MHz
チャネル(5 GHz
)
● 20 MHz
チャネル(2.4 GHz
)
●
PHY
データレート:クワッド無線モードで最大
24 Gbps
(
6 GHz
で
4 X 4 320 MHz
、
5 GHz
で
4 X 4 + 4 X 4 160 MHz
、2.4 GHz
で 4 X 4 20 MHz
)。トリプル無線モードでは、最大 18 Gbps
(6 GHz
で 4 X 4 320 MHz
、5 GHz
で 4 X 4 160 MHz
、2.4 GHz
で 4 X 4 20 MHz
)または最大 23 Gbps
の PHY
データレート(6 GHz
で 4 X 4 320 MHz
、5 GHz
で 4 X 4 160 MHz
)
●
パケット集約:Aggregate MAC Protocol Data Unit
(A-MPDU
)(送受信)、Aggregate MAC Service Data Unit
(A-MSDU
)(送受信)
● 802.11 Dynamic Frequency Selection
(DFS
)
● Cyclic Shift Diversity
(CSD
)サポート
● Wi-Fi Protected Access 3
(WPA3
)サポート
|
|||||||||
802.11ax |
● 4
空間ストリームの 4 X 4 + 4 X 4
アップリンク/
ダウンリンク MU-MIMO
(5 GHz
)
●
アップリンク/
ダウンリンク OFDMA
● 1024 QAM
● TWT
● BSS
カラーリング
● MRC
● 802.11ax
ビームフォーミング
● 20
、40
、80
、160 MHz
チャネル(5
および 6 GHz
)
● 20 MHz
チャネル(2.4 GHz
)
●
最大
10.2 Gbps
の
PHY
データレート(
6 GHz
で
4 X 4 160 MHz
、
5 GHz
で
4 X 4 + 4 X 4 80 MHz
、2.4 GHz
で 4 X 4 20 MHz
)
●
パケット集約:A-MPDU
(送受信)、A-MSDU
(送受信)
● 802.11 DFS
● CSD
サポート
● WPA2/WPA3
サポート
|
|||||||||
802.11ac |
● 4
空間ストリームの 4 X 4 + 4 X 4
ダウンリンク MU-MIMO
● MRC
● 802.11ac
ビームフォーミング
● 20
、40
、80
、160 MHz
チャネル
●
最大 3.4 Gbps
の PHY
データレート(5 GHz
でデュアル 4 X 4 160 MHz
)
●
パケット集約:A-MPDU
(送受信)、A-MSDU
(送受信)
● 802.11 DFS
● CSD
サポート
● WPA2/WPA3
サポート
|
|||||||||
802.11n バージョン 2.0 および関連機能 |
● 4
空間ストリームの 4 X 4 MIMO
● MRC
● 802.11n
および 802.11a/g
ビームフォーミング
● 20
および 40 MHz
チャネル
●
最大 1.5 Gbps
の PHY
データレート(5 GHz
帯で 40 MHz
、2.4 GHz
帯で 20 MHz
)
●
パケット集約:A-MPDU
(送受信)、A-MSDU
(送受信)
● 802.11 DFS
● CSD
サポート
|
|||||||||
内蔵アンテナ |
● 2.4 GHz
:ピークゲイン 4 dBi
、内蔵アンテナ、全水平方向
● 5 GHz
、ピークゲイン 5 dBi
、内蔵アンテナ、全水平方向
● 6 GHz
:ピークゲイン 6 dBi
、内蔵アンテナ、全水平方向
● IoT
:ピークゲイン 3 dBi
、内蔵アンテナ、全水平方向
● UWB
:ピークゲイン 7 dBi
、内蔵アンテナ、全水平方向
● GNSS
:(L1
)ピークゲイン 5 dBi
、(L5
)ピークゲイン 2 dBi
、内蔵アンテナ、全水平方向
|
|||||||||
インターフェイス |
● 2 X 100M/1000M/2.5G/5G/10G
マルチギガビット
イーサネット(RJ-45
)
●
デフォルト速度 115,200 bps
の管理コンソールポート(RJ-45
)
● USB 2.0
(9W
)
|
|||||||||
インジケータ |
●
ステータス LED
によるブートローダステータス、アソシエーションステータス、動作ステータス、ブートローダ警告、ブートローダエラーの表示
|
|||||||||
寸法 |
●
アクセスポイント(取り付けブラケットなし):
◦ 25.1 X 25.1 X 5.1 cm(9.9 X 9.9 X 2.0 インチ) |
|||||||||
重量 |
1.87 kg(4.1 ポンド) |
|||||||||
入力電力要件 |
● 802.3bt Cisco Universal PoE
(Cisco UPOE
®
)、802.3at Power over Ethernet Plus
(PoE+
)
● Cisco
パワーインジェクタ、AIR-PWRINJ7=
● 802.3af PoE
(設定のステージングのみ、無線はすべてオフ)
|
|||||||||
電源 |
2.4 GHz 無線 |
5 GHz 無線 |
6 GHz 無線 |
リンク速度 |
USB |
PoE 最大電力消費 |
||||
802.3bt(クラス 6)(UPOE) |
4 X 4 |
4 X 4(LB)+ 4 X 4(HB) |
