このドキュメントでは、ギガビット イーサネット(GE)インターフェイスを使用して、コンテンツ サービス スイッチ(CSS)を Catalyst 6000 シリーズのスイッチに接続する適切な手順について説明します。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
この文書を読むには、次の知識が必要です。
基本的なCSS設定の基礎。
基本的なCatalystスイッチ設定の基礎。
このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づくものです。
CSSソフトウェアバージョン5.0ビルド33
すべてのCSSハードウェアリビジョン。
Cisco IOSシステムソフトウェアが稼働するCatalystスイッチ。
このマニュアルの情報は、特定のラボ環境に置かれたデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。実稼動中のネットワークで作業をしている場合、実際にコマンドを使用する前に、その潜在的な影響について理解しておく必要があります。
次の項では、CSSとCatalystスイッチを設定する手順を説明します。
通常の負荷に照らして、CSSインターフェイスを1Gbits-FD-no-pauseに設定します。これが完了した場合は、Catalystインターフェイスでポートネゴシエーションをディセーブルにし、Catalystの送受信フロー制御をオフにします(次のCatalyst設定手順を参照)。
CSS11800(config)# interface 2/1 CSS11800(config-if[ 2/1])# phy 1Gbits-FD-no-pause
使用率が高いと思われる場合は、CSSを1Gbits-FD-sym-asymに設定することを検討してください。これを行う場合は、Catalystで送信フロー制御と受信フロー制御を必ずオンにします(次のCatalyst設定手順を参照してください)。
CSS11800(config)# interface 2/1 CSS11800(config-if[ 2/1])# phy 1Gbits-FD-sym-asym
1Gbits-FD-no-pauseを上記で設定した場合は、Catalystでポートネゴシエーションを無効にし、送受信フロー制御をオフにします。
cat(config)#int GigabitEthernet 1/1 cat(config-if)#speed 1000 cat(config-if)#flowcontrol send off cat(config-if)#flowcontrol receive off
上記で1Gbits-FD-sym-asymを設定した場合は、Catalystで送受信フロー制御をオンに設定します。
cat(config)#int GigabitEthernet 1/1 cat(config-if)#speed 1000 cat(config-if)#flowcontrol send on cat(config-if)#flowcontrol receive on
改定 | 発行日 | コメント |
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1.0 |
30-Jan-2006 |
初版 |