概要
このドキュメントでは、Skype for BusinessとのMeeting Chat for Cisco Meeting Server(CMS)の相互運用性の設定に必要な手順について説明します。
前提条件
要件
次の項目に関する知識があることが推奨されます。
- CMSの一般設定
- CMSアプリケーションプログラミングインターフェイス(API)
使用するコンポーネント
このドキュメントの情報は、CMSバージョン3.2に基づくものです。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。本稼働中のネットワークでは、各コマンドによって起こる可能性がある影響を十分確認してください。
コンフィギュレーション
ステップ1:APIを介して新しいCallProfileを作成します。
- Webadmin経由でCMSにアクセスし、Configuration/API/v1/CallProfileに移動します。
- 新しいCallProfileを作成し、次のパラメータを図のように変更します。
chatAllowed:true
注:chatAllowedパラメータには、次のオプションを設定できます。true、false、unsetを指定します。
ステップ2:スペースにCallProfileを割り当てます。
- Webadminを開き、Configuration/api/v1/coSpacesに移動します。
- ステップ1で作成したCallProfileの割り当てに必要なスペースを選択します。
CallProfile:27340a55-78cc-4179-a47d-b346cf7f7340
注:パラメータchatAllowedがunsetに設定されている場合、chatは表示されないか、グレー表示される必要があります。
確認
設定が正常に適用されているかどうかを確認します。
- CallProfileが割り当てられているスペースへのコールを開始し、会議中のユーザにメッセージを送信します。
- すべての設定が正しい場合は、図に示すように、メッセージをSkype for Business側に表示する必要があります。
トラブルシュート
現在、この設定に関する特定のトラブルシューティング情報はありません。