Cisco Unified Communications Manager は、シスコのコラボレーション ポートフォリオの中心となるコール制御アプリケーションです。高いセキュリティで保護された、スケーラブルで、信頼性と効率性に優れた企業向け通話処理およびセッション管理を提供します。全世界で 200,000 人のお客様が、6,000 万台以上の Cisco IP Phone と数千万個のソフト クライアントを導入しました。
Cisco Unified Communications Manager(CallManager)12.0 によって、シンプルなユーザ エクスペリエンスと管理の合理化が実現されます。また、オンプレミスおよびクラウドベースのコラボレーションがつながることで、ネットワーク セキュリティおよびコンプライアンスが強化されます。
次のような特長があります。
Apple の最新のプッシュ通知 API を使用して、iOS デバイス上で Cisco Jabber からメッセージや着信コール通知を受け取ります。ユニファイド コミュニケーション ネットワークを Cisco Unified Communications Manager 12.0、Expressway 8.10、および Jabber 11.9 にアップグレードして、一貫した信頼性の高いモバイル通信を確保しましょう。バッテリ パフォーマンスも向上しています。
さらに、エクステンション モビリティのログイン プロセスも簡略化しました。モバイル ワーカーやホットデスキング環境で働くユーザは、IP 電話での通話の発信および受信がより簡単になります。
長期間使用されていない、もしくはまったく使用されたことのない UC デバイスはありませんか?最新の Device Last Seen レポートによって、こうした電話の追跡や削除、および使用されていない可能性のあるライセンスの回復を簡単に実行することができます。
また、クラスタ全体にわたる新しい IM&P アーキテクチャおよび外部 IM&P データベース クリーンアップ ツールを使用して、インスタント メッセージやプレゼンス(IM&P)の一元化された簡単な管理を実現します。
コール制御をクラウドに拡張します。展開と管理を簡素化するハイブリッド通話サービスにより、Unified Communications Manager Session Management Edition および Cisco Expressway での大規模な展開を実現します。ホームクラスタのコール ルーティングでは、ダイレクト SIP トランクの数やコールルーティングの設定が少なくて済みます。
クレジット カード業界(PCI)のコンプライアンス監査に向けた取り組みを行っていますか?査定官は、最低要件として Transport Layer Security(TLS)バージョン 1.1 または 1.2 を義務付けていますか?Unified Communications Manager 12.0 では、UC インターフェイス間の通信に必要な TLS の最小バージョンを設定することができます。
IPv4 アドレス空間が不足していませんか?Unified Communications Manager 12.0 では、IPv6 アドレスのみを使用して 7800 および 8800 シリーズ IP フォンを展開できるようになりました*。
何万もの IPv4 アドレスを解放し、IPv6 を標準とする移行への戦略的イニシアチブをサポートします。
*注:IPv4 アドレスを使用した展開において変更はありません。
製品アクティベーション キーはもう必要ありません。Unified Communications Manager 12.0 で、スマート ソフトウェア ライセンシングがサポートされるようになりました。ネットワーク全体における UC ライセンスの調達およびアクティベーションを合理化します。コンプライアンスを遵守したり計画を図る上で、使用状況がより明確に把握できます。アップデートの詳細については、最新のリリース ノートをご覧ください。