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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
この脆弱性は、デバイスの不適切なデフォルト設定に起因します。これにより、システムの内部インターフェイス、およびシステムの外部インターフェイスのポートが公開される可能性があります。この不正利用に成功すると、攻撃者は該当システムの構成およびデータベース ファイル、機密の会議情報に不正アクセスできる可能性があります。
シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。この脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20180606-cms-id
該当製品
脆弱性のある製品
管理者は CLI の version コマンドを使用して、デバイスで実行されている CMS ソフトウェア リリースを判別できます。次に、CMS ソフトウェア リリース 2.2.11 を実行しているデバイスのコマンド出力例を示します。
system> version
2_2_11
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
このアドバイザリの脆弱性のある製品セクションに記載されている製品のみが、この脆弱性の影響を受けることが分かっています。
他のシスコ製品において、このアドバイザリの影響を受けるものは現在確認されていません。
回避策
この脆弱性に対処する回避策はありません。
修正済みソフトウェア
シスコはこのアドバイザリに記載された脆弱性に対処する無償のソフトウェアアップデートをリリースしています。お客様がインストールしたりサポートを受けたりできるのは、ライセンスをご購入いただいたソフトウェア バージョンとフィーチャ セットに対してのみとなります。そのようなソフトウェアアップグレードをインストール、ダウンロード、アクセスまたはその他の方法で使用した場合、お客様は以下のリンクに記載されたシスコのソフトウェアライセンスの条項に従うことに同意したことになります。
https://www.cisco.com/c/en/us/products/end-user-license-agreement.html
また、お客様がソフトウェアをダウンロードできるのは、ソフトウェアの有効なライセンスをシスコから直接、あるいはシスコ認定リセラーやパートナーから取得している場合に限ります。通常、これは以前購入したソフトウェアのメンテナンス アップグレードです。無償のセキュリティ ソフトウェア アップデートによって、お客様に新しいソフトウェア ライセンス、追加ソフトウェア フィーチャ セット、またはメジャー リビジョン アップグレードに対する権限が付与されることはありません。
ソフトウェアのアップグレードを検討する際には、[シスコのセキュリティアドバイザリおよびアラート(Cisco Security Advisories and Alerts)] ページで入手できるシスコ製品のアドバイザリを定期的に参照して、侵害を受ける可能性と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
サービス契約をご利用でないお客様
シスコから直接購入したが Cisco Service Contract をご利用いただいていない場合、また、サードパーティベンダーから購入したが修正済みソフトウェアを POS から入手できない場合は、Cisco TAC に連絡してアップグレードを入手してください。
https://www.cisco.com/c/en/us/support/web/tsd-cisco-worldwide-contacts.html
無償アップグレードの対象製品であることを証明していただくために、製品のシリアル番号と、本アドバイザリの URL をご用意ください。
修正済みリリース
この脆弱性は、CMS ソフトウェア リリース 2.2.13 以降、およびリリース 2.3.4 以降で修正されています。ユーザは Cisco.com の Software Center で 「Meeting Server 2000」を検索するか、[すべて参照(Browse ALL)] を選択し、[会議(Conferencing)] > [ビデオ会議(Video Conferencing)] > [マルチパーティ会議(Multiparty Conferencing)] > [Meeting Server] > [Meeting Server 2000] を選択して、最新のソフトウェア リリースにアップグレードする必要があります。
CMSソフトウェアリリースモデルの詳細については、『Cisco Meeting Server:メンテナンスおよびサポート終了ポリシー』を参照してください。
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
出典
本脆弱性は、シスコ内部でのセキュリティ テストによって発見されました。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.1 | 脆弱性のない製品について明確な説明文を追加。 | 脆弱性が存在しない製品 | Final | 2018 年 6 月 11 日 |
1.0 | 初回公開リリース | — | Final | 2018 年 6 月 6 日 |
利用規約
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