Cisco VSMでのパスワードの変更/リセットの設定例
内容
概要
このドキュメントでは、Cisco Video Surveillance Server(VSM)6.x/7.xのグラフィカルユーザインターフェイス(GUI)およびコマンドラインインターフェイス(CLI)ログインアカウントパスワードをリセットする方法について説明します
前提条件
要件
このドキュメントに特有の要件はありません。
使用するコンポーネント
このドキュメントの情報は、Cisco Video Surveillance Server 6.xおよび7.xに基づくものです
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期（デフォルト）設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
VSM 7.xサーバの管理者アカウントパスワードのリセット
VSOM 7.2以降
VSM 7.2では、Video Surveillance Operation Manager(VSOM)管理者ユーザのパスワードをデフォルトの管理者にリセットするためのスクリプトが追加されます。
ステップ1:puttyなどのアプリケーションを介してCisco Video Surveillanceサーバへのセキュアシェル(SSH)セッションを確立し、localadminアカウントで認証を行います。
ステップ2:sudo su -コマンドを実行して、スーパーユーザモードに変更します。
ステップ3：指定したコマンドを実行して、パスワードを変更します。
linux:～ # /usr/BWhttpd/vsom_be/db/resetAdminUser.sh
これにより、パスワードがadminに変更されます。
ステップ4:VSOMのGUIインターフェイスにログインし、パスワードを目的のパスワードに変更します。
VSOM 7.0
VSOMの管理パスワードを忘れた場合は、VSOMサーバのコマンドラインに「localadmin」としてログインして、パスワードをCisco123にリセットし、次の手順に従います。
ステップ1:puttyなどのアプリケーションを使用してCisco Video SurveillanceサーバへのSSHセッションを確立し、localadminアカウントで認証します。
ステップ2:sudo su -コマンドを実行して、スーパーユーザモードに変更します。
ステップ3：指定したコマンドを実行して、パスワードを変更します。
linux:～ # /usr/bwHTTPD/vsom_be/db/mysql/bin/mysql -S /usr/BWhttpd/vsom_be/db/mysql/data/mysql.sock vsom -e "update userinfo set PASSWORD = 'f591bf1b4decb98d39089f5d6626e07' (NAME = 'admin') 」
これにより、VSOMの管理者アカウントパスワードが Cisco123に変更さ れます 。
GUIログイン用のVSM 6.xサーバのルートアカウントパスワードのリセット
VSM 6.xのGUIルートパスワードは、CLI Linuxルートログインパスワードとは異なります。
ステップ1:puttyなどのアプリケーションを使用してCisco Video SurveillanceサーバへのSSHセッションを確立し、rootアカウントで認証します。デフォルトのrootアカウントのパスワードはsecur4uです。
ステップ2: mysqlに接続し、mysqlコマンドを実行します。
図に示すように、mysqlプロンプトが表示されます。
ステップ3: use basコマンドを使用してbasデータベースに接続します。
ステップ4：次のコマンドを使用して、rootアカウントのパスワードを変更します。
update bas_users set password ="7dd163e61a2c9505e4cd914ac28ded7e"。id = 1;
このコマンドは、パスワードをsecur4uに変更します。
または
update bas_users set password ="f591bf1b4decb98d39089f5d66261e07"。id = 1;
このコマンドは、パスワードをCisco123に変更します。
VSM 7.xのlocaladminパスワードの変更
ステップ1:puttyなどのアプリケーションを使用してCisco Video SurveillanceサーバへのSSHセッションを確立し、localadminアカウントで認証します。
VSM 6.xのCLIルートパスワードの変更
VSM 6.xでLinuxにログインするために使用されるCLIルートパスワードは、GUIルートログインパスワードとは異なります。
ステップ1:puttyなどのアプリケーションを使用してCisco Video SurveillanceサーバへのSSHセッションを確立し、rootアカウントで認証します。デフォルトのrootアカウントのパスワードはsecur4uです。
ステップ2：コマンドpasswdを使用して、ルートパスワードを変更します。
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