このドキュメントでは、Cisco Configuration Professional(Cisco CP)の [Advanced Firewall] コンフィギュレーション ウィザードを使用して Cisco IOS ルータをゾーンベース ファイアウォールとして構成し、ピアツーピア(P2P)トラフィックをブロックする手順について説明します。
ゾーンベース ポリシー ファイアウォール(または Zone-Policy Firewall(ZFW))は、以前のインターフェイスベース モデルから、より柔軟性があり、より簡単に理解できるゾーンベース モデルへとファイアウォールの設定を変更しました。インターフェイスはゾーンに割り当てられ、検査ポリシーはゾーン間を移動するトラフィックに適用されます。ゾーン間ポリシーにより、十分な柔軟性と精度が実現します。このため、同一のルータ インターフェイスに接続された複数のホスト グループにさまざまな検査ポリシーを適用できます。ゾーンは、ネットワークのセキュリティ境界を設定します。ゾーンは、トラフィックがネットワークの別の領域に移動するときにポリシーの制限の対象となる境界を定義します。ZFW のゾーン間のデフォルト ポリシーは「deny all」です。ポリシーが明示的に設定されていない場合は、ゾーン間を移動するすべてのトラフィックがブロックされます。
P2P アプリケーションは、インターネット上で最も広く利用されているアプリケーションです。P2P ネットワークは、ファイアウォールを簡単に回避する手段を提供し、プライバシーとセキュリティに関する問題の原因となって、ワームなどの悪意ある脅威を導く経路として機能する可能性があります。Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(9)T では、P2P アプリケーションの ZFW サポートが導入されました。P2P 検査は、アプリケーション トラフィック用のレイヤ 4 およびレイヤ 7 ポリシーを提供します。つまり、他のアクティビティが拒否されても特定のアプリケーション アクティビティは許可されるように、ZFW が、トラフィックを許可または拒否するための基本のステートフル検査と、さまざまなプロトコルの具体的なアクティビティに対する細かいレイヤ 7 制御を提供できることを意味します。
Cisco CP には、[Advanced Firewall] コンフィギュレーション ウィザードを使用して IOS ルータをゾーンベース ファイアウォールとして設定する、わかりやすい手順が用意されています。
この設定を行う前に、次の要件が満たされていることを確認します。
IOS ルータのソフトウェア バージョンが 12.4(9)T 以降であること。
Cisco CP をサポートする IOS ルータ モデルの場合は、『Cisco CP リリース ノート』を参照してください。
注:CiscoルータでCisco CPを実行するには、次の設定手順を実行します。
Router(config)# ip http server Router(config)# ip http secure-server Router(config)# ip http authentication local Router(config)# username <username> privilege 15 password 0 <password> Router(config)# line vty 0 4 Router(config-line)# privilege level 15 Router(config-line)# login local Router(config-line)# transport input telnet Router(config-line)# transport input telnet ssh Router(config-line)# exit
このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づいています。
IOS ソフトウェア リリース 12.4(15)T が稼働する Cisco 1841 IOS ルータ
Cisco Configuration Professional(Cisco CP)リリース 2.1
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
ドキュメント表記の詳細については、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
このドキュメントの例では、ルータをゾーンベース ファイアウォールとして設定し、P2P トラフィックをブロックしています。ZFW ルータには、ゾーン内の内部(信頼できる)インターフェイスと、ゾーン外の外部(信頼できない)インターフェイスの 2 つのインターフェイスがあります。ZFW ルータは、ゾーン内からゾーン外に渡されるトラフィックのロギング アクションによって、edonkey、fasttrack、gnutella、kazaa2 などの P2P アプリケーションをブロックします。
このセクションでは、このドキュメントで説明する機能を設定するために必要な情報を提供しています。
注:このセクションで使用されているコマンドの詳細を調べるには、Command Lookup Tool(登録ユーザ専用)を参照してください。一部ツールについては、ゲスト登録のお客様にはアクセスできない場合がありますことをご了承ください。
このドキュメントでは、次のネットワーク セットアップを使用します。
このセクションでは、ウィザードを使用して IOS ルータをゾーンベース ファイアウォールとして設定する手順を示しています。
次のステップを実行します。
[Configure] > [Security] > [Firewall and ACL] の順に移動します。続いて、[Advanced Firewall] オプション ボタンを選択します。[Launch the selected task] をクリックします。
次の画面には、ファイアウォール ウィザードに関する概要説明が示されています。[Next] をクリックして、ファイアウォールの設定を開始します。
ゾーンに含めるルータのインターフェイスを選択し、[Next] をクリックします。
高セキュリティのデフォルト ポリシーが、コマンド セットとともに次のウィンドウに表示されます。[Close] をクリックして次に進みます。
DNS サーバの詳細情報を入力して、[Next] をクリックします。
Cisco CP により、次に示すような設定の要約が表示されます。[Finish] をクリックして設定を完了します。
設定の要約の詳細を次の表に示します。これは、Cisco CP の高セキュリティ ポリシーによるデフォルトの設定です。
設定の概要 |
---|
