Critical
Critical
日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。一部の環境では、この脆弱性に対処する回避策があります。このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20161012-msc
該当製品
脆弱性のある製品
XMPPが有効なAcanoサーバの1.8.18より前と1.9.6より前のバージョンも、この脆弱性の影響を受けます。
管理者は、Cisco Meeting Serverのコマンドラインインターフェイス(CLI)からシステム設定を確認して、デバイスが該当するかどうかを判断できます。管理者はxmppコマンドを使用してXMPPが有効になっているかどうかを確認でき、versionコマンドを使用してソフトウェアバージョンを確認できます。
たとえば、次のコマンドは、ソフトウェアバージョン2.0.6を実行しているデバイスのバージョンを表示します。
次のコマンドは、XMPPが設定されているデバイスを示しています。system> version 2_0_6
system> xmpp status Enabled : true Clustered : true Domain : cisco.com Listening interfaces : a Key file : acano.key Certificate file : acano.crt CA Bundle file : ca-bundle.crt Max sessions per user : unlimited STATUS : XMPP clustering (Follower)
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
system> xmpp disable
system> xmpp status
Enabled : false
Clustered : true
Domain : cisco.com
Listening interfaces : a
Key file : acano.key
Certificate file : acano.crt
CA Bundle file : ca-bundle.crt
Max sessions per user : unlimited
STATUS : XMPP server not enabled
修正済みソフトウェア
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
この脆弱性は、次のファームウェアバージョンで修正されています。
- Acanoサーババージョン1.8.18
- Acanoサーババージョン1.9.6
- Cisco Meeting Server 2.0.6
Acanoソフトウェアは、Acano Webサイトのソフトウェアダウンロードセクションから入手できます。
推奨事項
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
出典
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.0 | 初回公開リリース | — | Final | 2016年10月12日 |
利用規約
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