4 X 4 |
2 X 10G |
Y(9W) |
47 W |
||||
802.3at(PoE+)(クワッド無線モード) |
2 X 2 |
2x2(LB)+ 2x2(HB) |
2 X 2 |
2 X 2.5 G |
なし |
25.5W |
||||
802.3at(POE+) |
2 X 2 |
4 X 4(FB) |
2 X 2 |
2 X 1G |
- |
25.5W |
||||
802.3af(PoE) |
– |
– |
– |
1 X 1G |
なし |
13.95W |
||||
注:実際の消費電力は、アクセスポイントの使用状況によって異なる場合があります。適切な電力ネゴシエーションができるように、Link Layer Discovery Protocol(LLDP)/Cisco Discovery Protocol が有効になっていることを確認することを推奨します。 注:FB はフルバンド、LB は下位 UNII 帯域(UNII 1 および 2)、HB は上位 UNII 帯域(UNII 2E および 3)です。 注:IOS-XE バージョン 17.15.3 以降の消費電力の表(上記) |
||||||||||
環境 |
●
非動作(保管)温度:-30
~ 70
°C
(-22
~ 158
°F
)
●
非動作(保管)時の高度試験:25
°C
(77
°F
)、4,600 m
(15,000
フィート)
●
動作温度:0
~ 50
°C
(32
~ 122
°F
)
●
動作湿度:10
~ 90%
(結露しないこと)
●
動作高度試験:40
°C
(104
°F
)、3,000 m
(9,843
フィート)
注:周囲の動作温度が 40 °C(104˚F)を超えると、アクセスポイントの 2.4 GHz、5 GHz、および 6 GHz 無線が 4 X 4 から 2 X 2 に移行しますが、USB インターフェイスは有効なままです。 |
|||||||||
システムメモリ |
● 4096 MB RAM
● 16 GB
ストレージフラッシュ
|
|||||||||
利用可能な送信出力設定 |
2.4 GHz
● 23 dBm
(200 mW
)
● -4 dBm
(0.39 mW
)
|
5 GHz
● 26 dBm
(400 mW
)
● -1 dBm
(0.79 mW
)
|
6 GHz
● 23 dBm
(200 mW
)
● -4 dBm
(0.39 mW
)
注:6 GHz 帯域の使用が許可されていない国、または現在のソフトウェアサポートがない国では、6 GHz 無線は無効になります。6 GHz 帯での製品の動作が認定された国では、今後のソフトウェアで無線が有効になる可能性があります。 |
|||||||
適合規格 |
●
安全性:
◦ IEC 60950-1 / IEC 62368-1 Ed.3(Ed.2 価格偏差に関する付録付き) ◦ EN 60950-1 / EN 62368-1 Ed.3(Ed.2 価格偏差に関する付録付き) ◦ UL 60950-1 / UL62368-1 3rd(Ed.2 価格偏差に関する付録付き) ◦ CAN/CSA-C22.2 No. 60950-1 / CAN/CSA-C22.2 No. 62368-1 3rd(Ed.2 価格偏差に関する付録付き) ◦ AS/NZS60950.1 / AS/NZS62368.1 Ed.3(Ed.2 価格偏差に関する付録付き) ◦ UL 2043 ◦ クラス III 機器
●
エミッション:
◦ CISPR 32(rev. 2015)+ AMD1:2019 ◦ EN 55032:2015/A11:2020 ◦ EN IEC 61000-3-2:2019/A1:2021 ◦ EN 61000-3-3:2013+A1:2019 ◦ AS/NZS CISPR32: 2015+AMD1:2020 ◦ 47 CFR FCC Part 15B ◦ ICES-003(Issue 7、Class B) ◦ VCCI-CISPR 32:2016 ◦ CNS 13438:2006(95) ◦ KS C 9832:2019 ◦ QCVN 118:2018/BTTTT
●
イミュニティ:
◦ EN 55035:2017+A11:2020 ◦ KS C 9835:2019
●
エミッションとイミュニティ:
◦ EN 301 489-1 V2.2.3(2019-11) ◦ EN 301 489-17 V3.2.4(2020-09) ◦ QCVN(18:2014) ◦ QCVN 112:2017/BTTTT ◦ KS X 3124:2020 ◦ KS X 3126:2020 ◦ EN 61000-6-1:2019 ◦ EN 60601-1-2:2015+A1:2021 |
●
無線機:
◦ EN 300 328(v2.2.2) ◦ EN 301 893(v2.1.1) ◦ EN 303 687(v0.0.14、ドラフト) ◦ AS/NZS 4268(rev. 2017) ◦ 47 CFR FCC Part 15C、15.247、15.407 ◦ RSP-100 ◦ RSS-GEN ◦ RSS-247 ◦ LP0002(109) ◦ 日本 Std. 66、Std. 71
●
RF
の安全性:
◦ EN 50385:2017 ◦ AS/NZS 2772(rev. 2016) ◦ 47 CFR Part 2.1091 ◦ RSS-102
●
IEEE
標準:
