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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
Cisco Vision Dynamic Signage DirectorのWebベース管理インターフェイスにおける脆弱性により、管理資格情報を持つ認証されたリモートの攻撃者が、該当システムでSQLインジェクション攻撃を実行する可能性があります。
この脆弱性は、ユーザが送信したパラメータの検証が不適切であることに起因します。攻撃者は、Webベースの管理インターフェイスに認証され、該当システムに悪意のある要求を送信することで、この脆弱性をエクスプロイトする可能性があります。エクスプロイトに成功すると、攻撃者はハッシュされたユーザクレデンシャルを含む、基盤となるデータベースに保存されているデータを取得できる可能性があります。この脆弱性を不正利用するには、攻撃者は有効な管理者クレデンシャルを必要とします。
シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。この脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-visio-dir-sql-inj-fPm3MPfT
該当製品
脆弱性のある製品
この脆弱性は、公開時点で、リリース6.2 SP5より前のCisco Vision Dynamic Signage Directorリリースに影響を与えました。
最も完全で最新の情報については、このアドバイザリの上部にあるバグ ID の詳細セクションを参照してください。
注:Cisco StadiumVisionとCisco Vision Dynamic Signage Directorは同じ製品です。リリース6.0より前では、この製品の名前はCisco StadiumVisionでした。リリース6.0では、この製品はCisco Vision Dynamic Signage Directorと名付けられています。
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
この脆弱性に対処する回避策はありません。
修正済みソフトウェア
ソフトウェアのアップグレードを検討する際には、シスコ セキュリティ アドバイザリ ページで入手できるシスコ製品のアドバイザリを定期的に参照して、侵害を受ける可能性とアップグレード ソリューション一式を確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
修正済みリリース
公開時点では、Cisco Vision Dynamic Signage Directorリリース6.2 SP5以降にこの脆弱性に対する修正が含まれています。
最も完全で最新の情報については、このアドバイザリの上部にあるバグ ID の詳細セクションを参照してください。
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
出典
本脆弱性は、シスコ内部でのセキュリティ テストによって発見されました。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.0 | 初回公開リリース | — | Final | 2020 年 7 月 15 日 |
利用規約
本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
本アドバイザリの記述内容に関して情報配信の URL を省略し、単独の転載や意訳を施した場合、当社が管理した情報とは見なされません。そうした情報は、事実誤認を引き起こしたり、重要な情報が欠落していたりする可能性があります。 このドキュメントの情報は、シスコ製品のエンドユーザを対象としています。