クラウド スケール、オンライン ゲーム、ハイパフォーマンス コンピューティング(HPC)などに最適なサーバです。 Cisco UCS M シリーズ モジュラ サーバは、シスコの仮想インターフェイス カード(VIC)テクノロジーと、Cisco UCS Manager によるポリシー ベースの管理機能によってシステム構築化されます。 この新しい設計は、受賞実績のあるシスコ ユニファイド コンピューティングのアーキテクチャと管理機能を並列処理環境でも活用できます。
今日のクラウド アプリケーションは、これまでとは違う、さらに優れたアーキテクチャが必要になっています。 それは、計算機能部分(コンピューティング)とそれ以外のコンポーネント(電源、ディスク、IOなど)を切り離すことが必要です。これにより、サーバ密度を高め、規模に応じた展開を容易にし、管理・効率・求められる処理性能のために最適な設計を追求することが可能になります。
Cisco UCS M シリーズ モジュラ サーバのアーキテクチャは、クラウドやオンライン ゲーム、多変数計算の処理、HPC など、高度に並列化された処理に特に適しています。
新しい独自設計は、基盤になるコンポーネントを分離することにより、従来のサーバ群における複雑さを解消しています。 従来はサーバの内部に、使用率の低い、あるいは過剰なローカル リソースの割り当てがされていました。例えば、ハード ディスク、I/O、ベース ボード、ネットワーク コントローラなどです。Mシリーズの設計では、そのようなリソースを集約し、多数のコンピュート ノードで共有できるようにしています。
サブコンポーネントとしては、以下のようなものがあります。
この種のサブシステムは、今でもシャーシ内部に存在しますが、シスコはそれらを共通のインフラストラクチャに組み込み、コンピュート ノードから完全に切り離しました。 M シリーズ サーバ プラットフォームは、これらのコンポーネントと切り離されているので、各コンポーネント サブシステムのライフサイクルを別々に取り扱うことができます。 つまり、プロセッサやハード ディスクや I/O を取り換えなければならない場合でも、システム全体を新しくする必要はありません。
M シリーズでは、コンピューティングと I/O とストレージの比率をきめ細かく調整して各サブシステムの規模を変更することによって、アプリケーションのパフォーマンスを最適化できます。 この設計ではリソースサイズの調整が可能なので、最適なパフォーマンスと可用性を確保するのにちょうどよい数のコンピュート ノードをアプリケーションで使用できるようになります。 プロビジョニングが過剰になったり、リソースが無駄になることは回避できます。
このような画期的な設計に基づく M シリーズは、並列処理の要件に適合した高密度のモジュール型省電力プラットフォームです。 この M シリーズのメリットをまとめると、以下のようになります。
M シリーズ モジュラ サーバ システムの特長の 1 つは、シスコの革新的な技術である VIC テクノロジーを基盤とした新しい 2 ラック ユニット(RU)方式のシャーシです。 Cisco UCS M4308 モジュラ シャーシは、1 組の Cisco UCS ファブリック インターコネクトによって UCS Manager と接続され、業界をリードする UCS 管理機能によって規模の調整を短時間で簡単に行えるようになっています。
受賞実績のある Cisco UCS Manager には、M シリーズのデバイス管理をシンプルかつ一貫性をもって実行するための管理機能が用意されています。 UCS Manager は要素管理のためのモデル ベースの自動ツールであり、オープンな XML API によって各種のハイレベル ツールと簡単に統合することも可能です。
サーバ処理能力を拡張するために、高コストで時間のかかる専門的なサービスを利用する必要はなくなります。 Cisco M シリーズ モジュラ サーバ ソリューションを使用すれば、規模に合わせた展開を低コストで簡単に実現できます。
M シリーズのオプションとして Cisco UCS M1414 コンピュート カートリッジでは、Intel Xeon CPU を利用できます。
Cisco UCS M2814 は、超高密度のデュアル ソケット サーバとして IntelR XeonR E5 2600 v3 に対応しています。
Cisco UCS M シリーズ モジュラ サーバのドメイン レベルの機能 |
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導入の単位 | UCS M4308 モジュラ シャーシあたり |
シャーシ サイズ | 2 ラック ユニット |
1 ドメインあたりの最大シャーシ数 | M4308 モジュラ シャーシ 20台 |
1 ドメインあたりの最大コンピュート ノード数 | 1 ドメインあたり 320 ノード(サーバ) |
1 ノード(サーバ)あたりのプロセッサ数 | Intel® Xeon® E3 v3 プロセッサ(4 コア、最大 32 GB メモリ)X 1 Intel® Xeon® E5 v3 プロセッサ(最大 10 コア、最大 256 GB メモリ)X 2 |
1 ドメインあたりの合計ノード数 | 1 ドメインあたり最大 320 ノード(サーバ) |
1 ドメインあたりの合計コア数 | 1 ドメインあたり最大 1600 個のプロセッサ コア |
合計メモリ | 20,480 GB、最大 20 TB |
合計内部ストレージ | SSD X 4、480 GB SATA から 6.4 TB SAS まで拡張可能 |
1 ドメインあたりの合計 I/O | 導入時に M4308 シャーシから UCS ファブリック インターコネクトへ 1600 Gbps |
管理と接続 | Cisco UCS Manager と UCS 6200 ファブリック インターコネクト |
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