高密度 100 Gbps スイッチングを実現
Nexus 9236C スイッチは、Cisco NX-OS スタンドアロン環境向けに最適化されています。1 ラック ユニットのフォーム ファクタに 10 Gbps、25 Gbps、40 Gbps、50 Gbps、および 100 Gbps 接続機能を持つ 36 個の高性能、高密度ポートを搭載しています。高性能のエンタープライズ環境、サービス プロバイダーのホスティング環境、クラウド コンピューティング環境に対応するために、7.2 Tbps の帯域幅に加え、ラインレートのレイヤ 2 およびレイヤ 3 機能を備えています。
機能と特長
9236C スイッチは、進化するデータセンターの要件を満たすのに必要な包括的な機能、密度、および性能を提供します。
Nexus 9236C スイッチには次の機能があります。
プログラマビリティ
- オープン API(HTTP または HTTPS を介したリモートプロシージャ コール(JavaScript Object Notation(JSON)または XML)を利用してスイッチを管理)
- Linux シェル スクリプトによる設定の自動化
- Linux コンテナ環境によるカスタマー アプリケーションのサポート
- Puppet、Chef、OpenFlow のサポート
拡張性
- ワイヤレートのレイヤ 2 およびレイヤ 3 スイッチングを全ポートで提供
- 36 個のポート密度と柔軟なブレークアウト オプションを持つ業界初の 1 RU 100 Gb スイッチ
- ライン レートの仮想拡張 LAN(VXLAN)ブリッジングおよびルーティングのサポート
- Border Gateway Protocol Ethernet VPN(BGP EVPN)コントロール プレーンによる、拡張可能なマルチテナントとホスト モビリティの実現
- 増加するネットワークの拡張性と仮想化要求に対応するセグメント ルーティング
運用の効率化とトラフィック モニタリング
- Nexus Fabric Manager でファブリックの設定および運用を自動化
- ホット/コールド パッチ機能などの高度なリブート機能
- Power-on autoprovisioning(POAP)および Preboot Execution Environment(PXE)により、スイッチの起動や設定時の手動操作が不要となり、プロビジョニングに要する時間を大幅に短縮
- ポート単位およびキュー単位でリアルタイムにバッファ利用状態を把握し、トラフィックのバーストやアプリケーションのトラフィック パターンをモニタリング
- Cisco Nexus Data Broker によるネットワーク トラフィックのモニタリングと分析
投資保護
- 10 Gbps、25 Gbps、40 Gbps、100 Gbps 接続のサポートにより、スイッチング インフラストラクチャをさらに高速化
仕様一覧
- 1 RU フォーム ファクタで 7.2 Tbps の帯域幅
- 最大 36 個の 40 ~ 100 Gbps ポート
- 最大 144 個の 10 ~ 25 Gbps ポート(ブレークアウト ケーブル使用)
- ポート側吸気およびポート側排気オプション
- 80 PLUS プラチナ規格に準拠した、1+1 冗長構成でホットスワップ可能な電源モジュール
- 組み込みの EtherAnalyzer により、コントロール プレーンのトラフィックのモニタリングとトラブルシューティングが可能