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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
Cisco SD-WANソフトウェアのイメージ署名検証機能における脆弱性により、管理者レベルのクレデンシャルを持つ認証されたリモートの攻撃者が、該当デバイスに悪意のあるソフトウェアパッチをインストールする可能性があります。
この脆弱性は、パッチイメージのデジタル署名の不適切な検証に起因します。攻撃者は、署名のないソフトウェアパッチを巧妙に細工して署名チェックをバイパスし、該当デバイスにロードすることで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。エクスプロイトに成功すると、攻撃者は悪意のあるソフトウェアパッチイメージを起動できる可能性があります。
シスコはこのアドバイザリに記載された脆弱性に対処するソフトウェア アップデートを提供しています。この脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-sdwan-sigverbypass-gPYXd6Mk
該当製品
脆弱性のある製品
この脆弱性の公開時点では、次のリリースより前のCisco SD-WAN vEdgeルータソフトウェアおよびCisco SD-WAN vManageソフトウェアのリリースに影響がありました。
- 18.4.5
- 19.2.2
- 20.1.1
- 20.3.1
- 20.4.1
最も完全で最新の情報については、このアドバイザリの上部にあるバグ ID の詳細セクションを参照してください。
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
この脆弱性に対処する回避策はありません。
修正済みソフトウェア
ソフトウェアのアップグレードを検討する際には、シスコ セキュリティ アドバイザリ ページで入手できるシスコ製品のアドバイザリを定期的に参照して、侵害を受ける可能性とアップグレード ソリューション一式を確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
修正済みリリース
公開時点では、Cisco SD-WAN vEdgeルータソフトウェアおよびCisco SD-WAN vManageソフトウェアの次のリリースに、この脆弱性に対する修正が含まれていました。
- 18.4.5 以降
- 19.2.2 以降
- 20.1.1 以降
- 20.3.1 以降
- 20.4.1 以降
最も完全で最新の情報については、このアドバイザリの上部にあるバグ ID の詳細セクションを参照してください。
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
出典
この脆弱性は Cisco TAC サポートケースの解決中に発見されました。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.0 | 初回公開リリース | — | Final | 2021-MAR-03 |
利用規約
本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
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