Telepresence Management Suite(TMS)が外部の Structured Query Language(SQL)サーバに Windows 認証を使用するように設定するには、IIS アプリケーション ユーザ ID をネットワーク サービス アカウントに変更する必要があります。このドキュメントでは、外部 SQL サーバに Windows 認証を使用するように TMS を設定する方法について説明します。
このドキュメントに特有の要件はありません。
このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づいています。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
顧客が TMSNG データベースおよび TMS Provisioning Extension(TMSPE)データベースへの TMS 接続に Windows 認証を使用する場合は、SQL でログインを作成するため、IIS アプリケーション ユーザ ID をネットワーク サービス アカウントに変更する必要があります。
- [Security] を展開し、[Logins] を右クリックします。 [New Login] を選択します。
- [General] の下で、サービス ユーザのドメイン アカウント DOMAIN\USERNAME を入力します。
- [User Mapping] の下で、[tmsng] と [tmspe] (該当する場合)を選択します。[Default Schema] で、[dbo] を選択し、ロール メンバーシップとして [db_owner] を選択します。
- [OK] をクリックします。
外部 SQL サーバを使用する場合は、IIS の IIS APPPOOL\TMSNet40AppPool ユーザ ID をドメイン ユーザ(ステップ 1 で作成したユーザを使用できます。例:tms-databaseservice)に変更する必要があります。このためには、[IIS] > [Application Pools] で [TMSNet40AppPool] を右クリックし、 [Advanced Settings] > [Process Model] > [Identity] を選択します。[Custom Account] を選択してサービス アカウント(DOMAIN\USERNAME)を入力し、[OK] をクリックします。
[サービス]を開き、各TMSサービスを右クリックし、[プロパティ] > [ログオン]に移動します。[このアカウント]を選択し、サービスアカウントDOMAIN\USERNAMEとパスワードを入力します。[TMS Tools] を開き、[Database Connection Settings] に移動します。TMSNG と TMSPE の両方のデータベース用に Windows 認証を有効にします。
すべての TMS サービスと World Wide Web Publishing Service を再起動するか、サーバを再起動します。
改定 | 発行日 | コメント |
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1.0 |
09-Jul-2014 |
初版 |