Critical
Critical
日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
この脆弱性は、GUI インターフェイスを使用して特定の Web ページにアクセスするための認証における、不適切な実装方法に起因します。攻撃者は、該当システムの Web インターフェイスに巧妙に細工された HTTP 要求を送信することにより、この脆弱性を不正利用する可能性があります。不正利用に成功すると、攻撃者は認証をバイパスし、影響を受けるデバイスに対し不正な設定変更を実施する、あるいは制御コマンドを実行する可能性があります。
シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。この脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20170315-ap1800
該当製品
脆弱性のある製品
# show version
Cisco AP Software, (ap1g4), [cheetah-build:/local/build/JENKINS/workspace/Nightly-Cheetah-corsica-v8_1_throttle-cco]
Technical Support: http://www.cisco.com/techsupport Copyright (c) 1986-2015 by Cisco Systems, Inc.
Compiled Thu Jul 23 09:45:56 PDT 2015
ROM: Bootstrap program is U-Boot boot loader
BOOTLDR: U-Boot boot loader Version 17
AP38ED.18CC.1C20 uptime is 0 days, 0 hours, 1 minutes
Last reload time : Thu Oct 22 04:07:54 UTC 2015
Last reload reason : capwapd triggered reboot
cisco AIR-AP1852E-Z-K9 ARMv7 Processor rev 0 (v7l) with 997184/802540K bytes of memory.
Processor board ID KWC192900P1
AP Image version (active) : 8.1.10.159
.
.
.
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
シスコは、この脆弱性が以下のシスコ製品には影響を与えないことを確認しました。
- Mobility Express 2800 シリーズ アクセス ポイント
- Mobility Express 3800 シリーズ アクセス ポイント
回避策
修正済みソフトウェア
また、お客様がソフトウェアをダウンロードできるのは、ソフトウェアの有効なライセンスをシスコから直接、あるいはシスコ認定リセラーやパートナーから取得している場合に限ります。通常、これは以前購入したソフトウェアのメンテナンス アップグレードです。無償のセキュリティ ソフトウェア アップデートによって、お客様に新しいソフトウェア ライセンス、追加ソフトウェア フィーチャ セット、またはメジャー リビジョン アップグレードに対する権限が付与されることはありません。
ソフトウェアのアップグレードを検討する際には、[シスコのセキュリティアドバイザリおよびアラート(Cisco Security Advisories and Alerts)] ページで入手できるシスコ製品のアドバイザリを定期的に参照して、侵害を受ける可能性と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成は新規リリースでも継続して適切なサポートが受けられることを確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
サービス契約をご利用でないお客様
シスコから直接購入したがシスコのサービス契約をご利用いただいていない場合、また、サードパーティベンダーから購入したが修正済みソフトウェアを購入先から入手できない場合は、Cisco TAC(http://www.cisco.com/en/US/support/tsd_cisco_worldwide_contacts.html)に連絡してアップグレードを入手してください。
無償アップグレードの対象製品であることを証明していただくために、製品のシリアル番号と、本アドバイザリの URL をご用意ください。
修正済みリリース
次の表に示すように、適切なリリースにアップグレードする必要があります。
Mobility Express 1800シリーズアクセスポイントメジャーリリース | First Fixed Release(修正された最初のリリース) |
---|---|
8.1 | 該当。8.2.130.0以降に移行してください。 |
8.2 | 8.2.130.0 以降 |
8.3 | 脆弱性なし |
注:最初の修正済みソフトウェアリリースは8.2.110.0で、Cisco Download Softwareページでの提供が延期されています。8.2.130.0 以降のソフトウェア リリースをご利用ください。
推奨事項
不正利用事例と公式発表
出典
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.3 | Metadata update. | — | Final | 2017年10月6日 |
1.2 | Metadata update. | — | Final | 2017 年 9 月 27 日 |
1.1 | Metadata update. | — | Final | 2017 年 9 月 21 日 |
1.0 | 初回公開リリース | — | Final | 2017 年 3 月 15 日 |
利用規約
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