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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
これらの脆弱性の詳細については、このセキュリティアドバイザリの「詳細」セクションを参照してください。
これらの脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20171129-ucs-central
該当製品
脆弱性のある製品
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
詳細
Cisco UCS Central SoftwareのWebベース管理インターフェイスにおける2つの脆弱性により、リモート攻撃者が該当インターフェイスのユーザに対してクロスサイトスクリプティング(XSS)攻撃を実行したり、該当インターフェイスのユーザから有効なセッションIDを乗っ取ったりする可能性があります。
これらの脆弱性は互いに依存しないため、一方の脆弱性を悪用しても他方の脆弱性を悪用する必要はありません。また、いずれかの脆弱性の影響を受けるリリースであっても、他の脆弱性の影響は受けない場合があります。
これらの脆弱性の詳細については、次のとおりです。
Cisco UCS Central Softwareのクロスサイトスクリプティングの脆弱性
Cisco UCS Central SoftwareのWebベース管理インターフェイスの脆弱性により、認証されたリモートの攻撃者が、該当ソフトウェアのWebベース管理インターフェイスのユーザに対してXSS攻撃を実行する可能性があります。
この脆弱性は、該当ソフトウェアのWebベース管理インターフェイスによるユーザ入力の検証が不十分であることに起因します。攻撃者は、該当するインターフェイスのユーザに悪意のあるリンクのクリックを促すことで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。エクスプロイトに成功すると、攻撃者はインターフェイスに関連する任意のスクリプトコードを実行したり、ユーザのシステム上のブラウザベースの機密情報にアクセスしたりする可能性があります。
この脆弱性をエクスプロイトするには、攻撃者は該当ソフトウェアの有効なユーザクレデンシャルを持ち、認証を受ける必要があります。
この脆弱性を不正利用して、該当ソフトウェアのWebベース管理インターフェイスで永続的なスクリプトを実行することはできません。したがって、ターゲットユーザ以外のユーザに影響を与えることはできません。
この脆弱性のCVE IDはCVE-2017-12348です。
この脆弱性のSecurity Impact Rating(SIR)はMediumです。
Cisco UCS Central Softwareセッション固定の脆弱性
Cisco UCS Central SoftwareのWebベース管理インターフェイスのセッション管理機能における脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者が、該当ソフトウェアのWebベース管理インターフェイスのユーザから有効なセッションIDを乗っ取る可能性があります。
この脆弱性は、ユーザがソフトウェアに対して認証を行う際に、影響を受けるソフトウェアがユーザセッションに新しいセッションIDを割り当てないことに起因します。攻撃者は、ハイジャックされたセッションIDを使用して、該当ソフトウェアのWebベース管理インターフェイスを介して該当ソフトウェアに接続することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。エクスプロイトに成功すると、攻撃者は認証されたユーザのブラウザセッションを乗っ取る可能性があります。
この脆弱性のCVE IDはCVE-2017-12349です。
この脆弱性のSIRは次のとおりです。Medium
回避策
修正済みソフトウェア
修正済みソフトウェアリリースの詳細については、このアドバイザリの冒頭にあるCisco Bug IDを参照してください。
ソフトウェアのアップグレードを検討する際には、[シスコのセキュリティアドバイザリおよびアラート(Cisco Security Advisories and Alerts)] ページで入手できるシスコ製品のアドバイザリを定期的に参照して、侵害を受ける可能性と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)では、本アドバイザリに記載されている脆弱性のエクスプロイト事例とその公表は確認しておりません。
出典
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.0 | 初回公開リリース | - | Final | 2017 年 11 月 29 日 |
利用規約
本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
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