はじめに
このドキュメントでは、Cisco Customer Voice Portal(CVP)Call Studio WebサービスのTLS 1.2サポートを有効にする方法について説明します。
前提条件
要件
次の項目に関する知識があることが推奨されます。
- CVPコールスタジオ
- Transport Layer Security(TLS)
- Java Runtime Environment(JRE)
このドキュメントの情報は、次のソフトウェアのバージョンに基づいています。
- CVP Server 11.5
- CVP Call Studio 11.5
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな(デフォルト)設定で作業を開始しています。本稼働中のネットワークでは、各コマンドによって起こる可能性がある影響を十分確認してください。
問題の要約
Call Studio Web Service Elementでは、Web Service ServerがTLS1.2をサポートしている場合でも、TLS 1.0がネゴシエートされます。
考えられる原因
JRE 7はデフォルトでTLS1.0を使用します。
推奨処置
パッチCVP 10.5 - ES24(非推奨)およびES26、CVP 11.0 - ES23、CVP 11.5 - ES7をそれぞれUnified CVPリリース10.5、11.0、および11.5用にインストールします。
このパッチは、JavaにTLS 1.2のコンテキストを設定するように強制するため、CVPからの発信https要求はすべてTLS 1.2を使用します。
注:この不具合CSCvc39129は、この問題のためにオープンされました。