Informational
Informational
日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
Cisco OpenDNSサービスは、キューに入れられた大量のDNS要求を受信した場合の不適切な処理が原因で、DNSパルス攻撃に対して脆弱でした。この攻撃は、一般的に実装されている複数のDNSメカニズムを利用します。DNSクエリは低レートで送信され、大規模な応答に増幅されます。これにより、DNS応答が短く大量のバーストに集中され、ターゲットシステムが過負荷状態になります。
回避策
この問題に対処する回避策はありません。
修正済みソフトウェア
シスコは、クラウドベースのCisco OpenDNSでこの問題に対処しています。ユーザの対処は必要ありません。サービス GUI のヘルプ機能を使用すると、現在の修復ステータスやソフトウェアバージョンを確認できます。
その他の情報が必要な場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、このアドバイザリに記載されている攻撃に対して概念実証ガイドラインが利用可能であることを認識しています。
Cisco PSIRTでは、本アドバイザリに記載されている本攻撃の不正利用事例は確認しておりません。
出典
この問題を報告していただいた清華大学NISLラボのShang Li氏に感謝いたします。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.1 | 脆弱性への参照を削除するように更新。 | タイトル、脆弱性ソース | Final | 2024年5月23日 |
1.0 | 初回公開リリース | — | Final | 2024年5月20日 |
利用規約
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