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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
Cisco Jabber for Macクライアントの一部としてインストールされるCisco Jabber Client Framework(JCF)ソフトウェアの脆弱性により、認証されたローカルの攻撃者が、権限を昇格された該当デバイス上で任意のファイルを破損する可能性があります。
この脆弱性は、JCFで作成されたディレクトリに設定された安全でないディレクトリ権限が原因で存在します。影響を受けるディレクトリにアクセスできる認証された攻撃者は、影響を受けるシステム上の任意の場所へのハードリンクを作成する可能性があります。Cisco Jabber for Macクライアントのインストールまたは更新を実行する管理者権限を持つ他のユーザに対して、攻撃者がこのような操作を実行するように仕向ける可能性があります。これにより、ディスク上の任意の場所にファイルが作成されたり、ファイルが追加または上書きされると任意のファイルが破損する可能性があります。
この脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20190109-jabr-mac-permissions
該当製品
脆弱性のある製品
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
この脆弱性に対処する回避策はありません。
修正済みソフトウェア
修正済みソフトウェア リリースの詳細については、本アドバイザリ上部の Cisco Bug ID を参照ください。
ソフトウェアのアップグレードを検討する際には、[シスコのセキュリティアドバイザリおよびアラート(Cisco Security Advisories and Alerts)] ページで入手できるシスコ製品のアドバイザリを定期的に参照して、侵害を受ける可能性と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
出典
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.0 | 初回公開リリース | — | Final | 2019 年 1 月 9 日 |
利用規約
本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
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