概要
Cisco Prime Infrastructure がクライアント ホスト名の値を適切に処理するためには、DNS 照会を 2 秒以内に戻す必要があります。場合によっては、DNS の応答が高速でも、Prime Infrastructure サーバが DNS サーバをダウンしているものとしてマークし、30 分間 DNS サーバを照会しません。これが原因で、一部の有線クライアントとワイヤレス クライアントでは「no client hostname」値が報告されます。
クライアント ホスト名の欠落の修正
この問題が発生している場合、次のいずれかの方法で回避できます。
1. DNSタイムアウトのPrime Infrastructureのデフォルト設定を増やします。このためには、Prime Infrastructure プロパティ ファイル /opt/CSCOlumos/conf/rfm/classes/com/cisco/server/resources/ClientParameters.properties の属性 HostName.Threshold の値(秒単位)を変更します。この変更を行ったら、変更を適用するため Prime Infrastructure サーバを再起動する必要があります(「Prime Infrastructure の再起動」を参照)。
2. Prime Infrastructureを設定して、DNSホスト名の検索を有効にし、応答時間が非常に短いDNSサーバを指定します。詳細については、「DNS ホスト名検索の有効化」を参照してください。