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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
この脆弱性は、該当ソフトウェアを実行するシスコ製品のコマンドラインインターフェイス(CLI)で処理されるユーザ入力の検証が正しく行われないことに起因します。該当デバイスへのアクセス権を持つローカル攻撃者は、脆弱なコンポーネントによって処理される特別に巧妙に細工された入力を送信することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。不正利用に成功すると、攻撃者はターゲットシステムでルート権限を使用してシェルアクセスを取得し、その結果、システム全体が侵害される可能性があります。
シスコはこの脆弱性を確認していますが、ソフトウェアアップデートは提供されていません。
この脆弱性をエクスプロイトするには、攻撃者がターゲットシステムにローカルアクセスできる必要があります。このアクセス制限により、エクスプロイトが成功する可能性が制限されます。
影響を受ける製品とバージョンの最新のリストについては、ベンダーアナウンスセクションのバグレポートを参照してください。
該当製品
脆弱性のある製品
- Cisco Identity Services Engine(ISE)ソフトウェアバージョン1.0.4.53以前
- Cisco Secure Access Control System(ACS)バージョン5.4以前
- Cisco Application Networking Manager(ANM)バージョン2.0アップデートA以前
- Cisco Prime LAN Management Solution(LMS)バージョン4.1以前
- Cisco Prime Network Control System(NCS)バージョン1.1以前
- Cisco Quadバージョン2.0
- Cisco Context Directory Agentバージョン1.0
- Cisco Prime Collaborationバージョン9.0
- Cisco Unified Provisioning Managerバージョン8.5
- Cisco Network Services Managerバージョン5.0.2以前
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
信頼できるユーザーだけがローカルシステムにアクセスできるようにすることを推奨します。
影響を受けるシステムを監視することを推奨します。
修正済みソフトウェア
推奨事項
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
1.0 | 初版リリース | 適用外 | Final | 2013年2月19日 |
利用規約
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