有線ネットワークとワイヤレス ネットワークの統合
新しい Cisco Catalyst 4500E Supervisor Engine 8-E は、世界で最も幅広く導入されているモジュラ型アクセス スイッチの Cisco Catalyst 4500E に対応して、シスコ ユニファイド アクセス ソリューションを実現します。既存の有線インフラストラクチャの投資を保護しつつ、有線とワイヤレス テクノロジー双方の利点をもたらします。ワイヤレス LAN コントローラを完全にサポートし、有線/ワイヤレス ネットワーク全体で共通の機能を利用できます。
特長と機能
業界トップクラスのパフォーマンス
- 最大 928 Gbps の有線スイッチング容量、スロットあたり 48 Gbps のノンブロッキング通信
- Field Programmable Gate Array(FPGA)デバイスを備えた 8 個のノンブロッキング 10 GE アップリック ポートで次世代のプロトコルをサポート
- Universal Power over Ethernet(UPOE、60 W)および PoE Plus(30 W)機能をすべてのラインカード スロットでサポート
- クワッド コア 2.2 GHz CPU を搭載し、Cisco Catalyst 4500 Supervisor 7-E と比較してコントロール プレーンの処理性能が向上
有線アクセスとワイヤレス アクセスの統合
- 有線インフラストラクチャとワイヤレス インフラストラクチャの両方に対応する 1 つのソフトウェア イメージによる内蔵ワイヤレス コントローラ
- 1 つのシステムで、最大 20 Gbps のワイヤレス スループット、50 台のアクセス ポイント、2000 台のワイヤレス クライアントをサポート
- マルチスイッチ コントローラを使用しない導入環境の場合、250 台のアクセス ポイント、4000 台のクライアントをサポート
- 有線ネットワークとワイヤレス ネットワークの両方に対して、ネットワーク全体におけるアプリケーションの可視性と制御、一貫した QoS およびセキュリティを実現
- ノンストップ フォワーディング/ステートフル スイッチオーバー(NSF/SSO)をワイヤレス トラフィックにまで拡張し、重要なビジネスの継続性を確保
分散インテリジェント サービス
- すべてのポートに Flexible NetFlow および Wireshark 機能を提供(ワイヤレス属性を含む)
- 有線/ワイヤレス ネットワーク全体で、ビデオの QoS、監視、およびセキュリティをシンプル化するメディアネット機能
- 冗長構成コンポーネント、NSF/SSO、In-Service Software Upgrade(ISSU)サポート、仮想スイッチング システム(VSS)により最大限の復元力を実現
- Energy-Efficient Ethernet(EEE)および Cisco EnergyWise テクノロジーにより、ネットワーク、PoE+、PC を管理
Cisco Open Network Environment の基盤
Supervisor 8-E の中心となるのは、新しい Unified Access Data Plane の特定用途向け集積回路(ASIC)です。この ASIC を次世代の機能やインテリジェンス向けにプログラムすることで、投資を保護することができます。また、Software-Defined Networking(SDN)と Cisco One Platform Kit(OnePK)ツールキットの基盤となる統合 API を、有線ネットワークとワイヤレス ネットワーク全体で使用することができます。