注:Cisco CPにアクセスしたインターフェイスを外部(信頼できない)インターフェイスとして選択しないでください。選択すると、ファイアウォール ウィザードの終了後は、そのインターフェイスから Cisco CP を起動できなくなります。 Inside(trusted) Interfaces: FastEthernet0/1 (10.77.241.114) Outside(untrusted) Interfaces: FastEthernet0/0 (209.165.201.2) Service Policy Configuration: In-zone -> Out-zone: Inspect TCP,UDP,H323,SIP,SCCP and other protocols Deny packets with invalid ip address as sourceIn the below shown network diagram, Application Inspection for HTTP: Block HTTP port-misuse for IP,P2P Block HTTP protocol violation Block HTTP request methods other than post,head,get Block http request response containing non-ascii characters Application Inspection for Instant Messaging: Block all services of msn,yahoo,aol with log action Application Inspection for P2P: Block file transfer over edonkey, fasttrack, gnutella and kazaa2 Block text-chat over edonkey Application Inspection for Email: Block invalid command for imap,pop3 Block SMTP session with data length over 5 MB Self -> Out-zone: Inspect router generated ICMP traffic Out-zone -> Self: Deny all other traffic. DNS Configuration: Primary DNS:10.77.230.45 Secondary DN |
[Save the running config to router's startup config] チェックボックスにチェックマークを入れます。[Deliver] をクリックして、この設定をルータに送信します。
設定全体がルータに送られます。この処理には少し時間がかかります。
[OK] をクリックして続行します。
もう一度 [OK] をクリックします。
これで設定が有効になり、[Firewall Policy] タブにルールとして表示されます。
[Configure] > [Security] > [Advanced Security] > [Zones] の順に移動すると、ゾーン、およびそれらのゾーンが関連付けられているゾーン ペアを表示できます。また、[Add] をクリックして新しいゾーンを追加したり、[Edit] をクリックして既存のゾーンを変更することができます。
[Configure] > [Security] > [Advanced Security] > [Zone Pairs] の順に移動して、ゾーン ペアの詳細情報を表示します。
ゾーン/ゾーン ペアおよびその他の関連情報の変更/追加/削除方法に関するインスタント ヘルプを、Cisco CP に組み込まれた Web ページでいつでも利用できます。
特定の P2P アプリケーションについて、アプリケーション固有の検査機能を変更するには、[Configuration] > [Security] > [Firewall and ACL] の順に移動します。続いて [Edit Firewall Policy] をクリックし、ポリシー マップの個々のルールを選択します。[Edit] をクリックします。
次の画面には、デフォルト設定によってブロックされる P2P アプリケーションが示されています。
[Add] ボタンと [Remove] ボタンを使用して、特定のアプリケーションを追加/削除できます。次のスクリーンショットでは、winmx アプリケーションをブロックの対象として追加する方法を示しています。
廃棄アクションを選択する代わりに検査アクションを選択して、ディープ パケット インスペクションを行う別のアクションを適用することもできます。
P2P 検査は、アプリケーション トラフィック用のレイヤ 4 およびレイヤ 7 ポリシーを提供します。つまり、他のアクティビティが拒否されても特定のアプリケーション アクティビティは許可されるように、ZFW が、トラフィックを許可または拒否するための基本のステートフル検査と、さまざまなプロトコルの具体的なアクティビティに対する細かいレイヤ 7 制御を提供できることを意味します。このアプリケーション検査では、P2P アプリケーションにさまざまな種類のヘッダー レベルの検査を適用できます。gnutella の例をこの後に示します。
[P2P] オプションにチェックマークを入れ、[Create] をクリックして、このための新しいポリシー マップを作成します。
ディープ パケット インスペクションを行う gnutella プロトコルの新しいポリシー マップを作成します。[Add] をクリックし、[New Class Map] を選択します。
クラス マップに新しい名前を付け、[Add] をクリックして一致基準を指定します。
一致基準として [file-transfer] を使用し、使用する文字列は「.exe」にします。「.exe」という文字列を含むすべての gnutella ファイル転送接続が、トラフィック ポリシーに一致することを意味します。[OK] をクリックします。
もう一度 [OK] をクリックし、クラス マップの設定を終了します。
会社のセキュリティ ポリシーに応じて、[Reset] または [Allow] オプションを選択します。[OK] をクリックして、ポリシー マップに設定するアクションを確認します。
以上と同じ方法で他のポリシー マップを追加し、一致基準として異なる正規表現を指定して、その他の P2P プロトコルにディープ インスペクション機能を実装できます。
注:P2Pアプリケーションは、「ポートホッピング」の動作や検出を回避する他のトリックの結果、特に検出が困難です。また、プロトコルの動作を変更するP2Pアプリケーションの頻繁な変更や更新によって発生するする問題もあります。ZFW は、ネイティブのファイアウォール ステートフル検査と Network-Based Application Recognition(NBAR; ネットワークベースのアプリケーション認識)のトラフィック認識機能を組み合わせることで、P2P アプリケーション制御を提供します。
注:P2P Application Inspectionは、レイヤ4インスペクションでサポートされるアプリケーションのサブセットに対してアプリケーション固有の機能を提供します。
edonkey
fasttrack
gnutella
kazaa2
注:現在は、ZFWには「bittorrent」アプリケーショントラフィックを検査するオプションはありません。BitTorrent クライアントは通常、非標準のポート上で動作している HTTP 経由でトラッカー(ピア ディレクトリ サーバ)と通信します。通常、これは TCP 6969 ですが、トレント固有のトラッカー ポートをチェックする必要があるかもしれません。BitTorrent を許可する場合、追加のポートに対処する最善の方法は、照合プロトコルの 1 つとして HTTP を設定し、次の ip port-map コマンドを使用して TCP 6969 を HTTP に追加することです:ip port-map http port tcp 6969。クラスマップに適用する照合基準として http と bitTorrent を定義する必要があります。
