概要
このドキュメントでは、progger(ルータ + ロガー + ペリフェラル ゲートウェイ)およびコンボ サーバとして動作している CUIC/LD を使用してライブ データ(LD)機能を設定するために必要な手順について説明します。
前提条件
要件
次の項目に関する知識が推奨されます。
- Unified Contact Center Enterprise(UCCE)ソリューション
- Cisco ライブ データ機能
使用するコンポーネント
このドキュメントの情報は、UCCE バージョン 11.5(1) に基づいています。
本書の情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されたものです。 このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。 稼働中のネットワークで作業を行う場合、コマンドの影響について十分に理解したうえで作業してください。
説明
バージョン 11.5(1) で LD 機能と Progger および CUIC\LD \アイデンティティ サービス(IDS)コンボ ボックスを連携させるには、次の手順に従います。
導入タイプ
UCCE 11.5(1) バージョンでは、2000 エージェント ソリューションが同一サーバ上で CUIC\LD および IDS サービスを実行できます。 ただし、管理サーバ(AW)導入タイプのセクションには、次の図に示すように、2000 Rogger タイプを選択するオプションがありません。
この導入を実現するための回避策として、progger サーバを 2000 エージェントの ova テンプレートと共にインストールし、AW で [UCCE: 4000 Agents Roggers] 導入タイプを図に示すように選択する方法があります。
AW サーバへの LD サーバの接続
set live-data aw-access primary <fqdn> <port> <dbinstance> <dbuser> <dbpwd> コマンドにより、プライマリ AW サーバとセカンダリ AW サーバへのアクセスが設定されます。
注: ライブ データ SQL ユーザが AW で作成され、このユーザに適切な権限が付与されていることを前提とします。
マシン サービス レコードへの LD サーバの接続
一般に、ライブ データ サーバをマシン サービス レコードに接続するには、set live-data machine-services <user@domain> <pwd> コマンドを使用します。 ただしこの場合、同じ CUIC サーバで LD サービスが実行されているため、このコマンドの実行が失敗し、次のメッセージが表示されます。
set live-data machine-services user@domain XXXXXX
Error: command not valid for co-resident deployment. Use System Inventory in Unified CCE Administration tool.
LD がマシン サービス レコードを確認するようにするには、AW 導入設定ページでインベントリに CUIC\LD コンボ サーバを追加します。
CUIC での LD データ ソースの設定
set live-data cuic-datasource cuic-addr cuic-port CUIC\cuic-user cuic-pwd により、CUIC サーバへのストリーミング データソース接続が設定されます。 この時点でストリーミング ソースが作成されますが、まだ稼働していません。
ストリーミング データ ソースの有効化
ストリーミング ソースを有効化するには、次の手順を実行します。
- CUIC\LD サーバを再起動し、次に progger をリブートします。
- この導入で自己署名証明書が使用される場合は、CUIC\LD 証明書をブラウザのルート コンテナにインポートします。
注意: この記事では、通常はラボ環境で使用される非常に特殊な導入環境を中心に説明しています。 LD の設定手順と前提条件の詳細については、UCCE 設計ガイドを参照してください。