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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
この脆弱性は、TCPセッションがTCP FIN待機状態にあるときの不適切なTCPセッション管理に起因します。デバイスは、新しいTCP SYNパケットに正しく応答して新しいTCP接続を開始できない可能性があります。攻撃者は、TCP FINを使用して接続を終了できるTCPトラフィックストリームを送信することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。この不正利用により、攻撃者は部分的なDoS状態を引き起こすことができます。TCPセッションがTCP FIN待機状態になると、新しい着信TCP SYNパケットが通知なしに廃棄される可能性があります。
シスコでは、本脆弱性に対処するソフトウェア アップデートをリリースしていません。これらの脆弱性に対しては回避策がありません。
このアドバイザリは次のリンクで確認できます。https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20160226-vds-is
該当製品
脆弱性のある製品
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
修正済みソフトウェア
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
推奨事項
不正利用事例と公式発表
出典
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.1 | 回避策に関する情報を追加。 | 回避策 | Final | 2016年4月4日 |
1.0 | 初回公開リリース | — | Final | 2016年2月29日 |
利用規約
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