[OK] をクリックして、高度な検査の設定を完了します。
対応するコマンド セットがルータに送られます。
[OK] をクリックして、ルータへのコマンド セットのコピーを完了します。
[Configure] > [Security] > [Firewall and ACL] の [Edit Firewall Policy] タブから、新しいルールが実行されているのを確認できます。
前のセクションで Cisco CP から行った設定により、ZFW ルータに次の設定が行われています。
ZBF ルータ |
---|
ZBF-Router#show run Building configuration... Current configuration : 9782 bytes ! version 12.4 service timestamps debug datetime msec service timestamps log datetime msec no service password-encryption ! hostname ZBF-Router ! boot-start-marker boot-end-marker ! logging buffered 51200 warnings ! no aaa new-model ip cef ! ! ! ! ip name-server 10.77.230.45 ! multilink bundle-name authenticated parameter-map type protocol-info msn-servers server name messenger.hotmail.com server name gateway.messenger.hotmail.com server name webmessenger.msn.com parameter-map type protocol-info aol-servers server name login.oscar.aol.com server name toc.oscar.aol.com server name oam-d09a.blue.aol.com parameter-map type protocol-info yahoo-servers server name scs.msg.yahoo.com server name scsa.msg.yahoo.com server name scsb.msg.yahoo.com server name scsc.msg.yahoo.com server name scsd.msg.yahoo.com server name cs16.msg.dcn.yahoo.com server name cs19.msg.dcn.yahoo.com server name cs42.msg.dcn.yahoo.com server name cs53.msg.dcn.yahoo.com server name cs54.msg.dcn.yahoo.com server name ads1.vip.scd.yahoo.com server name radio1.launch.vip.dal.yahoo.com server name in1.msg.vip.re2.yahoo.com server name data1.my.vip.sc5.yahoo.com server name address1.pim.vip.mud.yahoo.com server name edit.messenger.yahoo.com server name messenger.yahoo.com server name http.pager.yahoo.com server name privacy.yahoo.com server name csa.yahoo.com server name csb.yahoo.com server name csc.yahoo.com parameter-map type regex ccp-regex-nonascii pattern [^\x00-\x80] ! ! ! crypto pki trustpoint TP-self-signed-1742995674 enrollment selfsigned subject-name cn=IOS-Self-Signed-Certificate-1742995674 revocation-check none rsakeypair TP-self-signed-1742995674 ! ! crypto pki certificate chain TP-self-signed-1742995674 certificate self-signed 02 30820242 308201AB A0030201 02020102 300D0609 2A864886 F70D0101 04050030 31312F30 2D060355 04031326 494F532D 53656C66 2D536967 6E65642D 43657274 69666963 6174652D 31373432 39393536 3734301E 170D3130 31313236 31303332 32315A17 0D323030 31303130 30303030 305A3031 312F302D 06035504 03132649 4F532D53 656C662D 5369676E 65642D43 65727469 66696361 74652D31 37343239 39353637 3430819F 300D0609 2A864886 F70D0101 01050003 818D0030 81890281 8100A84A 980D15F0 6A6B5F1B 5A3359DE 5D552EFE FAA8079B DA927DA2 4AF210F0 408131CE BB5B0189 FD82E22D 6A6284E3 5F4DB2A7 7517772B 1BC5624E A1A6382E 6A07EE71 E93A98C9 B8494A55 0CDD6B4C 442065AA DBC9D9CC 14D10B65 2FEFECC8 AA9B3064 59105FBF B9B30219 2FD53ECA 06720CA1 A6D30DA5 564FCED4 C53FC7FD 835B0203 010001A3 6A306830 0F060355 1D130101 FF040530 030101FF 30150603 551D1104 0E300C82 0A5A4246 2D526F75 74657230 1F060355 1D230418 30168014 0BDBE585 15377DCA 5F00A1A2 6644EC22 366DE590 301D0603 551D0E04 1604140B DBE58515 377DCA5F 00A1A266 44EC2236 6DE59030 0D06092A 