Cisco Full-Stack Observability At-a-Glance

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Updated: 2022 年 6 月 6 日

偏向のない言語

この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブ ランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。

翻訳について

このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。

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稼働のセキュアで優れたデジタル体験を実現

デジタル世界が進化と拡大を続ける中、ほぼすべてのビジネスがアプリケーションに大きく依存しています。お客様は、デジタル トランスフォーメーション プロジェクトを加速しなければならないというプレッシャーの下、問題がまったく生じないアプリケーション体験を最優先事項に掲げています。しかも、これまでになく複雑さが増してい
ます。

最新のアプリケーションは、マイクロサービス上に構築され、大規模な分散型サービスに基づくクラウドネイティブおよびハイブリッドクラウドのアーキテクチャ上で実行されています。その結果として、複雑で急速に進化する環境が作り出されています。1 つのサービスの小さな問題が、ユーザー体験全体に累積的な影響を与えるおそれがあります。このような環境を運用するために必要な情報と経験は、さまざまなツールやチームに分散してサイロ化しています。そのため、ユーザー体験、そしてビジネスとそのブランドや評判までにも直接影響を与えるような問題の特定、優先順位付け、効果的な解決が難しくなっています。

Cisco Full-Stack Observability を活用することで、ドメイン固有のモニタリングにとどまらず、フルスタックの可視性、インサイト、アクションを実現し、それらすべてをビジネスコンテキストと関連付けることができます。Cisco Full-Stack Observability は、複数のドメインにわたるリアルタイムのテレメトリを関連付けることでサイロを解消します。これにより、組織はお客様と従業員に対して、常時稼働のセキュアで優れたデジタル体験を効果的に提供できます。

メリット

      部門間でデータを共有することで縦割りの弊害を解消し、インフラストラクチャ、セキュリティ、アプリケーション、ネットワーク、クラウド全体でのチームの連携を実現しますIDC 社が最近実施した調査によると、組織の 74% がデータの収集と関連付けに苦労しています。*

      特定機能に特化したツールの代わりに統合ソリューションを提供することで、ばらばらなツールの使用を最小限に抑えますIDC 社が最近実施した調査によると、組織の 56% 10 種類を超える可観測性ツールまたはモニタリングツールを使用しています。*

      インシデントやパフォーマンスの問題を解決するまでの時間を短縮します。複数のツールを使用してデータを扱うことによってチームの負荷が増えすぎると、問題解決までの平均時間(MTTR)が長くなり、ビジネスにとってコストのかかるダウンタイムにつながります。組織の 47% が、ダウンタイムが 1 時間発生した場合の平均コストは 25 万ドル以上であると報告しています。*

      収益、ユーザー体験、リスク、コストという最も重要な要素に焦点を当てます。回答者の 79% が、同じ可観測性ツールを使用し、部門間で可観測性データを共有することで、チームワークが強化され運用がスムーズになると答えています。*

* 出典:IDC 社ホワイトペーパー:「An Executive Blueprint for an Observability Platform: Driving Operational Excellence and Business Outcomes through Analytics and Automation 」、2023 5

今では 180 を超えるアプリケーションが稼働するようになり、インシデントの減少と可用性の向上も見られています。つまり、各チームの負担が減ったうえに、優れた顧客体験を提供できているのです」

Navid Thakur

First Abu Dhabi Bank 社、エンタープライズツールおよび自動化担当バイスプレジデント

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図 1.                     

Cisco Full-Stack Observability

より多くの問題を把握して解決

最新のアプリケーションの開発サイクルやシステムの複雑さのために、アプリケーションのパフォーマンスに関する問題の根本原因を把握することが困難になっています。各領域を個別に観測するだけでは十分とは言えません。複雑な環境を適切に管理し、もれなく可視化するには、フルスタック可観測性が必要です。フルスタック可観測性では、テックスタック全体が、お客様のアプリケーション パフォーマンス メトリクスやビジネストランザクション、そして最終的にはビジネスの重要業績評価指標(KPI)に関連付けられます。

Cisco Full-Stack Observability により、以下を実現できます。

      観測:従来のアプリケーションと最新のアプリケーションの両方、そしてネットワークとインフラストラクチャをリアルタイムで観測し、エンドユーザーのアプリケーション体験とパフォーマンスを向上させます。

      保護:アプリケーションのセキュリティを確保し、ビジネスリスクを観測できるようにすることで脆弱性から保護します。かつてないほど脅威の可視性を高め、インテリジェントなビジネスリスクの優先順位付けを強化します。


      最適化:アセットの使用率を向上させ、ワークロード間のリソース割り当てを改善することで、リソースの最適化とコストの削減を実現します。

      拡張:オープンで拡張可能な API 主導型の Cisco Full-Stack Observability プラットフォームにより、新しい可観測性エコシステムを拡張、強化します。

Cisco Full-Stack Observability は、入力(アプリケーション、インフラストラクチャ、ネットワーク、セキュリティのスタック)と出力(ビジネストランザクション、ユーザー体験、アプリケーション パフォーマンス)をモニターし、領域を横断した相関関係および依存関係のマッピングを提供します。共有された関連インサイトをチームに提供し、適切な情報とコンテキストによりサイロ化した分断を解消します。これにより、チームはフルスタックで観測、保護、最適化するためのアクションを実行できます。

今すぐ卓越したデジタル体験を提供しましょう

ユーザーは、常時稼働のセキュアで優れたデジタル体験を期待しています。Cisco Full-Stack Observability の詳細については、https://www.cisco.com/site/jp/ja/solutions/full-stack-observability/index.html をご覧ください。

 

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