◦ IEEE 802.3 ◦ IEEE 802.3ab ◦ IEEE 802.3af/at ◦ IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax/be ◦ IEEE 802.11h、802.11d
●
セキュリティ:
◦ 802.11i(WPA2、WPA3) ◦ 802.1x/802.1x:SHA256 ◦ Enhanced Open/OWE ◦ Advanced Encryption Standard(AES):GCMP128、GCMP256、および CCMP256
●
拡張認証プロトコル(
EAP
)の種類:
◦ EAP-Transport Layer Security(TLS) ◦ EAP-Tunneled TLS(TTLS)または Microsoft Challenge Handshake Authentication Protocol(MSCHAP)v2 ◦ Protected EAP(PEAP)v0 または EAP-MSCHAP v2 ◦ EAP-Flexible Authentication via Secure Tunneling(EAP-FAST) ◦ PEAP v1 または EAP-Generic Token Card(GTC) ◦ EAP-Subscriber Identity Module(SIM) |
||||||||
認定 |
●
Wi-Fi Alliance
:Wi-Fi 7
(R1
)、Wi-Fi 6
(R2
)、Wi-Fi 6E
、WPA3-R3
、WPA3-Suite B
、Enhanced Open Security
●
Bluetooth SIG
:Bluetooth Low Energy
|
|||||||||
アンテナパターン:Cisco Wireless 9178I
2.4 GHz 垂直
2.4 GHz 水平
5 GHz 垂直
5 GHz 水平
アンテナパターン
仰角
方位角
5 GHz スロット 2 無線アンテナパターン
仰角
方位角
6 GHz 無線アンテナパターン
2.4 GHz 垂直
5 GHz 垂直
6 GHz 垂直
2.4 GHz 水平
5 GHz 水平
6 GHz 水平
AI/ML 駆動型スキャン無線アンテナパターン
2.4 GHz 垂直
2.4 GHz 水平
IoT 無線アンテナパターン
仰角
方位角
GNSS アンテナパターン
Cisco Wireless 9178 シリーズ アクセスポイントを利用できます。発注方法については、購入のご案内のホームページまたは Cisco Wireless 発注ガイド [英語] を参照してください。
その他の製品番号については、Cisco Wi-Fi 7 製品の価格表を参照するか、お近くのシスコアカウント担当者にお問い合わせください。
Cisco Wireless 9178 シリーズ アクセスポイントには、制限付きライフタイム保証が付属してます。この保証では、製品を購入したエンドユーザーが所有または使用し続ける限り、ハードウェアに対する包括的な保証が提供されます。この保証には、5 日間の代替品先行手配が含まれます。また、ソフトウェアメディアについては、90 日間、障害が発生しないことを保証します。詳細については、https://www.cisco.com/jp/go/warranty を参照してください。
シスコの環境、社会、ガバナンス(ESG)の活動に関する詳細については、シスコの企業の社会的責任および持続性レポートを参照してください。
表 3. シスコの環境保全に関する情報
持続可能性に関するトピック |
参照先 |
|
一般 |
製品の素材に関する法律および規制に関する情報 |
|
製品、バッテリ、パッケージを含む電子廃棄物法規制に関する情報 |
||
製品の回収および再利用プログラムに関する情報 |
||
持続可能性に関するお問い合わせ |
||
材料 |
製品パッケージの重量と材料 |
シスコサービスは、優れたインフラストラクチャを、低リスクで迅速に実現できるよう支援します。Cisco Wireless 9178 シリーズ向けのサービスでは、導入段階の WLAN 準備アセスメントから実装、完全なソリューションサポート、踏み込んだ内容のトレーニングに至るまでエキスパートによる支援体制を整えており、新しいアクセスポイントの計画、導入、管理、サポートを円滑に進めていただけます。ネットワーキングに関する、シスコサービスの比類ない専門知識、ベストプラクティス、革新的なツールにより、ネットワークにハードウェア、ソフトウェア、プロトコルを新しく導入する際のアップグレード、更新、移行にかかるコストを全体的に削減できます。シスコのエキスパートが提示する、包括的なサービスライフサイクルによって、中断を最小限に抑えて業務効率を改善でき、シスコ インフラストラクチャから最大限の価値を得られます。詳細については、http://www.cisco.com/go/services を参照してください。
目的達成に役立つ柔軟な支払いソリューション
Cisco Capital により、目標を達成するための適切なテクノロジーを簡単に取得し、ビジネス変革を実現し、競争力を維持できます。総所有コスト(TCO)の削減、資金の節約、成長の促進に役立ちます。100 ヵ国あまりの国々では、ハードウェア、ソフトウェア、サービス、および他社製製品を購入するのに、シスコの柔軟な支払いソリューションを利用して、簡単かつ計画的に支払うことができます。詳細はこちらをご覧ください。