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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
Cisco Prime Infrastructure(PI)およびCisco Evolved Programmable Network Manager(EPNM)のWebベース管理インターフェイスにおける脆弱性により、認証されたリモートの攻撃者が該当システムでSQLインジェクション攻撃を実行する可能性があります。
この脆弱性は、ユーザーが送信したパラメータの不適切な検証に起因します。攻撃者は、アプリケーションに対して認証を行い、悪意のある要求を該当システムに送信することで、この脆弱性をエクスプロイトする可能性があります。エクスプロイトに成功すると、攻撃者は基盤となるデータベースに保存されている機密情報を取得および変更できる可能性があります。
シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。この脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-pi-sql-inj-KGLLsFw8
該当製品
脆弱性のある製品
公開時点では、この脆弱性は、リリース3.7.1アップデート01およびリリース3.8アップデート02より前のCisco Prime Infrastructureソフトウェアリリース、および5.1.3より前のCisco EPNMソフトウェアリリースに影響を与えました。
最も完全で最新の情報については、このアドバイザリの上部にあるバグ ID の詳細セクションを参照してください。
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
この脆弱性に対処する回避策はありません。
修正済みソフトウェア
ソフトウェアのアップグレードを検討する際には、[シスコのセキュリティアドバイザリおよびアラート(Cisco Security Advisories and Alerts)] ページで入手できるシスコ製品のアドバイザリを定期的に参照して、侵害を受ける可能性と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
修正済みリリース
公開時点では、Cisco Prime Infrastructureソフトウェアリリース3.7.1アップデート01以降およびCisco EPNMソフトウェアリリース5.1.3以降にこの脆弱性に対する修正が含まれています。
最も完全で最新の情報については、このアドバイザリの上部にあるバグ ID の詳細セクションを参照してください。
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
出典
シスコは、この脆弱性を報告していただいたセキュリティ研究者のBasim Alabdullah氏に感謝いたします。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.1 | タイトルといくつかのセクションを更新して、Cisco EPNMを含めました。 | タイトル、概要、脆弱性のある製品、修正済みソフトウェア | Final | 2022 年 1 月 6 日 |
1.0 | 初回公開リリース | — | Final | 2020 年 6 月 3 日 |
利用規約
本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
本アドバイザリの記述内容に関して情報配信の URL を省略し、単独の転載や意訳を施した場合、当社が管理した情報とは見なされません。そうした情報は、事実誤認を引き起こしたり、重要な情報が欠落していたりする可能性があります。 このドキュメントの情報は、シスコ製品のエンドユーザを対象としています。