High
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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
Cisco Umbrella仮想アプライアンス(VA)のキーベースのSSH認証メカニズムの脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者がVAを偽装する可能性があります。
この脆弱性は、スタティックSSHホストキーが存在することに起因します。攻撃者は、Umbrella VAへのSSH接続で中間者攻撃を実行することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。エクスプロイトに成功すると、攻撃者は管理者クレデンシャルの学習、設定の変更、またはVAのリロードを行うことができます。
注:SSHは、Umbrella VAではデフォルトで有効になっていません。
シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。この脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://tools.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-uva-static-key-6RQTRs4c
該当製品
脆弱性のある製品
この脆弱性は、3.3.2より前のソフトウェアバージョンを実行しているVMWare ESXiとHyper-Vの両方のCisco Umbrella仮想アプライアンスに影響を与えます。
ソフトウェア バージョンの判別
VAのバージョンを確認するには、ハイパーバイザコンソールでVAを開くか、次のようにUmbrellaダッシュボードに移動します。
[Deployments] > [Configuration] > [Sites and Active Directory]
SSHが有効になっているかどうかを確認するには、ハイパーバイザコンソールにログインし、Ctrl+Bキーを押して設定モードに入り、config va showコマンドを入力します。
次の例は、SSHが有効なデバイスに対するconfig va showコマンドの出力を示しています。
~ $ config va show
Virtual Appliance Configuration
Name:
Local DNS -
ip address :
DNSSEC : disabled
Internal Domains Count: 0
Resolvers: 208.67.220.220 208.67.222.222
SSH access : enabled
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
回避策
この脆弱性に対処する回避策はありません。
修正済みソフトウェア
シスコはこのアドバイザリに記載された脆弱性に対処する無償のソフトウェアアップデートをリリースしています。通常のソフトウェアアップデートが含まれるサービス契約をお持ちのお客様は、通常のアップデートチャネルからセキュリティ修正を取得する必要があります。
お客様がインストールしたりサポートを受けたりできるのは、ライセンスをご購入いただいたソフトウェア バージョンとフィーチャ セットに対してのみとなります。そのようなソフトウェアアップグレードをインストール、ダウンロード、アクセスまたはその他の方法で使用した場合、お客様は以下のリンクに記載されたシスコのソフトウェアライセンスの条項に従うことに同意したことになります。
https://www.cisco.com/c/en/us/products/end-user-license-agreement.html
また、お客様がソフトウェアをダウンロードできるのは、ソフトウェアの有効なライセンスをシスコから直接、あるいはシスコ認定リセラーやパートナーから取得している場合に限ります。通常、これは以前購入したソフトウェアのメンテナンス アップグレードです。無償のセキュリティ ソフトウェア アップデートによって、お客様に新しいソフトウェア ライセンス、追加ソフトウェア フィーチャ セット、またはメジャー リビジョン アップグレードに対する権限が付与されることはありません。
Cisco.com の Cisco Support and Downloads ページには、ライセンスとダウンロードに関する情報が記載されています。このページには、[マイデバイス(My Devices)] ツールを使用するお客様のカスタマーデバイスサポート範囲も表示できます。
ソフトウェアのアップグレードを検討する際には、シスコ セキュリティ アドバイザリ ページで入手できるシスコ製品のアドバイザリを定期的に参照して、侵害を受ける可能性とアップグレード ソリューション一式を確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
サービス契約をご利用でないお客様
シスコから直接購入したが Cisco Service Contract をご利用いただいていない場合、また、サードパーティベンダーから購入したが修正済みソフトウェアを POS から入手できない場合は、Cisco TAC に連絡してアップグレードを入手してください。https://www.cisco.com/c/en/us/support/web/tsd-cisco-worldwide-contacts.html
無償アップグレードの対象製品であることを証明していただくために、製品のシリアル番号と、本アドバイザリの URL をご用意ください。
修正済みリリース
次の表に示すように、該当する修正済みのソフトウェアリリースにアップグレードすることをお勧めします。
Cisco Umbrella 仮想アプライアンスソフトウェアのリリース | First Fixed Release(修正された最初のリリース) |
---|---|
3.2 以前 | 修正済みリリースに移行。 |
3.3 | 3.3.2 |
Product Security Incident Response Team(PSIRT; プロダクト セキュリティ インシデント レスポンス チーム)は、このアドバイザリに記載されている該当するリリース情報と修正されたリリース情報のみを検証します。
不正利用事例と公式発表
Cisco PSIRT では、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表は確認しておりません。
出典
シスコは、この脆弱性を報告していただいた Pinnacol Assurance 社の Fraser Hess 氏に感謝いたします。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.0 | 初回公開リリース | — | 最終版 | 2022 年 4 月 20 日 |
利用規約
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