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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
この脆弱性は、影響を受ける製品が「サイト調査」を実行して隣接する使用可能なネットワークを検出する際の、Service Set Identifier(SSID)の検証が不適切であることに起因します。隣接ネットワークへのアクセス権を持つ認証されていない攻撃者は、巧妙に細工されたSSIDをブロードキャストし、該当デバイスの管理者にサイト調査を実施するように仕向けることで、この脆弱性を不正利用できる可能性があります。攻撃に成功すると、DoS状態が発生する可能性があります。さらに、攻撃者が該当デバイスのメモリの一部を上書きする機能を取得できる危険性があります。ただし、メモリを上書きする機能は確認されていません。
シスコはこの脆弱性をセキュリティ通知で確認し、ソフトウェアアップデートをリリースしました。
この脆弱性を不正利用するには、攻撃者が隣接ネットワークにアクセスし、誤解を招く言語または指示を使用して管理者にサイト調査を実施させる必要があります。このアクセスとユーザ操作の要件により、不正利用が成功する可能性が低下する可能性があります。
シスコはCVSSスコアを通じて、機能的なエクスプロイトコードが存在することを示していますが、このコードが一般に公開されることは確認されていません。
該当製品
脆弱性のある製品
- Cisco WAP200 Wireless-Gアクセスポイントファームウェアバージョン2.0(2.4)、2.0(4.0)、および2.0(6.0)
- Cisco WAP2000 Wireless-Gアクセスポイントファームウェアバージョン2.0(0.5)、2.0(3.4)、2.0(4.0)、2.0(5.0)、2.0(6.0)、および2.0(8.0)
- Cisco WAP200E Wireless-Gエクステリアアクセスポイントファームウェアバージョン2.0(2.1)、2.0(3.0)、2.0(5.0)、および2.0(7.0)
- Cisco WET200 Wireless-Gビジネスイーサネットブリッジファームウェアバージョン2.0(4.0)、2.0(5.0)、2.0(6.0)、および2.0(8.0)
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
不審な送信元や認識されていない送信元からの電子メールメッセージを開かないよう推奨します。
影響を受けるシステムを監視することを推奨します。
修正済みソフトウェア
契約をご利用でないお客様は、1-800-553-2447または1-408-526-7209のCisco Technical Assistance Center(TAC)にお問い合わせいただくか、tac@cisco.comの電子メールでサポートを受けることができます。
推奨事項
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
1.0 | 初版リリース | 適用外 | Final | 2013年2月13日 |
利用規約
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