概要
このドキュメントでは、Cisco Unified Communications Manager(CUCM)リリース10.5で導入された機能を使用して、セルフケアポータルの[会議(Conferencing)]タブでCisco TelePresence Management Suite(TMS)ユーザポータルを開くようにCUCMを設定します。
前提条件
要件
次の項目に関する知識があることが推奨されます。
- CUCM リリース 10.5
- TMS Booking Portal
使用するコンポーネント
このドキュメントは、CUCMリリース10.5に限定されています。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
設定
次のステップを実行します。
- 予約URLのリンクを取得します。デフォルトは次のとおりです。
https://IP_ADDR_OF_TMS/tmsagent/tmsportal/?locale=en_US#1
または
https://FQDN_OF_TMS/tmsagent/tmsportal/?locale=en_US#1
このURLは、インターネットインフォメーションサービス(IIS)レベルで実行する場合は、カスタム設定できます。IISのカスタマイズは、シスコでは推奨しません。
- ビデオ会議スケジューリングポータルのサービスを作成するには、[User Management] > [User Settings] > [UC Service]を選択します。
- このスクリーンショットに示すように、TMSスケジュールURL(ポータルURL)のパラメータを設定します。
- サービスプロファイルを作成するには、要件に応じて異なるサービスを選択できます。[Primary] ドロップダウンリストから[Video Conference Booking]を選択し、[Video Conference schedule portal]が表示されていることを確認します。
- サービスプロファイルを作成したら、このサービスを表示するすべてのユーザに適用します。この設定は、[System Enterprise Parameters] > [Self Care Portal Parameters]にあります。
注:TMSユーザポータルがセルフケアポータルに正しく表示されない場合、ブラウザでこの機能がサポートされていない可能性があります。この場合は、[Show as Browser Popup]を選択します。[会議で表示(Show in Conferencing)]タブが機能するには、TMSに有効な信頼できる証明書が必要です。
設定結果を次に示します。
確認
現在、この設定に使用できる確認手順はありません。
トラブルシュート
現在、この設定に関する特定のトラブルシューティング情報はありません。