概要
このドキュメントでは、Cisco Process Orchestrator(CPO)サーバ設定ファイルのJavaヒープサイズを増やす方法について説明します。
前提条件
要件
このドキュメントに特有の要件はありません。
使用するコンポーネント
このドキュメントの情報は、CPO 3.0以降に基づくものです
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
問題
Java関連アプリケーションの接続の問題、それらのアプリケーションの一般的な障害、またはJavaコンポーネントが原因でシステムがクラッシュした場合、ユーザはJavaヒープサイズを増やす必要があります。
解決方法
Javaヒープサイズは、CPOサーバ設定ファイルで増やす必要があります。
次のステップを実行します。
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CPOインストールディレクトリ(例:C:\Program Files\Cisco\Process Orchestrator)に移動します。
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CPOサービスを停止します。
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Tidal.Automation.Server.Exe.Configファイルを編集します。
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<Tidal.Scheduler.Common.Properties.Settings>タグを見つけます。
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<setting name="AdapterHostJMVOptions" serializeAs="String">タグを見つけます。存在しない場合は、タグを作成し、</setting>タグを付けてタグを閉じます。
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AdapterHostタグ内で、値を<value>-Xms16m -Xmx512m</value>に変更します。
注:より大きなシステムを持ち、より大きなヒープが必要な場合、2番目の値-Xmx1024mにする必要があるかもしれません。
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ログの合計エントリは次のように表示されます。
<setting name="AdapterHostJVMOptions" serializeAs="String"> <value>-Xms16m
-Xmx512m</value> </setting>
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設定ファイルを保存します。
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CPOサービスを再起動します。