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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
Cisco Webex MeetingsおよびCisco Webex Meetings Serverソフトウェアのユーザインターフェイスの脆弱性により、認証されたリモートの攻撃者が会議の招待メールにハイパーリンクを挿入する可能性があります。
この脆弱性は、入力に対する不十分な検証に起因します。攻撃者は、ユーザインターフェイスのフィールドにURLを入力することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。エクスプロイトに成功すると、攻撃者は選択した宛先へのリンクを含むWebex Meetings招待メールを生成できる可能性があります。この電子メールは信頼できる送信元から送信されるため、受信者がリンクをクリックする可能性が高くなります。
シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。この脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-wbx-linkinj-WWZpVqu9
該当製品
脆弱性のある製品
この脆弱性は、公開時点で次のシスコ製品に影響を与えました。
- Webex Meetingsのリリース41.1.0より前のリリース(クラウドベース)
- Webex Meetings Server 3.0のリリース3.0MR3セキュリティパッチ5より前のリリース
- Webex Meetings Server 4.0のリリース4.0MR3セキュリティパッチ4より前のリリース
最も完全で最新の情報については、このアドバイザリの上部にあるバグ ID の詳細セクションを参照してください。
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
この脆弱性に対処する回避策はありません。
修正済みソフトウェア
ソフトウェアのアップグレードを検討する際には、シスコ セキュリティ アドバイザリ ページで入手できるシスコ製品のアドバイザリを定期的に参照して、侵害を受ける可能性とアップグレード ソリューション一式を確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
修正済みリリース
シスコは、クラウドベースのCisco Webex Meetings 41.1.0でこの脆弱性に対処しています。ユーザの対処は必要ありません。サービス GUI のヘルプ機能を使用すると、現在の修復ステータスやソフトウェアバージョンを確認できます。その他の情報が必要な場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
公開時点では、Cisco Webex Meeting Serverリリース3.0MR3セキュリティパッチ5以降およびリリース4.0MR3セキュリティパッチ4以降には、この脆弱性に対する修正が含まれています。
最も完全で最新の情報については、このアドバイザリの上部にあるバグ ID の詳細セクションを参照してください。
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
出典
この脆弱性を報告していただいたeSec Forte TechnologiesのAbhinav Khanna氏に感謝いたします。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.0 | 初回公開リリース | - | Final | 2021 年 2 月 3 日 |
利用規約
本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
本アドバイザリの記述内容に関して情報配信の URL を省略し、単独の転載や意訳を施した場合、当社が管理した情報とは見なされません。そうした情報は、事実誤認を引き起こしたり、重要な情報が欠落していたりする可能性があります。 このドキュメントの情報は、シスコ製品のエンドユーザを対象としています。