コンテンツ配信向け Cisco Edge Cloud の概要
偏向のない言語
この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブ ランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
翻訳について
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ストリーミング体験を強化し、ビジネスの効果的な成長を促進
ストリーミングメディアのトラフィックが通信サービスプロバイダー（CSP）のネットワークを占有するようになっています。それもピーク時だけでなく、一日中になってきました。需要に対応しつつ Quality of Experience（QoE）の問題を回避するために CSP はネットワーク容量の向上に取り組んでいますが、トラフィックの可視化や制御は行われていません。その結果、インフラストラクチャへの投資コストがかさみがちであり、最適なナレッジとインサイトを活用した効果的なキャパシティプランニングが行えないことも少なくありません。またほとんどの場合、コンテンツは細分化の進むオーバーザトップ（OTT）プロバイダー経由で配信され、ネットワークコアとピアリングポイントを通過しますが、利用者に近いエッジからコンテンツを配信する方がはるかに効率的です。拡張性のある新しいアプローチが必要とされています。制御が可能で、明確な価値創造を通じて直接収益化できるようなアプローチです。
まさにこうしたニーズに応えるべく、シスコと Qwilt はパートナーシップを締結しました。キャリアグレードのインフラストラクチャを備えた、すぐにご利用いただけるフルスタックのマネージドコンテンツ配信ソリューションを提供しています。この共同ソリューションにより、CSP が所有し運用するエッジノードを使用してコンテンツを配信するという新しいアーキテクチャとビジネスモデルが可能になります。エッジノードは CSP ネットワークに強固に組み込まれているため、配信されるコンテンツの品質を直接制御できるだけでなく、インフラストラクチャのコストも抑えられます。このビジネスモデルであればコンテンツ配信バリューチェーン内の配信元と直接コラボレーションできるので、CSP に新たな収益がもたらされます。
これがコンテンツ配信向け Cisco® Edge Cloud です。動画トラフィックの増大、ライブストリーミングの急増、複数の配信元のコンテンツを楽しみたいユーザーの増加という傾向が同時に発生する中、このソリューションを導入することで CSP はエッジアーキテクチャの効率性を活かして対処できます。的確にトラフィックを可視化し、今後の見通しを予測して制御することにより、絶えず変化するネットワーク状態にすばやくインテリジェントに、またプロアクティブに対応できるようになります。重要なのは、堅牢なコンテンツ配信基盤を土台として、新たな収益を生み出すエッジアプリケーションを導入し促進できるということです。
現在のコンテンツ配信モデルには拡張性がない：新たなモデルが必要
現在のモデルは、インフラストラクチャが次善のもので、容量にギャップがあり、QoE が良好とはいえません。
CSP にコストの大幅削減と収益の機会をもたらすコンテンツ配信向け Cisco Edge Cloud
コンテンツ配信向け Cisco Edge Cloud：これまでより効率よくコンテンツを配信する方法
シスコと Qwilt のパートナーシップにより、すぐにご利用いただけるフルスタックのマネージドコンテンツ配信ソリューションが提供されます。コンテンツ配信サービスが CSP ネットワークに強固に組み込まれたソリューションです。
Qwilt の Open Cache ソフトウェアとクラウドサービスをシスコの市場をリードする最先端のエッジコンピューティング インフラストラクチャと組み合わせることで、複数の配信元からのコンテンツ配信をグローバル規模で実現
● 顧客満足度の向上。一貫した高品質のストリーミングサービスを幅広く提供します。
● コストの削減と運用の簡素化。複数の配信元からのコンテンツを一元管理できます。
● 収益の創出。価値を創造し、コンテンツ配信バリューチェーンに加わることができます。
● 柔軟な導入とビジネスの成長。将来の変化に順応し、進化し続けるニーズに対応できるソリューションです。
コンテンツ配信向け Cisco Edge Cloud は、パートナーシップ、その分野での専門知識、収益を生み出すビジネスモデルという強固な基盤の上に構築されており、将来にわたってビジネスの成長を促進できます。
このソリューションにより、以下のことが可能になります。
● OTT コンテンツと独自のマネージドコンテンツの配信を最適化するソリューションを導入する。
● ネットワークリソースの使用を十分に最適化し、将来必要となる容量を的確に計画するために必要な可視化、予測、制御を行う。
● Qwilt のコンテンツ配信共有サービスにすでに参加しているコンテンツ配信元のグローバルなネットワークを利用する。
● 設備投資なしでソリューションを導入し、独自に収益を配分できるメリットを享受する。
● CSP ネットワークでフェデレート型のコンテンツ配信を可能にするオープンキャッシング仕様を利用する。これは Streaming Video Alliance（SVA）で策定された仕様であり、世界各地の CSP と配信元で導入が進んでいます。
他の多くの商用およびプライベートなコンテンツ配信ネットワークとは異なり、シスコのソリューションには確実に成功を収めるための包括的なサービスが用意されています。具体的には、強固なエコシステム パートナーシップ、ハードウェアとソフトウェアの両方における比類のない確かな技術と専門知識、堅牢な収益化プラットフォーム
です。
コンテンツ配信向け Cisco Edge Cloud で未来を築きましょう
詳細については、シスコと Qwilt の Edge Cloud に関する以下のリソースをご覧ください。シスコの担当者へのお問い合わせもお待ちしております。
● あらゆる場所のあらゆるユーザーに高品質のストリーミングコンテンツを配信
● サービスプロバイダー向け Qwilt Open Edge Cloud ソリューション
● Streaming Video Alliance に関する情報を入手する