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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
この脆弱性は、VSM/VEMハートビートメッセージのプライオリティ設定が不十分であることに起因します。攻撃者は、UDPフラッドによりVSMとVEMの間のハートビートメッセージの正常な配信を阻止し、VSMが該当VEMを使用不能として報告できるようにすることで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。
シスコは、この問題を報告していただいたRecurity Labs GmbHのFelix 'FX' Lindner氏に感謝いたします。
シスコはセキュリティ通知で脆弱性を確認していますが、ソフトウェアアップデートは提供されていません。
この脆弱性をエクスプロイトするには、攻撃者はターゲットデバイスが存在する可能性のある信頼できる内部ネットワークにアクセスする必要がある可能性があります。このアクセス制限により、エクスプロイトが成功する可能性が制限されます。
影響を受けるバージョンの最新のリストについては、「ベンダーの発表」セクションのバグレポートを参照してください。
該当製品
脆弱性のある製品
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
管理者は、信頼できるユーザだけにネットワークアクセスを許可することを推奨します。
ネットワークデバイスへの不正な直接通信を防止することが重要です。偵察攻撃やDoS攻撃から保護するために、ネットワークインフラストラクチャ宛てのネットワークトラフィックを制限します。設定の詳細については、『コアの保護:インフラストラクチャ保護ACL』を参照してください。
影響を受けるシステムを監視することを推奨します。
修正済みソフトウェア
推奨事項
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
1.0 | 初版リリース | 適用外 | Final | 2013年5月29日 |
利用規約
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