概要
このドキュメントでは、Call StudioのRest Client要素に追加されたタイムアウト設定について説明します。
前提条件
要件
次の項目に関する知識があることが推奨されます。
- Customer Voice Portal(CVP)
- Call Studio
使用するコンポーネント
このドキュメントの内容は、特定のソフトウェアやハードウェアのバージョンに限定されるものではありません。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。本稼働中のネットワークでは、各コマンドによって起こる可能性がある影響を十分確認してください。
設定
Rest Client要素には、次の2つのタイムアウト設定が追加されます。
- Connect Timeout:接続タイムアウト間隔(ミリ秒)。0の場合、無限の間隔が宣言されます。デフォルト値は3000ミリ秒です。
- Read Timeout:読み取りタイムアウト間隔(ミリ秒)。0の場合、無限の間隔が宣言されます。デフォルト値は5000ミリ秒です。
検証エラーシナリオ
- Connect Timeoutに空または非整数値を指定した場合、「Connect Timeout」に使用できる整数値のみが指定されていることを示す検証エラーが表示されます。
- [読み取りタイムアウト]に空または非整数値を指定した場合、[読み取りタイムアウト]に整数値のみが許可されることを示す検証エラーが表示されます。
タイムアウト例外シナリオ
- 接続タイムアウトが発生した場合は、例外として「java.net.SocketTimeoutException:[connect timed out]が表示されます。
- 接続タイムアウトが発生した場合は、例外として「java.net.SocketTimeoutException:Read timed out」が表示されます。
トラブルシュート
ここでは、設定のトラブルシューティングに使用できる情報を示します。
テストコールを行う設定を確認し、そのVXMLアプリケーションのVXMLアクティビティログを確認できます。
VXMLのアクティビティ・ログは、C:\Cisco\CVP\VXMLServer\applications\(Application Name)\logs\ActivityLogにあります