概要
このドキュメントでは、ユーザインターフェイス(UI)が低速で断続的にクラッシュする問題について説明します。
前提条件
要件
このドキュメントに特有の要件はありません。
使用するコンポーネント
このドキュメントの情報は、4.7.XまでのCloud Centerバージョンに基づいています。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
問題:UIが低速でクラッシュする
ダッシュボードに表示される通知(ログインやログアウトなど)がデータベースから消去されない4.6.3 ~ 4.7.xに影響を与える既知の問題があります。データベースのメモリが不足すると、UIが応答しなくなり、最終的にクラッシュします
確認
ステップ1:このコマンドを使用して、CloudCenterビルド情報を確認します。
cat /usr/local/tomcat/webapps/ROOT/WEB-INF/build.info
この特定の問題は4.6.3 ~ 4.7.Xでのみ影響し、4.8.0で解決されました
ステップ2:Cliqrユーザを使用してPostgresにログインします。
psql -U cliqr -d cliqrdb
Cliqrのパスワードを入力してください
ステップ3:このコマンドを入力して、Postgresからの通知の数を確認します。database.
select count(*) from notification;
ステップ4:通知の数をメモします。数が10万または100万の場合は、問題が発生します。
ステップ5:Postgresデータベースを終了し、/mntおよび/bakディレクトリをリストします。ファイルがcliqruserのディレクトリ/bakディレクトリに所有されていることを確認します。そうしないと、既知のバグが発生します。
\q
ls -l /mnt
cd /mnt
ls -l
cd /bak/
ls -l
解決方法
ステップ1:ファイルの場所に書き込むためのクライアントユーザ権限を付与する必要があります。
cd /
chown cliqruser:cliqruser /mnt/
ls -l
ステップ2:clqruserが所有する/mntを確認します。
ステップ3:次のようにcliqr-mgmt-scheduler-context.xmlファイルを編集します。
vi /usr/local/tomcat/webapps/ROOT/WEB-INF/classes/spring/web/cliqr-mgmt-scheduler-context.xml
/cronTrigger
ステップ4:ファイル内でcronTriggerを検索し、図に示すように正しい場所に移動します。
ステップ5:図に示すように、cronExpressionという名前のプロパティをコピーし、元の値をコメントに入れ、2番目の値を0/15、3番目の値を*に変更します。
ステップ6:これにより、15分ごとにパージ通知が実行され、修正がスピードアップされます。
ステップ7: tomcatサービスを停止して開始します。
/etc/init.d/tomcat stop
/etc/init.d/tomcat start