Medium
Medium
日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
Cisco UmbrellaのURLブロックページの脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者が、Umbrellaによって保護されているネットワーク内のユーザに対してクロスサイトスクリプティング(XSS)攻撃を実行する可能性があります。
この脆弱性は、そのページに渡される入力パラメータの検証が不十分であることに起因します。攻撃者は、悪意をもって巧妙に細工されたリンクをクリックするようにインターフェイスのユーザを誘導することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。エクスプロイトに成功すると、攻撃者はインターフェイスのコンテキストで任意のスクリプトコードを実行したり、ブラウザの機密情報にアクセスしたりする可能性があります。
この脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20190417-umbrella-xss
該当製品
脆弱性のある製品
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
この脆弱性に対処する回避策はありません。
修正済みソフトウェア
Cisco Umbrellaでは、本アドバイザリに記載された脆弱性に対処するために必要な措置を事前に実施しています。シスコは、この脆弱性を修正するために必要なソフトウェアアップデートや設定変更は、シスコが管理するインフラストラクチャに適用されるため、お客様のアクションは必要ないと判断しています。お客様は、クラウドサービスのGUIのHelpセクションを参照して、現在の修復ステータスまたはソフトウェアバージョンを確認できます。
ご不明な点がございましたら、Cisco Technical Assistance Center(TAC)または契約したメンテナンスプロバイダーまでお問い合わせください。
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
出典
シスコは、この脆弱性を報告していただいた独立したセキュリティ研究者であるZachary Swanson氏に感謝いたします。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.1 | Cisco Umbrellaはクラウドベースであることを示しました。この脆弱性に対処するためにお客様が行う必要がある操作はないことに注意してください。 | 「該当製品」、「修正済みソフトウェア」 | Final | 2019年5月8日 |
1.0 | 初回公開リリース | — | Final | 2019 年 4 月 17 日 |
利用規約
本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
本アドバイザリの記述内容に関して情報配信の URL を省略し、単独の転載や意訳を施した場合、当社が管理した情報とは見なされません。そうした情報は、事実誤認を引き起こしたり、重要な情報が欠落していたりする可能性があります。 このドキュメントの情報は、シスコ製品のエンドユーザを対象としています。