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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
Cisco IP Phone 7800シリーズおよび8800シリーズ用のCisco SIP IP Phoneソフトウェアの脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者が該当の電話機でサービス妨害(DoS)状態を引き起こす可能性があります。
この脆弱性は、入力Session Initiation Protocol(SIP)パケットの不十分な検証に起因します。攻撃者は、登録プロセス中に該当の電話機に送信されるSIP応答を変更することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。不正利用に成功すると、攻撃者は電話機をリブートさせ、登録プロセスを完了させる可能性があります。
この脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20190703-ip-phone-sip-dos
該当製品
このアドバイザリに記載されている情報は、公開時点で入手可能な最善の情報です。最も完全で、正確で、最新の情報については、関連するバグIDのリリースノートを参照してください。
ソフトウェアのアップグレードを検討する際には、[シスコのセキュリティアドバイザリおよびアラート(Cisco Security Advisories and Alerts)] ページで入手できるシスコ製品のアドバイザリを定期的に参照して、侵害を受ける可能性と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。
追加情報が必要な場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)または契約したメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
脆弱性のある製品
本脆弱性は、以下のシスコ製品に影響します。
- IP Conference Phone 7832
- IP Conference Phone 8832
- IP Phone 7800 シリーズ マルチプラットフォーム ファームウェア
- IP Phone 7811
- IP Phone 7821
- IP Phone 7841
- IP Phone 7861
- IP 電話 8800 シリーズ
- IP Phone 8800シリーズ – VPN機能
- IP Phone 8811
- IP Phone 8841
- IP Phone 8845
- IP Phone 8845 マルチプラットフォーム ファームウェア
- IP Phone 8851
- IP Phone 8861
- IP Phone 8865
- IP Phone 8865 マルチプラットフォーム ファームウェア
該当するソフトウェアリリースの詳細については、このアドバイザリの冒頭にあるCisco Bug IDを参照してください。
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
このアドバイザリの脆弱性のある製品セクションに記載されている製品のみが、この脆弱性の影響を受けることが分かっています。
修正済みリリース
修正済みソフトウェア リリースの詳細については、本アドバイザリ上部の Cisco Bug ID を参照ください。
回避策
この脆弱性に対処する回避策はありません。
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
出典
この脆弱性を報告していただいたxen1thLabsのThomas Sabono氏に感謝いたします。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.1 | 該当製品のリストからUnified IP Conference Phone 8831を削除 | 該当製品 | Final | 2019年7月8日 |
1.0 | 初回公開リリース | — | Final | 2019 年 7 月 3 日 |
利用規約
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