864886F7 0D010104 05000381 810037F4 8EEC7AF5 85429563 F78F2F41 A060EEE8 F23D8F3B E0913811 A143FC44 8CCE71C3 A5E9D979 C2A8CD38 C272A375 4FCD459B E02A9427 56E2F1A0 DA190B50 FA091669 CD8C066E CD1A095B 4E015326 77B3E567 DFD55A71 53220F86 F006D31E 02CB739E 19D633D6 61E49866 C31AD865 DC7F4380 FFEDDBAB 89E3B3E9 6139E472 DC62 quit ! ! username cisco privilege 15 password 0 cisco123 archive log config hidekeys ! ! class-map type inspect match-all sdm-cls-im match protocol ymsgr class-map type inspect imap match-any ccp-app-imap match invalid-command class-map type inspect match-any ccp-cls-protocol-p2p match protocol signature match protocol gnutella signature match protocol kazaa2 signature match protocol fasttrack signature match protocol bitTorrent signature class-map type inspect smtp match-any ccp-app-smtp match data-length gt 5000000 class-map type inspect http match-any ccp-app-nonascii match req-resp header regex ccp-regex-nonascii class-map type inspect match-any CCP-Voice-permit match protocol h323 match protocol skinny match protocol sip class-map type inspect gnutella match-any ccp-class-gnutella match file-transfer .exe class-map type inspect match-any ccp-cls-insp-traffic match protocol dns match protocol https match protocol icmp match protocol imap match protocol pop3 match protocol tcp match protocol udp class-map type inspect match-all ccp-insp-traffic match class-map ccp-cls-insp-traffic class-map type inspect match-any ccp-cls-icmp-access match protocol icmp match protocol tcp match protocol udp ! !--- Output suppressed ! class-map type inspect match-all sdm-cls-p2p match protocol gnutella class-map type inspect match-all ccp-protocol-pop3 match protocol pop3 class-map type inspect kazaa2 match-any ccp-cls-p2p match file-transfer class-map type inspect pop3 match-any ccp-app-pop3 match invalid-command class-map type inspect match-all ccp-protocol-p2p match class-map ccp-cls-protocol-p2p class-map type inspect match-all ccp-protocol-im match class-map ccp-cls-protocol-im class-map type inspect match-all ccp-invalid-src match access-group 100 class-map type inspect match-all ccp-icmp-access match class-map ccp-cls-icmp-access class-map type inspect http match-any ccp-app-httpmethods match request method bcopy match request method bdelete match request method bmove match request method bpropfind match request method bproppatch match request method connect match request method copy match request method delete match request method edit match request method getattribute match request method getattributenames match request method getproperties match request method index match request method lock match request method mkcol match request method mkdir match request method move match request method notify match request method options match request method poll match request method post match request method propfind match request method proppatch match request method put match request method revadd match request method revlabel match request method revlog match request method revnum match request method save match request method search match request method setattribute match request method startrev match request method stoprev match request method subscribe match request method