このドキュメントでは、アカウンティング ログ ファイルが CSV 形式を反映するように、Cisco CNS Access Registrar の RexAcctScript を手動で編集する方法について説明します。
このドキュメントに特有の要件はありません。
このドキュメントの情報は、Cisco CNS Access Registrarバージョン1.7および3.0に基づくものです。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
ドキュメント表記の詳細は、「シスコ テクニカル ティップスの表記法」を参照してください。
課金アプリケーションで使用できるCSV形式をアカウンティングログファイルに反映させるには、手動でRexAcctScriptを編集して再コンパイルします。このファイルは、デフォルトで$ARINSTALLPATH/examples/rexacctscript/AcctAsScript.cppにあります。
アカウンティングの形式を変更するには、次の表に示す変更を行います。
回線番号AR 1.7 | 回線番号AR 3.0 | 変更前 | 変更後 |
---|---|---|---|
2080 | 2090 | *(pEnd++) = "\n"; | *(pEnd++) = ","; |
2069 | 2079 | *(pEnd++) = "\t"; | *(pEnd++) = " "; |
注: " "にはスペースが含まれています。
RexAcctScriptスクリプトをコンパイルしてインストールする場合は、gcc 2.95-3を使用します。詳細については、『Cisco CNS Access Registrar User's Guide - Using the REX Accounting Script』を参照してください。
アカウンティングファイルの出力は次のようになります。
Tue, 26 Sep 2000 17:15:22 User-Name = sven, NAS-IP-Address = 10.200.68.2, NAS-Port = 2, Service-Type = NAS Prompt, Calling-Station-Id = 172.17.246.244, Acct-Status-Type = Start, Acct-Delay-Time = 0, Acct-Session-Id = 0000000D, Acct-Authentic = RADIUS, NAS-Port-Type = Virtual,,,,, Tue, 26 Sep 2000 17:15:23 User-Name = sven, NAS-IP-Address = 10.200.68.2, NAS-Port = 2, Service-Type = NAS Prompt, Calling-Station-Id = 172.17.246.244, Acct-Status-Type = Stop, Acct-Delay-Time = 0, Acct-Session-Id = 0000000D, Acct-Authentic = RADIUS, Acct-Session-Time = 1, Acct-Terminate-Cause = User Request, NAS-Port-Type = Virtual,,,,,
アカウンティングファイルには、各エントリ間にカンマ(",")が含まれるようになりました。
改定 | 発行日 | コメント |
---|---|---|
1.0 |
19-Jan-2006 |
初版 |