概要
このドキュメントでは、コントロールハブからMPP(マルチプラットフォームファームウェア)電話機のログレベルを[Debug]に設定する手順について説明します。
前提条件
要件
次の項目に関する知識があることが推奨されます。
使用するコンポーネント
このドキュメントの情報は、次のソフトウェアのバージョンに基づいています。
- Cisco 8851 IP Phone - MPPファームウェア11.3.7
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。本稼働中のネットワークでは、各コマンドによって起こる可能性がある影響を十分確認してください。
背景説明
MPP Phoneに問題またはエラーがある場合、トラブルシューティングを行うデバイスからPRT(Problem Report Tool)を取得する前に、デバッグでログレベルを設定する必要があります。
ログレベルの設定
ログレベルを正しく設定するには、[Control Hub] > [Devices] に移動し、問題のあるデバイスを選択します。デバイスにOnlineと表示されていることを確認します。
[Device]ページで、[Device Management] セクションに移動し、[Device Settings] を選択します。
[Device Settings] で、[Default Logging Level] が[Debugging] に設定されていることを確認し、[Save] を選択します。
注:変更を行うには、更新されたコンフィギュレーションファイルをダウンロードするようにデバイスをリセットします。
PRTの生成
デバイスで正しいログレベルを設定したら、問題が発生するまで待ち、PRTを生成します。
デバイスからのPRTの生成
ステップ1:デバイスでApplicationsボタンを押します .
ステップ2:[Status] > [Report Problem] に移動します。
ステップ3:問題の日時を入力します。
ステップ4:リストから[説明(Description)]を選択します。
ステップ5:[Submit] を押します。
コントロールハブからのPRTの生成
ステップ 1: [Control Hub] > [Devices] に移動し、デバイスを選択します。
ステップ2:[Phone]ページで、[Support] > [Device Logs] に移動します。
ステップ3:[Manage Logs] ページで、[Generate Log] を選択します。
確認
手動またはControl Hub経由でPRTが送信されると、使用可能なログが[Manage Logs] セクションにリストされます。
関連情報