trace match request method unedit match request method unlock match request method unsubscribe class-map type inspect http match-any ccp-http-blockparam match request port-misuse im match request port-misuse p2p match request port-misuse tunneling match req-resp protocol-violation class-map type inspect match-all ccp-protocol-imap match protocol imap class-map type inspect match-all ccp-protocol-smtp match protocol smtp class-map type inspect match-all ccp-protocol-http match protocol http ! ! policy-map type inspect ccp-permit-icmpreply class type inspect ccp-icmp-access inspect class class-default pass ! !--- Output suppressed ! policy-map type inspect http ccp-action-app-http class type inspect http ccp-http-blockparam log reset class type inspect http ccp-app-httpmethods log reset class type inspect http ccp-app-nonascii log reset class class-default policy-map type inspect smtp ccp-action-smtp class type inspect smtp ccp-app-smtp reset class class-default policy-map type inspect imap ccp-action-imap class type inspect imap ccp-app-imap log reset class class-default policy-map type inspect pop3 ccp-action-pop3 class type inspect pop3 ccp-app-pop3 log reset class class-default policy-map type inspect ccp-inspect class type inspect ccp-invalid-src drop log class type inspect ccp-protocol-http inspect service-policy http ccp-action-app-http class type inspect ccp-protocol-smtp inspect service-policy smtp ccp-action-smtp class type inspect ccp-protocol-imap inspect service-policy imap ccp-action-imap class type inspect ccp-protocol-pop3 inspect service-policy pop3 ccp-action-pop3 class type inspect sdm-cls-p2p inspect ! !--- Output suppressed ! class type inspect ccp-protocol-im drop log class type inspect ccp-insp-traffic inspect class type inspect CCP-Voice-permit inspect class class-default pass policy-map type inspect ccp-permit class class-default policy-map type inspect p2p ccp-pmap-gnutella class type inspect gnutella ccp-class-gnutella ! zone security out-zone zone security in-zone zone-pair security ccp-zp-self-out source self destination out-zone service-policy type inspect ccp-permit-icmpreply zone-pair security ccp-zp-in-out source in-zone destination out-zone service-policy type inspect ccp-inspect zone-pair security ccp-zp-out-self source out-zone destination self service-policy type inspect ccp-permit ! ! ! interface FastEthernet0/0 description $FW_OUTSIDE$ ip address 209.165.201.2 255.255.255.224 zone-member security out-zone duplex auto speed auto ! interface FastEthernet0/1 description $FW_INSIDE$ ip address 10.77.241.114 255.255.255.192 zone-member security in-zone duplex auto speed auto ! ! !--- Output suppressed ! ! ip http server ip http authentication local ip http secure-server ! ! !--- Output suppressed ! ! ! control-plane ! ! line con 0 line aux 0 line vty 0 4 privilege level 15 login local transport input ssh ! scheduler allocate 20000 1000 ! webvpn cef end ZBF-Router# |
ここでは、設定が正常に機能しているかどうかを確認します。
アウトプット インタープリタ ツール(登録ユーザ専用)(OIT)は、特定の show コマンドをサポートします。OIT を使用して、show コマンドの出力の分析を表示します。
ZBF-Router#show policy-map type inspect zone-pair sessions:既存のすべてのゾーン ペアのランタイム inspect タイプのポリシー マップ統計情報を表示します。
改定 | 発行日 | コメント |
---|---|---|
1.0 |
10-Sep-2018 |
初版 |